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飲食業界のこれから ~僕と会社のできる事~

知人の飲食店の方が、林修さんのチャンネルへのリンクを上げていました。

天才飲食店プロデューサー稲田俊輔が食べログの正しい見方伝授。そして飲食業界の今を問う!

https://www.youtube.com/watch?v=DP6M0sbsMgw


飲食店は安すぎる?

稲田俊輔さんのお名前はもともと知っていましたが、
とても頷ける内容だったので
ついつい色んな方に見ていただきたく思い紹介したくなりました。

最初の話題である「不当に安い・デカ盛りの店が飲食店全体の首を絞める」という話は
僕も常々思っていたことで、結局これがあるから飲食店全体の相場が上がらず、
結果として利益率が上がっていかず、従業員の給与相場も低いままなんですよね。

外食って、もっと特別なもの。
お金を払う価値のあるもの。業界全体としてそうなっていくべきことだと僕は考えているので
名のある方の力強い言に大きく頷きました。

安かろう、悪かろうのお店は正直どうでもいいのです。
今の世の中、中身がない飲食店はすぐになくなっていきます。

問題は、安いお店が十分美味しかったり
心温まる良いお店だったりすることかなと思います。

安くて美味い、ありがたいですよね。
動画内で林さんが言っている通り、日本はずっと不況で
30年間給与相場は上がっていません。

牛丼400円でおなか一杯になれば、それで良しという層は一定数必ずいます。

ですが、個人のお店が理想を追求して飲食店を作るのに
その土俵では決して戦ってはいけません。
大きな会社には勝てるわけがないのです。

なので、大手企業では味わえない、そのお店ならではの価値の創生。
そこがポイントになってくるのでしょう。

そこにしかないものを求めて高いお金を払う。
そんな価値観の方々を相手にする。

そんな客層を代表するひとつが、次項に繋がります。

飲食店にお金を使うのは飲食店の人から。

上に紹介した稲田さんは、ご本人が「食べるのが異常に好き」と自己紹介しています。
このように、飲食の仕事が好きな人は食べる事・飲む事が大好きな人が多いです。

僕もそんな一人。

今まで本当に飲食費にお金を使いました。
これからも、エンゲル係数高めな人生を歩んでいくことは間違いないでしょう。

もちろん雇われている時の給与はあまり多くなく、
高級レストランに行こうものなら決死の覚悟が必要でした。
元が高いお店でなくとも、興が乗って楽しもうと思うと1万円や2万円はすぐに無くなっていきます。

このように、
飲食業界の方は、無理して飲食費を出している方が多くなりがちだと思っています。

それでも多少お金を出してでも味わいたい、
”価値のある食事や時間” を提供するお店がどんどん売れて、利益を得ていくべきだし
そんなお店に勉強に行って吸収したものを、自分の仕事に活かそうとする飲食人がどんどん増えていくべきです。

飲食店に従事する人々が少しでも多く飲食店にお金を使える状況を作ることが
現状の改善に繋がると信じて
弊社では、正社員スタッフに対して「月に〇万円 領収書を切って飲食費に充てていい」という制度があります。
過去お世話になっていた会社に同じ制度があったので、いの一番に真似させてもらいました。

サービス業は、サービスをいっぱい受けたことがある人の方が強い。
これは間違いないです。

もちろん、何も考えずにお金を払ってサービスを受けるのと
受けたサービスを自分の血肉にするつもりでサービスを受けるのとでは大きく違いがありますが、
受けた経験の多寡は自身の仕事へ大きく関わってくることと思います。

飲食業界の経済が回ること、
それによって若手スタッフが知識や経験を積めるチャンスが増えること
良い循環を目指していきたいものです。


赤井

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