みなさんこんにちは、人事部インターン生の舘野です。
今回は、新卒で鎌倉新書に入社した社員のインタビュー第2回。
入社2年目、法人営業を担当する矢野美紗子へのインタビューの様子をお届けします!
プロフィール
ライフエンディング 事業1部 ビジネスコンサルティング グループ所属
京都府京都市出身。関西大学を卒業後、2年間は家電メーカーの販売商社で法人営業を経験。その後、國學院大學大学院に入学し、宗教について学ぶ。大学院を卒業後、新卒として2018年4月に鎌倉新書に入社。
休日の過ごし方
映画を見たり、サウナでストレス発散したり、お寺や神社を巡ったりするのが好き。友達と海外旅行に行ったり、一人で旅行に行くことも。
\30秒でわかる!インタビューのポイント/
✔ 面接で自分のやりたいことをワクワクして話せた、2回目の就職活動
✔ 提携しているサービスパートナーさんやユーザーさんからの「ありがとう」がやりがい
✔ フラットなコミュニケーションとオーナーシップという組織文化を実感
自分がやりたいこと、目指したいことに向き合えた2度目の就職活動
ーー矢野さんは、大学卒業後、一度企業に就職をしてから、また大学院に進学していますよね。最初の就職活動はどうでしたか?どんな軸で進めていたのでしょうか?
1回目はたくさん企業説明会にいって、たくさんESを書いて普通に就活をしました。60~70社以上、受けたと思います。
人の生活に寄り添っている仕事や業界で探していたので、流通や家電、あとはメーカーをメインに受けました。明確な就活の軸は…、今思い出せないぐらいなかったってことですね(笑)。名が通っている大きい会社に行けばいいと思っていました。無事に大手の家電メーカーから内定をいただくことができ、そのまま入社をしたのが1回目です。
それから2年間、家電量販店さんと一緒に、自分のメーカーの販売促進の提案や、店舗のフォローをする法人営業の仕事をしていました。
ーーその仕事を辞める理由はなんだったのでしょうか?
「ありがとう」が見えなかったんですよね。冷蔵庫とか洗濯機ってつぶれたら、買いますよね。家電は私が頑張らなくてもどんどん売れるし、実際に売るのは家電量販店の人なので、自分が売っているわけではないし。自分の営業としての数字が、自分がつくった数字だっていう風に一切感じられなかったんです。
あとはそもそも家電を拡販することが、社会における自分の使命だとはあまり感じられなかったというのもあるかもしれないですね。
ーー仕事を辞めて大学院に進学し、その後鎌倉新書に入社されるんですよね。2回目の就職活動は、1回目とはどう違いましたか?
まず、2回目の就職活動では、やりたい仕事や業界が明確に決まっていました。大学院で学んだ宗教について、さらに考えていけるようなところが良かったので、出版社や、宗教情報専門の新聞社、ムスリムの観光客向けのツアー会社などを見ていました。その中で、たまたま鎌倉新書を見つけたんです。「仏 会社」とかで調べたんじゃないかな、たぶん(笑)
※鎌倉新書は、毎月1日に供養業界のビジネス情報誌「仏事」を出版しています。
1回目の就活で、後悔したことが大きく2つあって、それは早く決めようとしすぎたことと、他の人からどう見られるかをすごく意識してしまったことです。大きい会社にはいったら…とか、友達はこういう会社受けてるし…とか、人と比較してばかりで、自分がやりたいことや、自分が仕事を通して成し遂げたいことっていうのを考えずに就職先を決めてしまったんです。
2回目の就職活動で、鎌倉新書を選んだ理由を改めて振り返ると、1回目の就職活動のときとは、考え方が全然違っていたなあと思います。鎌倉新書は小さい会社だし、名が知れているわけでもありません。だけど私がやりたいことや目指したいことにぴったりはまっていたのが、この会社だったんです。
例えば、「これから日本社会において、宗教がどういう役割や機能を果たしていくんだろう」とか、「お墓が変化していると言われているけど、実際今後どうなっていくんだろう」って考えたり、お寺さまと一緒に何かできることをやってみたりできるのは、鎌倉新書だなと思いました。
だから、就活する人には、「自分はその会社に入って何がしたいんだろう」とか、「どんなワクワクがあるだろう」っていうのを意識してほしいと思っています。
逆に、人と比べたりとか、焦ったりとか、しちゃうことは分かるけど、絶対にやってほしくないです。人と比べてしまって惑わされそうになるけど、最終的に自分が納得のいくところに決まるためには、自分がやりたいことをじっくり考えて動いた方がいいと思います。「時間はかけてもいいから、焦らず自分らしさを忘れずに就職活動をしましょう」っていうのを、もう、全国の就活生に伝えたいです(笑)
私たちは「ありがとう」あってこそ。1人ひとりが業界の未来まで考える
ーー矢野さんは、今鎌倉新書でどんなお仕事をされているんですか?
今は石材店さまや納骨堂の販売会社さま、お寺さまがサービスパートナーで、「いいお墓」(https://www.e-ohaka.com/)というサイトを通してお墓の販促を一緒に行っています。
具体的には、うちのポータルサイト「いいお墓」に掲載していただいたり、サイトのコンテンツを一緒につくったり、より集客につながっていくような広告や販促の提案を行っています。
ーーお仕事をする中で、鎌倉新書の理念を感じる瞬間はありますか?
※鎌倉新書の理念「私たちは、人と人とのつながりに『ありがとう』を感じる場面のお手伝いをすることで、豊かな社会づくりに貢献します。」
そうですね、鎌倉新書では「自分たちが良ければいい」という考え方をする人が全くいないと思っています。サイトをつくるのも、お客さまにご案内するのも、全部自分たちが良ければいいっていうのではなくて、サービスパートナーさまと、ユーザーさまの両方からの「ありがとう」のためにやっています。
実際、その両方が「ありがとう」を言ってくれないと、うちはお金をいただけない会社だなって思うし、そういうことを感じますね。「ありがとう」があってこそ、私たちは儲けさせていただいているんだなっていうのを、事業部であれ、管理部であれ、そういう意識をもっていると思います。
鎌倉新書の立ち位置って、インターネットを活用して集客のお手伝いをすることで、業界を応援することもできれば、下手すれば業界をつぶしてしまうような可能性をはらんでいると思います。だから、自分たちが今儲かればいいっていうんじゃなくて、業界が10年後や20年後、どうなっていきたいんだろうとか、どうあるべきなんだろうみたいなところまで考える責任があると思っているし、そういう意識をもって仕事をしないといけないなと思っています。
樹木葬や墓じまいが、業界として流行っているからそれでいいかっていうとそうではなくて、その先のお骨や、家々の供養がどうなるんだろうというのを鎌倉新書の社員一人ひとりが考える必要があります。それはお墓でも、葬儀でも、同じです。
ーーお仕事をしていてどんな時にやりがいを感じますか?
一番うれしいときは、自分の担当のサービスパートナーさまから電話で「ご成約になったよ」ってご報告をいただけるときですね。
お客さまの視点に立つと、お墓の購入っていう、一生に一度あるかないかの大きな買い物をするきっかけとして「いいお墓」が役に立ったっていうのがすごく嬉しいなと思っています。
以前、奈良に出張に行ったときに、「いいお墓」がご紹介したお客さまのお墓を見せてもらったんですが、たぶんさっきか昨日ぐらいにいらしゃったんだろうなっていう、活き活きとしたみずみずしいお花が手向けてあったのを見かけたときは、この仕事をやる意義を誇らしく感じました。
私たちの仕事は、最終的にお客様がお墓を購入する瞬間が見えないので、「お客さまがどういうご縁を結んでくれたんだろう」、「最終的にどういうお話でここに決めてくれたんだろう」っていうのを見失いがちだけど、実際にあのお花を見たときは「ああ、この方にとって一生大切にしたいと思える場所である、お墓を買うきっかけに『いいお墓』がなったんだな」っていうのを実感して、すごくやりがいを感じましたね。
1人ひとりが鎌倉新書でやりたいことを実現しようとしているのが魅力
ーー鎌倉新書の魅力を教えてください。
面接のときに、「何をやりたいですか?」って聞かれたことが印象的でした。それを考えられたからこそ、ここに入りたいって思ったんです。自分のやりたいことをウキウキして話すことができたし、それを聞いてくれたっていうのがすごくうれしかったですね。
だからこそ、会社を辞めて大学院に戻ったのが、すごくプラスに働いたなって思いました。ちょっと変わったキャリアを「それ面白いね」って言ってくれる会社に出会えたっていうのが、すごくうれしかったです。
鎌倉新書は、いろんな業界からいろんな人が来てるけど、向かっている先が一緒だなと強く思います。プラットフォームの仕事をしていた人、営業をバリバリやっていた人、葬儀社からいらした人とか、それぞれ鎌倉新書でやりたいことを持ってきているなと思いますね。それがまとまっているのがすごいですよね。
※鎌倉新書は、終活の領域において世の中で一番「ありがとう」を生み出し続けることを目指しています。
それから、実際に働く中で、フラットで密なコミュニケーションが特徴だなと感じています。人に関心がないと仕事も円滑にいかないと私は思っているのですが、そういうやりづらさを一切感じたことがないので、文化として根付いているなと思います。
「オーナーシップ」という組織文化もあるんですが、実際にそういう仕事が任されます。1年目とか2年目でも、業務量があるし、自分がやらないといけない任務があるし、誰もフリーライダーになれないと思う。みんながそれぞれにオーナシップを持っていると思います。
編集後記
2年目ながら、さっそく新入社員の教育係となり忙しい毎日を送る矢野さん。鎌倉新書で、自分がやりたいこと、成し遂げたいことを実現しようとしていることが伝わってきました。