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Last Updated: 2023/05/02
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「ゆるめ社内ラジオ」として社内配信するJIC FM。その内容を一部ご紹介しています!今回のテーマは「新体制について:エンジニア編」。6月に社内体制の変更がありましたが、変更後に生じた変化などについてエンジニアの視点から話していただきました。ゲストとパーソナリティは、こちらのメンバー。
ー ゲスト:Backend Engineer 林さん
会社員、フリーランスとしてBtoB SaaS数社で働いた後、2022年9月ジャストインケースグループに入社。主にtoB事業であるジャストインケーステクノロジーズのバックエンドエンジニアを務める。
ー パーソナリティ:Customer Service&代理店管理 内田さん
新卒で教育系の会社に就職後、保険代理店に転職し損保事務として7年間勤務。2022年6月ジャストインケースに入社し、主に代理店管理を務める。
目次
趣味はボードゲーム
プロダクトとチームの魅力が入社の決め手
正直ショックだった体制変更
お客様との距離が近くなり、より主体的な開発が可能に
林:林です。体制変更前はjoinsureのEngage、変更後はSquad Cに所属していて、職種は主にBackend Engineerです。よろしくお願いします。
内田:趣味はありますか?
林:ボードゲームとか好きですね。先日もボードゲームカフェに行きました。
内田:ボードゲームカフェって、知らない人とゲームをするんですか?
林:そういうパターンもあります。ぼくは知り合いと行くことが多いんですけど、お店によってはおひとり様専用の時間があって、初めましての方同士でやることもありますね。
内田:なるほど。ちなみに最近ハマっているボードゲームはありますか?
林:最近遊んだ中では「Dice Forge」というゲームが面白かったです。ただ、あまり1つのボードゲームを何回も遊ぶことは少なく、毎回違ったボードゲームで遊ぶことが多いかもしれません。
内田:入社のきっかけは何ですか?
林:入社する1年ほど前に遡りますが、前職の同僚がjustInCaseTechnologies(以下、JICT)で働いていて、当時あった石垣島のサテライトオフィスに招待してもらったことがきっかけです。そこで小笠原さんを含め数名の方にお会いし、色々お話することで面白そうな会社だなと思うようになりました。
内田:それで何回か誘ってもらっているうちに、「じゃあ入ろうかな」ということになったんですね。
林:そうですね。会社の雰囲気だけでなく、フォームを通じての請求や申込みからjoinsure側に収益が生まれるビジネスモデルにも惹かれました。toBのシステムでは、toCに比べてUI/UXの改善やパフォーマンス向上のビジネス的意義が薄れがちですが、この収益構造を持つことで、明確なビジネス的価値が生まれるし、技術的な挑戦も積極的に行うことができます。それらを大きな魅力だと感じました。
内田:ビジネス内容をきちんと理解した上で入社されたのがすごいなと思いました。
林:入社したらこういう仕事をこういうメンバーとやっていくんだろうなというイメージが描けたのは、入社の最後の後押しになりましたね。
内田:では、本題に入っていきたいと思います。今回のテーマは「新体制について:エンジニア編」ということで、社内体制変更後の変化などについてお話しいただきたいと思います。まずは、新体制について林さんの視点からご紹介いただけますか?
林:元々、joinsureは「Engage」と「Record」というプロダクトごとのチームに大きく分かれていましたが、新しい組織体制では「デリバリーチーム」と「コアチーム」の2つの大きなチームに再編されました。
「デリバリーチーム」は、顧客企業のニーズに迅速に応え、joinsureを顧客企業に合ったサービスとして提供することを目的にしています。このチームは「Squad」として顧客ごとに編成され、直接お客様のニーズに応じたサービス提供を目指しています。
一方、joinsureはSaaSとしての性質を持っているため、個別の顧客ニーズだけでなく、サービス全体の継続的な改善と向上も求められます。そのためのチームが「コアチーム」であり、サービス全体の最適化や改良を担当しています。
過去の体制では、これらの役割を全員で兼務していましたが、新組織では役割を明確に分け、より効率的に業務を進められるようになっています。
内田:体制変更の発表があったときはどう感じましたか?
林:正直ショックでしたね。入社の決め手が関係しているのですが、ぼくはJICTへの入社というよりはjoinsureのEngageチームへの参画という心持ちだったんです。会社を選ぶ時も、会社同士というよりは、JICTのEngageで働くか他の会社のどこかのチームで働くか、という比較をしていました。
また、joinsureもEngageとRecordでそれぞれプロダクトの特徴が異なり、技術スタックの考え方もかなり違う中で、ぼくはEngageのプロダクトとチームに魅力を感じていたので、体制変更を知ったときは衝撃的でした。
内田:所属チーム自体に魅力を感じていたこともあって、最初はショックだったんですね。
林:そうですね。ただ、体制変更の際に畑さん(代表)からキリンの進化についての話があり、すぐ前向きな気持ちになりました。詳細は割愛しますが、生き残るためには変化が必要で、変化により不都合が生じることもあるが、その不都合にきちんと対応していけばいい、という内容でした。
ぼくが以前所属していたEngageチームは、全員がフロントエンドもバックエンドもある程度触れる「フルスタック」ではあったものの、プロダクトの営業・開発・運用の全サイクルを見られる「フルサイクル」にはなっていませんでした。新しい体制下では、プロダクト開発の全体を見られるという良い変化があるので、まずはやってみようという気持ちになりました。
内田:実際に2ヶ月やってみてどうですか?
林:当初の目的どおり、お客様との距離が近くなったと感じます。以前はお客様と開発チームの間にいくつかの壁があって、直接の要望が聞けない状態でした。しかし、今はSquadチームとして直接お客様と接することができ、エンジニア自体がお客様と直接話すこともあります。その結果、お客様の要望を直接受け止め、開発するプロダクトに反映できていると思います。
内田:お客様との距離が近くなったことは、メリットだと感じますか?
林:そうですね。以前はお客様の要望を開発チームに伝える前に、社内でまとめる必要があったので、時間がかかっていましたし、認識のズレも生じていたんです。現在はお客様からの要望を直接聞くことができるので、コミュニケーションがスムーズになったと感じます。
さらに、以前はやるべきことが決まってから開発が始まっていましたが、現在の体制では開発内容も開発チーム自身が検討しているため、より主体性を持って取り組めています。
内田:より良くするために、どんなことが必要だと思いますか?
林:開発内でコアチームとデリバリーチームの距離は少し遠くなってしまったと感じています。以前と比べて把握すべきプロダクトが増えてしまったため、各プロダクトの深いところまで見切れていなくなっています。JICTは優秀なエンジニアが多く、皆頑張ってキャッチアップしているので、今は皆さんの努力で成り立っているところはあります。お客様との近さを維持しつつ、コアチームとデリバリーチームの間の連携を強化することが、今後の持続的な成長のためには必要だと感じています。
内田:先ほどのキリンの話の不都合の部分が、少しずつ見えてきているという感じなんですかね。
林:そうですね。なので首は長くしたまま、良くなるように頑張っていかないとですね。
内田:良くなっている実感があるからこそ、改善できるところは今後良くしていけるといいですよね。まだまだお話を伺っていきたいのですが、お時間が来てしまいました。林さん、本日はありがとうございました!
林:ありがとうございました!
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