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こんにちは、日本デザインの大坪です。
今日は「受かる自己PRに共通すること」について、転職面接のお手本の回答例を含めながら、あなたが上手に自己PRをしていく方法についてお伝えしたいと思います。
その自己PR、自己紹介になっていませんか?
自己紹介をするとなれば、これまでの人生に起こったことを話したりしますよね。
しかし、自己PRと自己紹介は全く違います。
このことを大前提として頭に入れておいてください。
社長という立場上、今は面接をする側になりましたが、自己PRを聞かせていただくと、
・自己PRで損しているとすごく思う人
・自己PRがとても上手だなと感じる人
がいます。
たった1分の自己PRですが、ここで受かるかどうか、というのが決まってしまいます。
今回お伝えする中で知らないことがあれば、ぜひ活用していただきたいと思います。
自己PRに大切な2つのこと
会社員で転職をしようと思えば、面接で合格をもらえるように自己PRすることは必須です。
会社員だった過去の自分を振り返ると、自己PRが上手な方だったと思います。
実際採用の面接に行くと、ほぼその場で採用をいただいていました。
今、採用する立場になって振り返ってみると、自己PRがちゃんとできている人は「評価できる」と分かります。
逆に、この点が抜けてる人は駄目に聞こえるというのも分かります。
ですので、即採用が欲しいのであれば、自己PRを使いこなせるようになりましょう。
転職や就職をする上で必ず聞かれることは、まず自己PR。
何のために採用側は聞くのか、理由はいたってシンプルです。
あなたが就職した後、その会社の中でビジネスを上手にやっていくには、どのタイミングでもPR力は必要になります。
そのために、「この人は業務する上で、どれくらいPR力を発揮できるか」というのを面接官の立場から判断しています。
会社の中で上手くやっていくか推し量るためでもあります。
では、自己PRを考えていきましょう。
ポイントは大きく分けて2つ。
まず1つ目が長所と短所について。
2つ目が経験と未経験です。
この2つのポイントが自己PRを考える上で重要なポイントになります。
1つ目、長所と短所
所と短所を理解していることが大事になります。
しかし、自分の事とはいえ、そんなに細かく理解できるものではありません。
正直に言ってしまえば、面接官に「自分の長所と短所分かっている」と思わせたらOKです。
ご自身が生きてきた中で捉えられている長所と短所があると思いますが、箇条書きにして書き出したり、また、友達に自分の長所と短所をぜひ聞いてみてください。
どれだけ自分を理解できていると思われるかが大事です。
人から見た時に「あれ?この人言ってることとイメージが違うな」と思われないためにも、ご自身の理解に労力をかけてほしいと思います。
また、長所と短所は結構似たようなものが多かったりします。
長所としてのアピールポイントが「人として熱意があります」だとしたら、短所は「近視眼的になって集中しすぎるところです」みたいな感じになったりします。
しかし、短所を出して、「逆に長所なんです」という言い方もすると、とても上手に聞こえます。
2つ目、経験と未経験
経験者、同じ業界でキャリアップとして転職をしようと考えている場合は、基本的に自分がそこの業界でどういう経験・実績を持っているのが重要になってきます。
しかし、全く違うキャリアチェンジの転職、未経験の業界に行く場合は、もう前の会社での実績とか経験は役に立ちません。
それをアピールしてしまうと、面接官に言わせたら「何を言っているか分からない」となってしまいます。
全然違う業界のことを話しすぎると「この人、相手に分かりにくいことを話す人だ」と判断されてしまい、面接で評価ポイント下がることもありえます。
業界を大きく変えるような転職をされる場合は、実績や経験というよりも、共通することなどを話すことをオススメします。
例えば売上、生産性は何%アップ、何人の部下を指導しました等、そういう実績を話せるのであれば基本的にOK。
ただ、持っていない場合は、長所のアピールをしてください。
自分の長所がこの業界や御社にとってどういうメリットがあるかということを話せるようになるとプラスに働きます。
しかし、長所と短所、経験していること、未経験だけれどもこの業界でやっていけます、そんなアピールポイント見つからないこともあるかと思います。
そういった時には新卒の時と同じ感覚で考えてみてください。
未経験の転職の面接では、仕事・ビジネスという大きなくくりで見て、評価させそうなポイントを伝えるようにしてください。
例えば目標達成思考や協調性。
学生時代に遡って構わないので、こういう活動していました、だから私は目標達成においてとても意識が高いですとか、チームをまとめ上げサポーティブな一面が私にあります、など表現することは可能です。
さて、次に大切なのは、ポイントは分かったとしても「どう伝えるか」です。
伝え方のポイントも大きく2つに分けられます。
伝え方のポイント①企業が求める能力・スキルが使える
まず一つ目は企業が求める能力・スキルが使えるということです。
会社が求めている能力や結果というのは、応募するのならほぼ想像がつきますよね。
この会社にはどういう人材が必要だろうと思った時に、ぜひ募集要項もみてください。
そして、御社に入ったら自分の能力とスキルがどういう風に活きるか、という形で伝えてください。
単純に自分の長所や短所、経験してることを伝えるって言うことではなく、相手先の会社に対してどういう風に見えるかを意識して考えましょう。
伝え方のポイント②メリットとデメリットの両面を伝える
セールスのテクニックの部分でもあるのですが、基本的に人間のメリットしか伝えていないと、信憑性がとても低くなります。
良いことばかり伝えられたら何か裏があるのでは?って思うからです。
ですので、メリットとデメリット、先で言うところの長所と短所の両方をしっかり伝える必要があります。
例えば、情熱的な分、集中し過ぎて周りが見えなくなることがありますとしましょう。
実は長所から短所を伝えると、短所の方が基本的に目立って聞こえます。
その逆で短所の後に長所を伝えると、信用度が上がります。
「私の場合集中しすぎて周りが見えなくなることがよくありますが、その代わり、これと言われたこと、これと決めたことに関しては完了するまで休みません。絶対に完成させます!目標は必ず達成します!」
こう言われると、短所に聞こえないですよね。
逆に信憑性が湧いてきます。
プラスアルファ大事なこととして、あなたがどういう姿勢、どういう態度で話してるかっていうことも、ものすごく見られています。
話す内容や実績が素晴らしくても、こいつ感じ悪いなとか思われたら終わりだからです。
言ってることはいいんだけど、なんかしっくりこない、なんか見ててイライラする・・・そんな感じにならないようにしてください。
「あなたが私たちの会社に入った時にどういう風に働くかな、どういう風に見えるかな、お客さんにどういう態度で接するかな」こんな目線も込みで面接官は見ています。
話すときの姿勢と態度が悪かったらもうそこで落とされても仕方ありません。
だからこそ、姿勢態度をきちんとしましょう。
また、きちんとするだけではなく、誠実にやりますって言うのであれば、誠実って言う姿勢に出るって言うのもありますし、情熱的っての自分の長所として入れたんであれば話す時の情熱的に見えなきゃいけないですよね。
なんかしょんぼりした感じで、僕情熱的なんですって言われても全然ならないということが言えます。
NGパターン
こんな自己PRは響かないっていうものもお伝えします。
セルフチェックのポイントとして活用してください。
企業が求める人物像とずれてると、基本的に自己PRとしても、全く響きません。
ベンチャー企業の求人によくありますが、「オールラウンドにチャレンジングな姿勢の人を求めてます」と書いてあった場合、自己PRとして「自分は過去に社員数が1万人近い企業で専門職として活躍しました」とかいう話をすると、どうなるでしょうか?
オールラウンドでチャレンジングとあるにも関わらず、(オールラウンドとは一人でたくさんの分野が見れる・少数精鋭とそういう部分を指します)1万人企業で専門職になると専門特化になっていますよね。
チャレンジングは新しいことをどんどんやっていくのに、専門職だとずっと同じ場所でやり続けて磨いていました、となってしまいアピールになっていません。
大きな企業にいることが悪いとか、専門職が悪いって話では一切ないのですが、これから面接を受ける企業の求めていることと違うと、評価としては全然響かないということになってしまいます。
また、アピールが抽象的な方も気をつけてください。
例えば、明るい性格で誰とでもすぐ仲良くなりますというアピール。
よく聞くかもしれませんが、面接側は、「あなたのいた環境ではそうだったのかもしれないけど、うちはちょっと違うよ」というリアクションをされてしまいます。
なので応募先の企業にちゃんとフィックスできる形でPRしてください。
「御社は様々な分野の専門家にサービスを提供されている企業だと思いますが、私自身、大学時代に家具や食器を作る職人さんにインタビューして回るという企画をやっていました。
職人さん達は父親よりも年上な方々でした。
30分でインタビューを完了できるようにしなければならず、初対面で父親より年上の、その道の専門職で、特に頑固と周りの方から言われるような方たちと10分以内に仲良くなれるように自らを鍛えてきました」
こんなアピールだと「性格明るくて誰とでもすぐ仲良くなれます」とは違いますよね。
こういう自己PRできる人は「この人いいな」となり、だいたい採用となります。
履歴書よりも結局、人となりが分かる理由とか話すところを見て、その場で面接官で採用を決めるものです。
特に社長の最終面接になると、書類なんか見ないで、その人パッと見でどういう喋り方するかとかその姿勢と態度に一貫性があるかとかを見ます。
以上、自己PRの考え方と伝え方の重要なポイントでした。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
「たったこれだけ?」と思う人もいれば、「これは考えたこともなかった」という人もいると思います。
しかし、もし落ちた経験のある方や、転職面接がうまくいってない方は、まだ見直せる点があるということです。
まだ考えたことなかったという方は、ぜひ相手目線で考えることをやってみてください。
面接だけではなく、その先も意識し続けられるように自分を磨いてもらえたらなと思います。
大坪自信のYoutubeチャンネルで、動画も公開しています。
▼【転職】1分で受かる自己PRに共通するのは〇〇|転職面接のお手本回答例
https://youtu.be/ne5gTrkjFSE
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