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人材業界に根を張り、咲いた目標──さまざまな領域のトップクラスの人材と出会える日々

人材業界にいるからこそ出会える人々や、経験できること。それは決して華々しいものばかりではありませんが、確実に自身の成長につながるものです。2008年入社以降、ヘルスケア業界、金融業界でキャリアを積んだジェイ エイ シー リクルートメントのコンサルタント若林 喬が、自身のキャリアを振り返り、人材業界の魅力を語ります。


※2019年時点のエピソードになります

“強み”を手に入れるまで、近道なんてなかった

                  ▲コンサルタント・若林 喬

ジェイ エイ シー リクルートメント(以下、JAC)に入社して10年以上経ちますが、自分の“強み”を自覚したのはここ数年のことです。

医療機器チームからキャリアをスタートし、より広範なヘルスケア分野の知見を得るために医薬チームへ。その後、金融チームに異動。振り返れば、まったく別の領域に移りながら重ねてきたキャリアです。

とくに、医療機器チームから医薬チームに異動したときの挫折は忘れられません。名称だけ見れば類似の領域に見える両チームですが、扱う知識や担当企業はすべて変わります。入社時から没頭した医療機器チームを一度外の領域から見たいと思い、自ら異動を希望したものの、市場を理解していない私は想像以上に成果を出すことができませんでした。

マネージャー職の立場で異動したため、私がまとめるチームには、私より経験のある優秀な部下が集っています。当然、部下から「なぜ、あなたが?」と問われることに。上手く成果を出せず、人望を失っていく日々。その頃に蕁麻疹ができ、それが半年以上続くほどストレスがたまっていました。

どうやって乗り越えたのかと問われれば、正直あの日々を乗り越えられた感覚はないんです。ただがむしゃらに、なすべきことをなすしかありませんでした。あらゆることを試し、努力を重ね、頭に知識を叩き込み、目の前にいる人を大切にしてきたのです。

そうしているうちにある日、認められる日が来ます。それは明確な成果が出た日であったり、企業の方に「よく知っているね」と評価された日であったりしますが、いずれも突然来るものではありません。

「認められた」という感覚が一つひとつ重なり、やがて“強み”として認識できるようになります。今はそうした経験を胸に、部下たちの“強み”を生かせる上司になれるよう誠心誠意向き合っています。

プロが集う企業、JACを選んだ理由

JACは、雇用機会を創出する職人・プロが集う企業です。誤解を恐れずに言えば、決して華やかな企業ではありません。ただ、クライアント企業とキャンディデイト双方に丁寧に対応し、機会を生み出し続けるということに真摯に向き合う姿勢は誇れるものです。

私がJACを選んだ理由は“人”です。いくつかの業種の企業に挑戦し、選択に悩んでいた私に「JACはこういう会社だ」とまっすぐに伝えてくれた、当時の人事担当者に惚れて入社を決めました。

私が魅力を感じた点は、JACが決して有名な人材企業ではなかったところです。入社当時のJACは国内人材企業の中でまだ認知度が低く、自分の活躍が企業の成長に直結することを実感できる場でした。

承認欲求が強い性格だったので、無数の新卒社員の一部として見られるより、自分の存在を評価してもらえるフィールドにいたかった。その願いに導かれるように入社を決め、入社直後リーマンショックの波にもまれながらも、目標を持ってJACとともに成長を続けられたことを嬉しく感じています。

メディアで話題のあの人とのつながりさえ生まれる、人材業界の魅力

先日、とある著名な大手食品会社の社長が、私がかつて開拓したベンチャー企業の社長に就任するという連絡が来ました。医療機器メーカーの社長やヘルスケア企業の会長を歴任してきたその人は、常にビジネスニュースの中心にいます。日経新聞にその報道が掲載されて、連絡を受けた時は驚いたものです。ここから何かつなげられないかと、期待がふくらみます。

JACで働いていると、メディアで注目されるような国内トップクラスの経営陣と人脈が生まれることがあります。また、ビジネス経験の豊富な管理職クラスの人と話す機会が多く、自身とのスキルの差を痛感できるところも刺激的で、魅力かもしれません。

短いスパンで転職するキャリアを選ぶことも可能でしたが、私はJACの中で何ができるかという点を重視し、ここで働き続けることを選びました。ここでは、人材や知識という点では事欠かず、いくらでも成長の機会は転がっています。

ただし、あらゆるチャンスに対してアンテナを常に張り続けられるかどうかは自分次第です。企業のニュースや著名人の動きに敏感でいられればいられるほど、この仕事はおもしろくなるでしょう。

少し話がそれますが、私は自分が担当している分野で知らない企業の話を聞いた時、非常に興奮します。どこの企業なのか、事業はどんなものなのかと、思わず食いついてしまいますね。知らない会社を探して、見つけたい。その知識を提供することで、その業界にいる方にさえ驚かれることが嬉しいんです。

こういう刺激を素直に楽しみながら働ける人は、きっと人材業界での仕事に向いていると思います。

職種や領域を越えた人脈を武器に、次の目標へ

       ▲2018年度部門賞1位受賞時に同部門マネージャーたちと喜びを分かち合う

毎年目標をブラッシュアップして、自らを高めてきました。節目ごとに成果を上げた社員を表彰する総会があるので、そこでトップを取ることを目指してまい進したこともあります。

2012年はその努力が実り、500人中2位という年間成績を残すことができました。その翌年は、自分ひとりではなく、チームでの成績を高めようと目標を定めて努力し、100チーム中3位の成績を残せました。また2017年上半期は130チーム中2位、2018年下半期は1位の実績となりました。目標が決まれば、行動が変わる。ここまで、そうやって走り続けています。

今の目標は、出会った人々とのつながりを可視化するビジネスマッチングのようなイベントを開くことです。ただ人と集まるだけではなく、そこから新しいビジネスが生まれるような仕掛けをつくりたい。そのために、影響力のある方々と積極的にコミュニケーションを取り、人脈の輪を広げていきます。

このおもしろさをどう伝えたら良いか……。後輩の前で話すときは、よくいろいろな考えが渦巻いて、なかなか正直に伝えられないものです。だから、この場を借りて言います。

人材業界で働いていると、自分が重ねてきたキャリアや人脈がいつの日か根を横に広げ、どこかでつながっていくんです。そして強みとして花を咲かせます。初めは「なんのために毎日面談をしているの?」と迷うこともあるかもしれませんが、その経験は思いもよらないタイミングで養分として役立つのです。私自身の自己形成に本当に役立っています。

後編はこちら↓

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