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2019年11月、実はアイエスエイプランの中でも3本の指に入るビックイベントが開催されます。
それが「トレーニングキャンプ」、略して「とれキャン」です!
とれキャンとは?
とれキャンとは社員のビジネススキルを高めるためのセミナーのことで、その年の組織課題がテーマとなっています。
具体的には、
- 講義を聞く
- 自分なりに考える
- チームで議論する
- お互いにフィードバックしてみる
など、テーマについて多角度から社員みんなで考えていきます。
そんな今回のテーマは、「アイエスエイプランのOJTスタイル」。
アイエスエイプランでは、SL理論と呼ばれる状況対応型リーダーシップに沿ってOJTを実施しています。
ゴールは「状況対応型リーダーシップを理解し、正しくOJTができるようになる」こと。それではいよいよとれキャンスタートです!
そもそもOJTとは何だろう?
OJTとは職場の上司や先輩が、部下や後輩に対し具体的な仕事を与えて、その仕事を通して、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを意図的・計画的・継続的に指導し、習得させることによって全体的な業務処理う能力や力量を育成する活動のことです。
このように、とれキャンでは講師を担当する社員から、最初にOJTの目的やメリットデメリット、問題点についての説明が行われます。
ここで、OJTを実施する側も受ける側も、OJTについての共通認識を築き上げて納得感のあるOJTを実施するための下準備をしておきます。
チームごとに今までの経験を振り返ろう
OJTの概要を掴んだら、チームごとに分かれて共有タイムです。
今までの業務経験から、
①教えた相手に自分の思い通りの行動に移してもらえなかったこと
②教わった自分が相手の思い通りの行動に移せなかったこと
などを各々に挙げてもらい、チームごとに振り返りを行います。
自分が当たり前と思っていたことが相手にとってはそうでなかったり、分かったつもりで進めた結果作業に漏れが生じたり…と、教える側・教わる側の足りない部分を確認できました。
SL理論に従って教え方を考えよう
今までの経験を振り返った後は、いよいよSL理論について学びます。
SL理論とは、部下の発達レベルを4段階に分け、その発達レベルに応じて教え方を変化させるものです。
S1・・・指示型
S2・・・コーチ型
S3・・・・援助型
S4・・・委任型
という風に、部下の発達度合いに合わせてリーダーシップ行動を使い分けることが求められるのです。
今回は普段の業務を後輩にOJTすると仮定して、SLレベル別に適切な教え方を考え、二人一組でフィードバックをしてもらいました。
相手の発達レベルを考慮した上で指示や援助の量を調整していくSL理論。
いざまとめようとするとなかなか難しく、教えることの大変さに気付きます。
お互いにフィードバックすることで、普段OJTを実施している人はもちろん、受ける人もOJTの重要性や難しさを知ることができました。
お疲れ様でした。
ちなみに今回講師を担当したのは入社2年目、6年目の社員でした。
OJTに関連する本を何冊も読み漁り、 イチから資料を作成、カリキュラムを構築したそうです。
とれキャンを通じて、アイエスエイプラン全体で「社員を育てる」ことの技術と意識が高まりました。
とれキャンで学んだことを一人ひとりが実践していくことで、組織としてまた一つレベルアップが出来るんじゃないか!?と予感しています。
カリキュラムをつくり上げた2人には本当に感謝です!
来年はどんなテーマでとれキャンが開催されるのか、今から楽しみです!