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私たちは「企業や地域のおダシ屋」です。あなたは何屋?

こんにちは、MBTI診断ではESFPの鼓舞屋 大村です!

来年2月で4歳になる娘、ディズニー映画が大好きなので近々ディズニーランドへ連れていってあげたいと思っています。(3歳まで入場料無料というのもあり・・・4歳になる前に行きたいな(笑))

かくいう私もディズニーの世界観が大好きで、幼少期には「トイストーリー」「ライオンキング」「ファインディング・ニモ」をVSHが擦り切れそうになるほど何度も何度も観ていました。

大人になってから改めて娘とディズニー作品を観てみると、違う視点で気づくこともたくさんあってさらに好きが深まっています。

コラムを読んでいる方の中にも、ディズニーが好き!という方もいらっしゃるのでは?

まぁ…「好き!」とまでいかなくても、”ディズニー”を知らない方はきっといないですよね。
ディズニーランドは「夢と魔法の王国」、ディズニーシーは「冒険とイマジネーションの海へ」がコンセプト。CMなどでも結構耳馴染みがある言葉ではないでしょうか。

 

さて、今回のコラムでは「企業コンセプトと世界観」についてお話していきます!

 

そもそもコンセプトってなんだっけ・・・?

 

「どんな人の(社会の)問題に向きあい」

       ↓

「何をすることで(提供価値)」

       ↓

「どんな世界を実現する」のか。

 

というように、”両思いになりたい相手にとって「要は何屋なのか」を明確に定義すること”がインビジョンで考えるコンセプト設計です。

 

インビジョンの企業コンセプトは・・・

 

そう、タイトルにもあったように「企業や地域のおダシ屋」です。

・・・おダシ屋?・・・食品会社なの?一体何者なんだ?と、頭に「?」が浮かんでいますかね(笑)


私たちは何者なのか?

それを一言で言い当てるワードが企業コンセプト。インビジョンでいう「企業や地域のおダシ屋」です。

”おダシ屋”といっても、昆布やカツオを煮出している食品会社ではなく、インビジョンは「採用・組織開発」の会社なんです。

組織、地域にも、一人一人の人間にもそれぞれ、本来持っている唯一無二の魅力がある。 内から滲み出てくる人間味を”おダシ”と言葉を定義をしています。

 

     

    コンセプト設計=会社の価値を高める「はじめの一歩」

     

    実はインビジョンも2023年の今年、リブランディングしました。

    コーポレートサイトも少々リニューアルしたので見てみてくださいね~!)

     

    そこで、戦略人事担当の貞光にインビジョンのコンセプトに関する話を聞いてみました。

     

    【Q】企業コンセプトが定義されていない時代に起きていた問題は?

    ――コンセプトがない時代も、ビジョンはずっとあったんだよね。
    「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」ってビジョンが。
    ”永年かけて目指す未来”と考えるとわかりやすいかもしれない。
    このビジョンが社内に色濃く浸透しているもんだから、初めましてのお客さんや、社外のパートナーさんにも、会社紹介をする時に、みんなこのビジョンを伝えてたの。

    するとどうなるか?
    「それはそうと、結局何をしてくれる会社ですか?」って必ず聞かれてたんだよね。
    提供価値としての”ウリ”が伝わらない。そうすると、マーケ、営業も、採用もしづらい。
    そこで定義づけようと決めたのが、企業コンセプト。

     

    【Q】企業コンセプトを一言でいうと?

    ――”自己規定(私たちは何屋なのか?を自己紹介する時の言葉)”として、今ではすっかり社内に浸透してる。
    定義したインビジョンの企業コンセプトは「企業や地域のおダシ屋」。

     

    【Q】定義から3年。問題は解決した?

    ――このコンセプトを軸に自己紹介すると、初めましての人にも提供価値がスッと伝わる。いやむしろブッ刺さる。
    正直めちゃくちゃ嬉しい。私たちがお付き合いしたいターゲットと、その人たちのインサイトを起点に考え抜いた言葉だからね。
    個人的に特に実感している価値がもう一つある。仕事をただのタスクと捉えるメンバーが激減/おダシ屋としての仕事を追求しようと考え動くメンバーが激増したこと。社内で飛び交うこういうチャットが大好物。嬉しくって何度も読んじゃう。

    ▼とある企業のブランディングに関わったメンバーのチャット

    ▼営業メンバーが打合せ後にお客さまよりいただいたメール

     

    【Q】最後に、悩める経営者の方々へメッセージお願いします!

    ――実は、本質的な提供価値が言語化できている会社って少ないと思う。世の中の経営者たちの中には、「強烈に社内をまとめあげる提供価値の言語化」をしたいとは思ってるけど、やり方がわからない人が多いんじゃないかな。

    例えば子どもに「お母さんってなんの仕事してるの?」って聞かれて、普通なら「求人の仕事だよ。」って答えると思うんだけど、これってどこの会社でもいえることで。「かっこいい大人を増やす仕事だよ」って答えられるのがインビジョン。伝わるかなぁ~(笑)

    つまるところすべては人、1個人・チームが変われば、会社全体の価値が濃くなる。
    だから、まずは個人を変える”はじめの一歩”としてどこの会社もコンセプト設計してみてほしいな。

     

    ということで、自社のコンセプトを考えてみませんか?

     

    すでにあるよ!という方も、そのコンセプトを思い浮かべてみてください。

    ・・・その言葉たち、「かっこいい言葉」や「ありきたりな言葉」になっていないでしょうか。

     

    取り繕ったかっこいいコンセプト設計をしてしまうと、それをメンバーが体現するのが難しくなってしまい、結果的に”ただあるだけのつまらないもの”になってしまうかもしれません。

    コンセプトとは「事実そのものをつくる」ことを言います。ちなみに、キャッチコピーは「事実を魅力的に伝える」こと。この2つ、似て非なるものなんです。

    パっと思いついたアイディアで終わらず、両想いになりたい相手(顧客)に対する価値を言葉にする。ちょっと難しいけど数年後になりたい姿を想像して、自社「ならでは」を言語化し、コンセプト設計することが望ましいですね。

     

    さあ、社内メンバーでディスカッションしよう!

     

    1. 社内メンバーを数名集める
      いいチームを作りたいという意志があり、考え抜く力のある人を選定しましょう。
    2. コンセプトの方向性を決められるように会話をする
      インビジョンでは、会話の中で出たキーワードを付箋に書いてホワイトボードに貼り、”見える化”して前進させています。
    3. コンセプトに紐づく象徴的な形・世界観はなんだろう?と考える
    4. コンセプトが決まったら、自信を持って全社共有する

     

    ※象徴的な形とは・・・
    コンセプトはあくまで概念になるところなので、このコンセプトが外の人から見て”明らかにわかる”、”気になる”状態にするために「なんだろう?いつもと違うな?」と感じさせる違和感装置のこと。

    ※世界観とは・・・
    コンセプトが外の人から見たときに”気になる”状態にするために身にまとっているトンマナのこと。
    どんなデザインの雰囲気?方向性?を持っているとコンセプトが伝わりやすいのかを考えてみましょう。

     

    数年後なりたい姿になるために「ならでは」の言語化を

     

    自社「ならでは」のコンセプト設計をするとこんなメリットが・・・!

    • メンバーの視座を上げ、足並み揃えて志達成に向かうことが可能になる
    • メンバー個人が働く意義がわかって仕事を楽しめるようになり、結果的に会社の価値も濃くなる 

     

    最近インビジョン内ではチームミッションのアップデートが行われているのですが、私が所属する鼓舞屋(カスタマーサクセスチーム)について「チームメンバーの足並み(気持ちや視座)が揃ってて感動しちゃった、マジですごい」と貞光が言っていました。

    というのも、各メンバーの方向性の認識に統一性があり、数年後チームとしてなりたい姿を聞いてもみんな同じような目標を持っていたから。これこそまさに、企業コンセプトがしっかり浸透してメンバーひとりひとりがそれを体現しているからこそのいい変化ですよね。

    きっとディズニーランドやディズニーシーで働くスタッフたちも、お客さまに楽しんでいただけるよう冒頭に話したコンセプトに基づいた発言や行動を徹底しているはずです。

     「社内でも数年後なりたい姿に向けてコンセプトを作りたい、作り直したい!」
    どこから始めればいいの?という方はインビジョンにお任せください!

     最後までお読みいただきありがとうございました!

     

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