【後編】他部署の先輩や経営陣も!フィードバックを自らもらい爆速成長へ ─ イングリウッド 25卒入社研修密着 | 株式会社イングリウッド
イングリウッド人事部の篠原です。イングリウッドの「人を育てる力」にフォーカスし、2025年4月に入社した新卒社員の研修に密着した本シリーズ。後編はイングリウッド社内の事業部を仮想クライアントとし...
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イングリウッド人事部の篠原です。
今回は、イングリウッドの「人を育てる力」にフォーカス。2025年4月に入社した新卒社員の研修の様子を2回にわたってご紹介します。
前編は入社初日から4日目まで行われた座学に密着。単なるビジネスマナーに留まらず、ビジネスの本質理解から、データに基づいた戦略立案、最先端のAI活用、事業収益構造(ファイナンス)までをインプット。市場価値の高いビジネスパーソン、そして未来のリーダーに不可欠な知識と視点を養います。そんなイングリウッド独自の研修に密着しました。
後編はこちら
イングリウッドでは、「事業家視点を身に着ける」をコンセプトに、役員や各事業責任者が講師となり、ビジネス商流からマーケティングスキル、デザイン、システム開発、コマース、ファイナンスなどの知識を身に着ける、独自の研修プログラムを用意しています。加えて、特に新卒社員にはビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、ビジネスモデルの理解、事業計画の立て方などを深く理解してもらうプログラムも実施しています。
研修内容:ビジネス商流からマーケティングスキル、デザイン、システム開発、コマース、ファイナンスなどビジネスを俯瞰して見られる知識を身に着ける研修プログラムを実施
入社式は社長の祝辞からスタート。これから社会人としてイングリウッドで歩む上で、圧倒的なスピードで成長してほしい、と熱いメッセージを届けました。
入社おめでとうございます。
社会人になって、皆さんはどのような気持ちでしょうか?私自身を振り返ると、今の皆さんの年齢の頃には自分でビジネスをしていたので、1日1円でも稼がないといけないという想いで不安だったことを覚えています。皆さんは会社という組織で、一人ではできない大きな経験や挑戦をたくさんすることができます。ぜひ全員で社会に対して大きなことを成し遂げるということを楽しんでもらいたいです。
これからの時代、AI活用が文字通り必須になります。AIのすごいところは過去の事例を学習させることで、一気に我々のような長くビジネスをしてきた人に追い付けるということ。AIを使いこなすことで、圧倒的なスピードで成長して欲しいです。
また、たくさんの打席に立ち、挑戦をして、たくさん失敗してください。人間なので誰しも調子が悪かったり、苦手なことを避けたいと思ったりするものです。そこでぐっと歯を食いしばって打席に立ち続ける人と、そうでない人では数年後の立ち位置に雲泥の差が出ます。毎日何ができて何ができなかったのかを振り返ることは、必ず皆さんの成長スピードを加速させるはずです。
最後に、日本は人口減少やインフレなどによって衰退してしまうことは事実です。だからこそ世界と戦っていく力が必要になります。イングリウッドもアメリカ、中国に子会社を置いて、これからまさに力を入れていくフェーズです。会社としても挑戦を続ける主体者として、皆さん自身がまずは挑戦し続けてください。
そして未来を大きく掴み取っていただければと思います。
新卒社員の期待に満ち溢れた、そして真剣なまなざしが印象的な入社式でした。
黒川社長のメッセージに真剣に耳を傾ける25卒の皆さん
午後は、世の中の理解と市場の理解、そしてイングリウッドが進むべき方向性についての研修を行いました。現在の日本社会が抱える構造的な課題、国内外のリテール・HR市場の最新トレンドを多角的な視点で捉えること。その中で、イングリウッドがどのような価値を提供し、どこを目指して事業を展開しているのかを、経営層の視点から学びました。
1日目の締めくくりは、インプット内容の深い咀嚼と実践への接続を促す振り返りセッション。ただ学ぶだけでなく、「今日から何を意識し、何を実行に移すべきか」「イングリウッドの事業成長に、自分はどのように貢献できるのか」を、チームメンバーとの活発な議論を通じて言語化しました。
各グループで初日の振り返りを行う様子
濃い1日目を終え、社会人としての覚悟やこれから描くキャリア実現に向けて決意を胸にしていたようです。
2日目のテーマは、「ビジネスコミュニケーション力」と「推進力」の基礎を学びました。ビジネスコミュニケーションは、社内外の多様なステークホルダーと強固な信頼関係を築き、目標達成に向けて「応援される人であり続ける」ためにも欠かせません。名刺交換や会話・メールなどシーン別での伝え方、聞く姿勢について実践を交えながら身に着けました。
戦略コンサルティングチーム ゼネラルマネージャー・歸山さんによるロジカルシンキング/ライティング、営業力研修の様子。3時間に渡って思考力だけでなく具体的なアクションまでが重要であることを熱く伝えているのが印象的でした。
またリサーチ研修では、Geminiを実際に使いながら効果的なAI活用について学びました。
イングリウッドでは「全員がAI人材になる」という目標のもと、効率的な情報収集・分析から、示唆出し、そして具体的なアクションプランへの接続まで、あらゆる場面でのAI活用を推進しています。単にツールを使うのではなく、「何のためにリサーチするのか」「その結果、どのようなアウトプットを得て、どうビジネスに活かすのか」という目的を明確にすること。Geminiを実際に操作しながら、リサーチの精度を格段に高めるAI活用術を体感しました。
CTOの大森さんによるリサーチ入門研修の様子。「何でも聞いていい」は「何でも聞いていいではない」のはなぜかを入り口に、リサーチ力がビジネス推進力につながる理由を分かりやすく伝えました。
3日目は、イングリウッドの主戦場であるリテール業界のビジネス構造の理解を深めました。楽天やAmazonなどのECモールで商品を都度購入する総合通販、自社サイトから定期的に商品を購入する単品リピート通販それぞれのビジネスモデルと、事業運営において重要なユニットエコノミクス*について等、
これらのビジネスを行う上で欠かせない広告・マーケティング知識や、クリエイティブ知見について各事業責任者が解説しました。
*ユニットエコノミクス…一つの製品やサービス(ユニット)を販売・提供した際に、どれだけ利益を生み出せるかを測るための指標
4日目は、事業を「経営」の視点から捉えるためのファイナンスの基礎と応用、そして未来を描く事業計画の策定に挑みました。実際の決算資料を用いた演習では、財務諸表から事業の健康状態や課題を読み解く力、そして自身の担当事業やプロジェクトの収益性をシミュレーションし、実際に収益を最大化するためのPLも作成。単に数字を見るだけでなく、数字を通じて事業の現在地を正確に把握し、目指すべき未来への道筋を論理的に構築する、事業家にとって最も重要なスキルの一つを学びました。
さらに、各事業責任者から各事業について紹介がありました。イングリウッドの強みは、部署の垣根を超えた多様な事業間の連携とシナジーです。だからこそ、自身の配属部署だけでなく、会社全体がどこに向かっているのか、各事業の強みは何か、連携することで新たな価値を生み出しているのかを理解することが、個人の成長のみならず、組織においてリーダーシップを発揮する上で不可欠です。
イングリウッドの事業領域一覧。社内には領域のプロフェッショナルの名前が記入されたIGチャネルが共有され、部署を超えたシナジーが生まれている
まさにビジネスの最前線に立つための「武器」を急速に身につけた4日間。新卒社員に、この濃密なインプット期間を終えた感想を聞きました。
いかがでしたか?後編では提案ロールプレイング編をお届けします。
座学で学んだことを活かし、各テーマに合わせたビジネス提案を経営陣に行うロールプレイング。先輩や上司への壁打ちや同期同士での情報共有などを通して成長していく25卒メンバーに密着しています。お楽しみに!
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