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イングリウッドのさらなる成長の鍵を握るのは私たち!“ 最強のフルフィルメントチーム ”で社内を繋ぐ横軸を作る。−社員紹介no.12−

今回は、セールス・ライセンス事業本部EC事業部サブマネージャー「大平 弘泰」をインタビュー。担当する「フルフィルメント」業務とは、いったいどんなものなのか詳しくお話を伺いました。

彼がフルフィルメントに特化した人間になるまでの経緯や、イングリウッドへの入社理由もあわせてご覧ください。

※創業間もない頃から飼われているCSチーム所属の亀とのツーショット!

大平 弘泰(Hiroyasu Ohira)/セールス・ライセンス事業本部 EC事業部 CSチーム サブマネージャー

大学卒業後は、デニムのアパレルメーカーに新卒入社し、営業職を3年半ほど経験。その後、レディースアパレルの会社へ転職。ECを担当する部署に所属したのち、受注以降の業務を一貫して行う“フルフィルメント”に従事。2019年4月、予てよりオファーを貰っていたイングリウッドへジョインした。

新卒内定後にリーマンショックが…!配属は予想外の営業部に。


ーー前職では、どのような経験を積んできたのでしょうか?

「私はとにかく洋服が好きで、大学時代の就職活動では、アパレル業界1本に絞って選考を受けていました。

そして、幸いにも目星を付けていた企業から内定をいただき、元々興味のあった服を作る仕事に携わるため、生産事業部への配属を希望しました。

ですが、そのタイミングでリーマンショックがあって、私もその影響を受けることに…!
正確にいうと私だけではなく、その年の新卒入社メンバーは全員、予定とは違って営業部へ配属されることになったんです。」

「新卒1年目はとにかく研修の日々。店舗や物流倉庫の応援にいったり、棚卸し作業を行うために全国20数店舗あったアウトレット店をまわったりしました。

2年目からは福岡の営業所に配属。地道に1店1店回って、ひたすら営業活動を行いましたね。新規の取引先獲得のために飛び込み営業を行うなど、結構泥臭いことも経験しました。」

彼が入社する数年前にはデニムが流行っていたが、時代はファストファッションが主流に。競合がデニムを990円で販売する中での営業は、とても大変だったという。

私がフルフィルメントに特化した理由


ーーフルフィルメント業務には、いつ頃から携わるようになったんですか?

「新卒入社した企業で3年半ほど働いた後に転職した、レディースアパレルの会社でフルフィルメント業務に携わりました。

ただ、はじめからフルフィルメントがやりたくて、転職したわけではなく。転職を考えたのは、『絶対に今後ECは伸びる。アパレル業界でもECの知識を身に着けていれば、この先絶対に役に立つ!』と思ったことがきっかけでした。

ZOZOTOWNもまだそんなに大きくはない時代。ちょうど通販やECサイトに注目が集まりはじめたときで、今後アパレル業界の中でも伸びていく事業に携わりたいという思いが強くなったタイミングでした。」

そして、転職後は自社ECで販売するための、靴や化粧品の仕入れ担当になった大平。

「ECを行う部署は、新規で立ち上がったばかりで、上司2名と私の3名だけ。

人数が少ないながら、仕入れからECでの販売、返品商品の対応までを手分けして行っていました。まさに、川上から川下までの広い範囲を3人で対応していたんです。」


ECについて何も知らないところからのスタート。彼ははじめ、「バナー」という言葉も分からなかったと話す。

その後、自社ECサイトのシステムを入れ替えるプロジェクトが発足。最初はメンバーではなかった大平だが、システムの入れ替えが失敗したことで、彼に白羽の矢が立った。

「サイトの切り替え時刻になってもページが開けず、結局サイトができあがっていないという大事件が発生。

これをどうにかするべく、新たにリプレースチームを発足することになり、社内でECの知識を積んでいた私に声がかかりました。

そのリプレースプロジェクトは、通常1年くらい時間をかける必要があるものだったんですが、3ヶ月で完了させてほしいということで。焦りや不安がある中、引き受けたのを覚えています。」


新しいシステムはできている部分はあるものの、時間に余裕はなく、不可能に近い状態だった。しかし、大平はこれをやってのけたのだ。

そして、このシステム切り替えの大失敗を機に、商品の撮影やコールセンターの整備などの、「フルフィルメント」と呼ばれる業務を全て、社内で内製化しようという方針になり、新たなプロジェクトが立ち上がった。

「フルフィルメント業務を内製化するプロジェクトに参加してから約半年。なんとか、受注以降の業務を内製化し、仕組み化できました。

そして、こうした成果を評価していただき、代表者はそれぞれ物流・商品登録・商品撮影などを行う部署の責任者に。私は、物流事業部の部長(責任者)を任せもらうことになりました。

ちなみにその後、商品登録と商品撮影を物流事業部に統合し、その全てを管理・監督する立場になったことで、よりフルフィルメントに特化した人間になったと思います。」


はじめは大平自身もフルフィルメントについて理解しきれていない部分があった。そのため、周りに振り分ける業務の線引がうまくできなかったなど、さまざまな失敗もあったという。

企業によってフルフィルメント業務の範囲は異なるうえ、「ここから、ここまで」と業務範囲を明確に示しづらいことからチーム内外の理解を深める必要もあったと話した。

イングリウッドにフルフィルメントチームを作るためにジョイン!


ーー事業部の責任者になり、さらに上を目指せる立場にいながら、なぜイングリウッドへジョインしたのでしょうか?

「確かに仰るとおり、前職でさらに上を目指すことも可能でした。ですが、その会社での自分の成長に限界を感じてしまったんです。」

「それまでひたすら手を動かして回していた業務が、あらゆることを仕組み化していったことで自分がいなくても回るようになっていた。それに気付いたと同時に、何をすればさらに上のポジションに就けるのかが、予測できるようになっていることにも気付いてしまったんです。

そして、落ち着いて自分の成長について考えたときに、『この会社だけで評価されたいわけじゃない、世の中で通用するスキルを持つ人間になりたい 』と思い、転職を決意。

そこでたまたまフルフィルメントの分野で、困っているというイングリウッドからオファーがあって。まずは話だけでもということで、カジュアル面談を受けました。」

面談で、イングリウッドにどれだけフルフィルメントチームが必要かを知り、自身がそれまで行ってきた仕組み作りがどれだけ再現性があるのかを確かめたくなった大平。

イングリウッドが求める人物像と、自身がやってみたいことがマッチしたため、入社を決めたのだそう。

社内のみんなを繋ぐ、最強の横軸を…!


ーー今後イングリウッドで成し遂げたいことを教えて下さい

「今後(近い将来でいうと)受注以降の業務を行う、いわゆるフルフィルメント業務を社内で1本化したいと思っています。

商品を扱う事業部・チームのフルフィルメントを1本化すると、営業など別の仕事にみなさんが集中できるようになる。だから、これが直近の目標というか、成し遂げたいことですね。

今は、自社ECチームをメインにみていますが、ゆくゆくはマーケティングチームやライセンスチームなど、事業部・チームを越えて私達が下から支え、業務の効率化やメンバー同士の繋がりをより強固なものにしていきたいと考えています。」


会社の中で事業本部や事業部、チームは基本的に縦軸で管理されている。彼は、そんな縦軸の事業を下支えし、繋げることができるのが自分たちのような、フルフィルメントチームだと話した。

イングリウッドでは、現在でも他部署のメンバーに協力を仰ぐ個人の姿をみることはできる。しかし、組織として事業部や部署を超えるチームはまだない。

そのため「横軸で動けるチームを作ることで、さらに会社が成長していくはずだ」と、彼は熱く語った。

大平は現在、CSチームに在籍しているが、自社ECチームにも座席がある。まさに組織・チームを横軸に動き、在庫管理(倉庫)や商品の撮影、受注以降の業務の内製化を進めているのだ。

もちろん、一人でフルフィルメント業務を行っているわけではない。コールセンターや出荷作業を行う元々東大和支社にいたCSチームのメンバーや、自社ECチームに所属していた渡辺、ライセンス事業部にいた平岡とともに新CSチームとして動いている。

このメンバーで、イングリウッドにこれから最強の横軸を作っていくのだろう…!

「最終的には、『イングリウッドのフルフィルメントとはこういうものだ』というのを明確にし、社内外にこの業務の重要性を伝えたいですね。」

「視野を横に広く持つ人」をウォンテッド!!


ーー最後に、大平さんはどんな人をウォンテッドしたいですか?

「物事を縦にみるとフルフィルメントはできない。だから、視野を横に広く持つ人をウォンテッドしたいです!

『これをやってください』と何かを依頼したとき、『これは自分の仕事じゃないです』と、自分のやることを縦軸や部分最適で決めてしまう人っているじゃないですか。こうした考えを持つ人は、みんなを支えるフルフィルメントとしての動きはなかなかできないと思うんです。

だから、ポイントポイントではなく、視野を広く見れる人と働きたいですね。」


また、何事もやりきる力を持っている人もウォンテッドしたいという。やりきる力があれば、フルフィルメントの経験がなくてもいいそうだ。

大平も最初は「フルフィルメント」の単語さえ聞いたことがなく、経験もなかった。こうした自身のこれまでがあるからこそ、“ やりきる力 ”が大切だと考えるのだろう。

今回の記事を通してフルフィルメント業務に興味をもった方や、イングリウッドという会社が気になった方はぜひ、一度オフィスを訪れてみてほしい。

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