イングリウッド広報の篠原です。活躍社員にイングリウッドの魅力や仕事のやりがいについてインタビューする本シリーズ。今回は、商品企画チームの早水さんにインタビューしました。雑貨メーカーで営業から商品企画まで幅広く経験を積み、さらなる成長を求めてイングリウッドへ。入社後は数々のプライベートブランド立ち上げを成功に導き、現在はマネージャーとしてチームを牽引する早水さん。彼女がイングリウッドで見つけた「成長できる環境」と「仕事のやりがい」とは──。
早水 理紗さんのプロフィール
リテールコンシューマ事業部 商品企画チーム マネージャー
大学卒業後、2016年に雑貨メーカーでのバラエティショップの本部担当にて棚割提案やプロモーション提案を行う営業を担当したのち、商品企画に参画。MD担当としてキャラクターライセンスの自社商品企画・開発などを担当。その後、コスメブランドを経て2022年にイングリウッドへ転職。現在は商品企画チームで既存・新規ブランドの企画、製造、PRを幅広く担当するほか、2025年3月よりマネージャーとして組織マネジメントも担っている。
※部署・肩書は掲載当時のものです
商品を生み出す経験から、ブランドを育てるキャリアへ
――これまでのご経歴を教えてください。
大学卒業後、コスメやアパレル、雑貨などを取り扱う総合企画メーカーに就職しました。入社して3年間はLOFTやPLAZAなどのバラエティショップを中心に100〜180店舗を担当する営業として、店舗ごとの棚割提案やプロモーション提案を行っていました。その中で次第にモノづくりに携わりたいという思いが強くなり、4年目に商品企画部門に異動することになりました。服飾雑貨と化粧雑貨、化粧品のMD担当として、容器や素材の選定から携わり、まさに「商品の0から1を生み出す」プロセスを学びました。企画から生産、在庫消化までを一手に担う大変貴重な機会だったと感じています。1社目で得た経験値や知見の豊富さは、現在の仕事の基礎にもなっています。
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――イングリウッドに入社した決め手は何でしたか?
モノづくりに携わっていく中で、次第に「ブランドを育てる」という経験をしたいと思うように。そのような中で出会ったのがイングリウッドでした。面接を進める中で「0からブランドを立ち上げていく」という話を聞いたとき、まさに自分がやりたかった「ブランドを育てる」ことに挑戦できると感じました。
一番の決め手は、面接でお会いした社長の黒川の存在です。「一緒に働いたら絶対成長できる」と直感的に感じ、「この人と同じ視点で対話できるようになりたい」と強く思いました 。社長が描く戦略を信じて自分ができることを体現したい、社長と対話できる人材に成長したいという想いで入社を決めました。
ブランド立ち上げの経験で得た自信と変化
――入社後のキャリアについて教えてください
イングリウッドに入社後は、商品企画室(現在の商品企画チーム)でBtoC事業のプライベートブランド立ち上げを担当しました。入社当初は「まずは自分の結果を出さなければ」と意気込んでいましたが、今思うと空回りしてしまっていたと感じています。何をやっても上手くいかず、悩む時期が続きました。
その際に改めて自分がやりたいこと、貢献できることを整理する中で「チームのために自分ができることをやろう」と思えるようになったんです。会社としてはまさに「Aurelie.(オレリー)」がローンチに向けて準備を進めるフェーズだったということもあり、そこに向けて部署を超えた連携はもちろん、社外の人も巻き込みながらローンチの日を迎えることができたことは大きな自信につながりました。
――現在の業務内容について教えてください。
現在は商品企画チームのマネージャーとして、モデル・梨花さんがファウンダーのトータルセルフケアブランド「AKNIR(アクニー)」や、MEGUMIさんがフルプロデュースするエイジングケアブランド「Aurelie.(オレリー))」をはじめ、自社ブランドの新商品の企画からPR施策まで幅広く関わっています。ただ商品を作るだけではなく、中長期でのブランド構築やPR戦略について、タレントやブランドマネージャーとすり合わせながら、企画からスケジュール管理まで、整理・集約する役割も担っています。商品企画だからこそ、ブランドの根幹にあるストーリーやタレントの想いに寄り添い形にしたいという想いを強く持ち続けることは常に意識しています。
また、2025年3月にマネージャーに昇格してからは、チームメンバーのマネジメントにも力を入れています。具体的にはフロントとしてOEMメーカーの担当者をはじめとする各ステークホルダーを巻き込み、プロジェクトリードできるようサポートをしています。私自身、いろんな情報や意見を取り入れてキャリアビジョンを変化していった経験があります。だからこそメンバーに対してもマインド面にもできるだけ寄り添いたいと思い、業務の進捗を確認する1on1とキャリアや仕事へのマインド面の相談に乗る1on1に分けて実施しています。
自己成長とチーム貢献、両方を追求するキャリア
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――仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
コミュニケーションは特に大切にしています。どんな仕事も一人で進めることはできません。だからこそ関わる人への感謝の気持ちや、お互いを思いやる姿勢は常に意識しています。特に商品企画においては、ブランド全体の方向性や事業戦略を作るブランドマネージャー、世界観やデザインを作るクリエイティブ室、商品をお客さまに知ってもらい、購入いただくマーケティングチームなど、社内だけでも様々な役割を持つメンバーと連携していますし、社外ではOEMメーカーの方々に協力していただきながらモノ作りを進める必要があります。だからこそ、社内外の皆さまが一丸となってブランドを作り上げる環境を作るために、自らが積極的に働きかけることを意識しています。
また、自分の物差しだけで判断しないように心がけています。例えば事前に商品を企画するうえで現在の市場やトレンドを知ることも重要なのですが、メンバーが細かく調べていく姿勢や、徹底的に調べたからこそ出てくる深みのある言葉を聞いて、「自分にはその視点はなかったな」と気づかされたり、行動や伝え方から学ぶこともあります。メンバーの声に耳を傾け、信用して任せる。だけど何かあればいつでも手を差し伸べられるような存在でありたい。そのような想いで日々向き合っています。
起きている時間で考えると仕事は人生の半分以上を占めています。仕事をしていれば苦しいことや悩んでしまうことはたくさんありますが、頑張って乗り越えた先に楽しさややりがいが紛れ込んでいるんです。私自身この「楽しい」と感じる瞬間を積み重ねることで、できることを広げてきたので、自分の部署に限らず若手のメンバーにもそのような体験をしてもらえるように、サポートしていきたいと考えています。
――今後の展望についてお聞かせください
現在担当しているブランドの「AKNIR(アクニー)」では、いわゆるD2Cブランドから脱却して、梨花さんが思い描く世界観を作り上げていく。「Aurelie.(オレリー)」は、この1年で多くの方に手に取っていただくことができたからこそ、どのような表現が「Aurelie.(オレリー)」のアイデンティティとなるのかを考え、形にしていきたいです。
特にイングリウッドは、オンラインとオフラインの両軸で商品展開している点が強みです。オフラインは、ユーザーが実際に商品を手に取って体験したり、店舗のディスプレイなどからブランドの世界観を表現することで、ブランド本来の価値を伝えられます。オンライン上では広告やデジタル施策で店頭では出会えないお客さまとの接点を圧倒的に多くするとともに、お客さまの悩みに寄り添う発信によって購入機会につなげることで、ブランドを大きく成長させる力があります。それぞれの強みを活かしながらうまく両立させることで、唯一無二のブランドカンパニーを目指して成長していきたいと考えています。だからこそモノ作りの視点からブランドを育てるために貢献していきたいです。
▼一緒に挑戦する仲間を大募集しています!