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本保 雄太
コンサルタント 2020年入社
豊橋技術科学大学 工学部卒。一度は修士課程に進んだものの、ビジネスへの興味が勝り、インフキュリオンに入社。もともと経営に関心があったことに加えて、学生時代に個別指導塾の講師を経験し、自分が持っている知識や情報をわかりやすく伝えることの面白さや価値を知ったことがきっかけとなり、コンサル職を志望した。
2020年、インフキュリオンには4名の新卒メンバーが加わりました。個性も経歴も異なる彼らが、インフキュリオンを選んだのはなぜか。実際に入社してみて感じたことや、それぞれが描く将来像など、彼らの率直な思いを聞いてみました。
大学院在学中に休学し、5月に新卒入社
私は、大学院で脳工学を専攻していましたが、父が経営者だったこともあり、将来的にはビジネスや経営の道に進みたいという想いがありました。はたして自分はビジネスの世界で通用するのか。実力試しも兼ねて何社かのインターンに参加したり、企業訪問をしたりする中で出会ったのがインフキュリオンでした。もともと新しいもの好きなこともあってFintechには興味を持っていましたが、インフキュリオンは、コンサルでありながらクライアントと一緒に事業開発をしていたり、自らプロダクトを開発していたりと、事業の構想や戦略だけでなく、サービスの立ち上げやリリースまで経験できるユニークでチャレンジングな環境に魅力を感じました。そのとき私は修士の1年目で、インフキュリオンを含めた何社かの内定をいただきましたが、修士号を取るよりも少しでも早くビジネスの現場に入って成長したいという気持ちが強く、内定した各社に大学院を中退してもいいので正社員として働きたいと伝えたところ、「大学院を休学しての5月入社」という形で応えてくれたのがインフキュリオンでした。こうした柔軟な対応や合理的な考え方も、インフキュリオンの社風を示す一例だと思います。
社内に根付く「共創」という考え方
インフキュリオンらしさと言えば、入社後すぐに現場のプロジェクトに配属されたことも、そのひとつと言えるかもしれません。大手通信キャリアの新規事業をサポートするチームで、クライアントから「こういうことがしたい」という大枠の構想を受け、それに対してマーケットの概況調査や収益性のシミュレーションを行うなど、新規ビジネスへの参入是非の検討や戦略の構築を行っています。私たちはFintech領域のコンサルとして、法令面を含めたビジネス環境の変化を予測し、我々にしかない専門的な知見を提供することを求められます。新卒であっても、コンサルで入っている以上は価値を提供しなければと思いますし、大変だと感じることもありますが、新しいもの好きの自分にとっては、常に新たな知識や情報を求められる環境も含めて、仕事の充実感につながっていると思います。
インフキュリオンのコンサルティングを表すキーワードのひとつに「共創型」という言葉がありますが、実際に仕事をしていると、それが単なる言葉だけではなく、社内全体の共通意識として浸透していると感じます。社内には「助言だけして終わるのではなく、自分たちが事業をやるんだという当事者意識を持って取り組もう」という雰囲気があり、戦略立案だけでなくサービスとして形にするところまで並走して初めて価値が発揮されるという考え方が根付いていますし、私も常にそのような姿勢で日々の業務に向き合いたいと思っています。
社会変革の真っ只中で、世の中の一歩先を想像する
入社してまだ半年ですが、社会の変化のうねりの中で、その変化を生み出す側にいることを日々実感しています。「かつてインターネットで起きていたことが、今、お金の領域で起きている。その中でインフキュリオンは自ら事業を生み出し、自分たちだけではできないことは大企業と共創しながら、世の中を変えていく」。入社前に代表の丸山からそのような話を聞いていましたが、実際に入社してみるとそれが本当だと実感しますし、スタートアップでありながら想像以上に様々なアクションや仕掛けをしていることに、ちょっとびっくりもしています。新しいマーケットの主導権をめぐってクライアントと競合各社が競い合っている中で、自分たちが関わるプロダクトやサービスがどんな変化を生み出すのか、世間はどんな反応を示すのか、一歩先の世の中を想像しながら、クライアントの意思決定を支えなければなりません。もちろんプレッシャーもありますが、私はそういうプレッシャーも含めてこの仕事の楽しさだと思っています。
Fintechやキャッシュレスに携わる者として、いずれCBDC(Central Bank Digital Currency:中央銀行デジタル通貨)の開発にも関わってみたいと思っています。国の施策としてはまだあまり具体的にはなっていませんが、個人的にはCBDCの実現がキャッシュレス社会の理想型でもあると考えているので、もしも計画が動き始めた際には、私もぜひそこに関わっていきたいと思っています。
会社の風土づくりから参加するチャンスがある
インフキュリオンには、社会を変えたいという志を持って大企業から移ってきた人が多く、Fintech界隈の熱気に浮かれることなく、地に足をつけて着実に仕事を進める人が多いと感じます。一見冷静に見えますが、心の中で青い炎を燃やしてチャレンジしている、そんな大人な人が多い印象がありますね。しかし組織としてはまだまだ若く、これから会社の風土を作っていけるのも面白いところだと思います。自分から手を挙げれば、大抵のことはチャレンジさせてもらえる環境であり、私はコンサルタントとして貢献できることがまだ少ない分、新卒社員の立場として、どんなことにも積極的に手を挙げて、この会社にこれまでとは違った風土や付加価値を加えていけるように心がけています。
入社後はコロナ禍という状況下もあってリモートワークが中心ですが、オンラインでの社内交流の機会も多く、先輩方ともたくさんの接点を持つことができています。新卒2期目として入社した同期は皆、成長意欲が高く、普段から頻繁にコミュニケーションを取りながら、とても良い関係が築けています。このインタビューにも掲載されている先輩で、インフキュリオン初の新卒社員である森本さんが1年目から目覚ましい活躍をされていて、社内全体に刺激を与えている姿は我々同期4人の大きな目標にもなっていますし、私も、これから入社してくる後輩のベンチマークとなれるように日々努力していきたいと思っています。