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グローバル・ビジネスパーソンって、どんな人?
定義は様々にあると思います。自分の生まれ育った国に関わらず、様々に活躍している人。母語以外の言語を使いこなし、活躍している人。高いスキルを活かし、国中を飛び回っている人。etc...
根本的に、「グローバル」に活躍するためには、英語などの言語を使いこなすことが必要ですし、各分野における高いスキルが求められますよね。でも、それだけがあればいいのか、と言えば、そうではありません。その他にも「ビジネススキル」がなければ、海外のプロフェッショナル達とビジネスの会話もできませんし、その人自身に国境を越えて一緒に仕事をしたいと思わせる魅力がなければ、一度きりの仕事で終わってしまうでしょう。
必要な能力は挙げればきりがありませんが、スキルについては自分の努力次第でどうにでもなるもの。それでは、「魅力」とは何を指すのでしょうか。
高いモラルを兼ね備えてこそ、プロフェッショナル
いつも笑顔で、顔が合えば “Hi, what's up?” とフレンドリーに話しかける。困った人がいたら助けてあげる。人を傷つけるような嘘をつかず、真摯に相手と向き合う。
これらはビジネスパーソンである以前に、人として当たり前の動作ですが、私たちはこうしたことが何よりも大切であると考えています。
マシュー・ヴォーン監督の映画『キングスマン』の有名なセリフに、 “Manners maketh man”、「礼節が人を作る」というものがありますが、まさにこの言葉通りですよね。マナーが、モラルがなければ人としての信頼も信用も得ることはできません。そしてそうした人と一緒に仕事をしたいと、誰も思ってはくれません。
例えば、会議室を使った後、次の人のことを考えて椅子やテーブルを元の状態に戻したり、同じチームのメンバーが困っていた時に、声をかけたり。そうしたちょっとしたことの積み重ねが、その人自身を作っていくのです。
グローバル・ビジネスパーソンが活躍する環境
グローバルな活躍を目指す人にとって、フラットに、自分の意見やアイデアを表現しやすい環境を追求するなかで、「環境に甘んじる」ことなく、高みを目指すために必要なことは何なのか。
株式会社Freewillでは、「グローバル・ビジネスパーソン認定制度」を設けています。弊社では3ヶ月に一度(!)人事考課が行われ、成果に応じて昇給していくのですが、その果てにあるのが「グローバル・ビジネスパーソン」の称号です。人事考課=給与の見直しの意味合いももちろんありますが、そうではなく、一人ひとりの社員がどれだけ「グローバル・ビジネスパーソン」に近づけたかを測るために行っています。そのため、全社員が自分自身の実力を知り、何が足りていて何が足りていないのかを明確に理解し、年に四回、チャレンジの指標を立て直すことを可能としているのです。
そしてその先の特権として、「グローバル・ビジネスパーソン」の称号を得た者は、条件を自分で決めることが可能となり、また、働く場所を提案できるロケーション・フリーとなるのです。
今回は、その称号を勝ち取った社員のうちの一人を紹介したいと思います。
海外でのボランティア活動経験を経て、グローバルに活躍することを志す
26歳でジンバブエに渡り、教員養成校でITの先生をしていました。初めは英語は話せませんでしたが、「やればなんとかなる」という想いで行動に行動を重ねてきました。
その後はバックパッカーとしてアジアや北米・南米、ヨーロッパなどを渡り歩いていたのですが、そのなかで感じることがあって。恐らく、海外を経験した人であれば知っていると思うのですが、現地の日本企業とか、日本産のものに触れるたびに「日本の品質って本当にクオリティ高いな」ってめちゃめちゃ感じました。でもその反面、海外にはあまり知られていなくて、そこに悔しさを覚えましたね。
日本の技術で世界に打って出たい、そうした想いはもともとありましたが、バックパッカー経験を通じて特に感じました。だから、日本に帰国した後はそうしたことを実現できる環境を探しました。同じ志を掲げていて、一人ひとりの実力を評価してくれる環境って、あるようでない。「グローバル」を謳っていたとしても、トップの人たちが全然英語話せないなんてざらにある。
そんな中、探しに探して、ようやく見つけたのがFreewillでした。
「グローバル・ビジネスパーソン」になるため、努力したこと
Øその一: 一歩先を考えて行動する
準備していけば、問題解決まで遠回りしなくていいのです。例えば、商談での質問事項を考えて臨む場合ですが、質問事項を考えることが目的になっている人が多いように思います。質問に対する回答の準備ができていないから、相手の質問に対して、その場しのぎの返答になったり、持ち帰り確認しますという無駄が発生したりします。質問事項に対する回答予測まで準備していれば、事前に確認でき、その時で完結させることができますよね。
Ø その二:やるかやらないか悩んだら、やる
「石橋を叩いて渡る」という諺がありますが、日本人は、石橋叩き過ぎじゃないですか? 叩いて、叩いて叩いて、、叩いて叩いて、、、いつ渡るねん!みたいなw
私は、物事には見えている部分と見えていない部分があると考えています。見えている部分だけで評価をしてしまうと潜在的な機会を逃してしまう気がします。
皆さん一度は経験していると思いますが、難しいと思ってやってみたら、意外と簡単で時間がかからずできたとか、面白くないと思ってやってみたら、意外と面白くて長く続いたとか、逆も然りですが。
何が言いたいかというと、「やってみないとわからない方が多いから、まずやってみよ」ということです。石橋は、叩きながら渡りましょう。渡って穴を見つけたら、飛び越えるか引き返しましょう。
Øその三: 思った事は(愛をもって)言う
言葉の通りです。思っていることは言った方がカラダにもプロジェクトにも会社にも良い。言い方とタイミングは気を付けた方がいいですが、そこは愛です。
また、会社に対して、意見があるということは、いい事だと思います。私は会社に対して、意見や提案をすることで会社を良くしようと働きかけています。
この三つをプロジェクトでも会社に対してでも継続的に実施してきたことで、プロジェクトでの評価につながり、それが会社からの評価になり、信頼を取り、新しいことに挑戦し続けられるポジションにいることができています。
私は、“グローバル・ビジネスパーソン” に認定されたわけですが、その三つを繰り返し実行していれば、難しい話ではないと感じています。誰もが、実現できる能力があるのです。
ここまで読んでいただいた皆さんも石橋を叩いて渡るのではなく、Freewillという橋をまず渡ってみませんか?