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売上だけではない。フェズの営業が追求する「会社の存在意義」と「個人の成長」
データ活用を通じて、リテールの成長のために進化し続けるフェズ。その最前線で、お客さまの課題解決に日々奮闘しているのが、営業グループのマネージャーを務める石川さんです。
2020年4月に新卒で入社し6年目を迎える彼が、営業として追求し続ける「真の価値」とは何か、そして彼が感じるフェズの魅力について、じっくりお話を伺いました!
― PROFILE ―
石川健翔(ビジネスプロデュース本部/ビジネスプロデュース2部/ブランドソリューション3グループ)2020年新卒入社以来、一貫して営業職として実績を重ねる。2024年、グループマネージャーに就任。チームを率いてさらなる高みを目指す、次世代の営業リーダー。
ーまずは自己紹介と、フェズでの業務内容について教えてください。
フェズでメーカーさま向けの営業を担当しています、石川です。日用消費財メーカーさまなど、主にドラッグストアやスーパーに商品を置いている企業がクライアントですね。
2020年に新卒で入社し、現在6年目。営業グループのグループマネージャーを務めています。休日はサッカーやキャンプ、ランニング、サウナなどでリフレッシュしています。
ー入社当初、営業職にどんなイメージを持っていましたか?また、フェズを選んだ理由は何だったのでしょうか。
営業に対して、正直そんなに明確なイメージはなかったんです。「第一線で頑張ってそう」という漠然としたイメージで、大変なことも多いだろうけど、成長するためにはそういう場所でバリバリやった方がいいんだろうな、くらいに思っていました。
実は、入社時は職種が決まっていたわけではなくて。面談で上司に「何かやりたいことある?」って聞かれて「ないです」って答えたら、「じゃあ営業ね」って決まったんです(笑)
就職活動中は、特定の職種や業界に絞らず、ただ「かっこいい人がいる会社がいいな」と思って探していました。フェズの創業者の伊丹さんや社長の赤尾さん、当時の人事の方々を見て、直感的に「100%ここだ」と確信しました。まさに「人」に惹かれて入社を決めた形ですね。
ー実際に営業として働き始めて、どんな印象を受けましたか?
最初はもう、全然わけがわからなかったし、難しかったです。手厚い教育体制が整っていたわけではなかったので、手探りの部分も多かったですね。
そんな中で、今でも自分の営業スタイルのベースになっているのが、当時の上司からの教えです。
「お客さまの課題が何かをめちゃくちゃひたすら考えろ、それがすべてなんだ」と。
当時は完全に理解できたわけではなかったんですが、6年間営業を経験していく中で、この言葉の重みを痛感しています。本当にお客さまの課題を解決してお金をいただいているんだ、と。課題が大きければ大きいほど、大きなディールにつながりますし、課題にハマっていなければ失注する。この本質的な教えは、新卒当時に得た大きな財産です。
この教えは、フェズが新しいソリューションを次々と生み出す現在のフェーズにおいて、より重要性を増していると感じています。ソリューションがクライアントのどの課題を解決するために存在するのかを深く理解しないと、自信を持って提案できないので。だからこそ、常に「自分は何のために存在しているのか」を考えるようになりました。
ーそうした経験を経て、入社から数年が経ち、ご自身の営業観はどのように変わりましたか?
最初は「売上が立たないと自分は価値がない」と思っていて、正直余裕がありませんでした。「課題解決って言ったってお金もらえなきゃ意味ないじゃん」と。でも今は、数字が重要だからこそ、同時に「自社の存在意義」を考えられるようになったのが大きな変化です。
私たちは、メーカーさまのマーケティングを支援し、ブランドの売上を上げるために存在していて、それが結果として、小売さまのデータの価値が上がり、小売さまにも還元されるという循環を生み出しています。だから、ブランドの売上を上げること、そのためのPDCAを含めて支援できることが、私たちの存在意義だと考えています。
メーカーさまの「売上を上げたい」「新規顧客を取りたい」といった課題に対し、足りないパーツは何か、どのようなマーケティング思想を持っているのかを紐解いて提案する。そのためには、社内のビジネス開発部やプロダクト開発部と連携し、「自分たちが解決すべき課題はここにあるから、このソリューションなんだ」と突き詰めていくんです。
そして、フェズの営業はプロダクト開発にも深く関わります。ローンチしたプロダクトがお客さまにどう受け入れられているか、どう改善していけば良いかといった点は、営業だからこそ分かるリアルな情報です。それをエンジニアに伝えることで、プロダクトをより良くしていくことができる。社内のチームとクライアントとの橋渡しをしているのが、まさに自分がプロダクトを作っているような感覚で、めちゃくちゃ楽しいです。
この「ビジネス開発の要素」は、他社の営業にはあまりない、フェズならではの魅力だと感じています。
ー日々のお仕事の中で、「数字では測れない成果」を感じる瞬間はありますか?また、営業という仕事にどんな魅力や誇りを感じていますか?
「数字で測れない成果」は、やはりお客さまの声を聞いてプロダクトに還元できることだと感じています。お客さまからのフィードバックが、実際にプロダクトの改善や新機能につながる。この循環を生み出す必要があることが、やりがいに繋がります。
営業という仕事の最大の魅力、そして誇りに思うのは、私たちが「本当に価値があるか」を深く考えながら仕事ができていることです。もちろん利益は事業を続ける上で不可欠ですが、「この提案は本当にお客さまのためになるのか?」という本質的な問いを常に持ちながら進められるのは、とても誇らしいことだと感じています。
私たちフェズは、すでに存在する市場で競争するだけでなく、まだ世にない新しい市場そのものをつくり、その価値を自分たちの手で確立していくことを目指しています。だから、売上と利益と共に、常に「私たちフェズが本当に提供すべき価値とは何か?」を追求しています。時に意見がぶつかることもありますが、価値を追求しようとしているからこその議論であり、そうした議論ができる環境自体が、フェズの魅力であり強みだと感じています。
ーまた、 約1年前にマネージャーになられましたが、マネジメントについてはいかがですか?
難しいな、と感じています。自分だけが伸びるよりも、メンバー全員で伸びる方がいいと思ってマネジメントを始めたんですが、そう簡単にはうまくいかない。それぞれのメンバーの想いや強みも違いますから。それでも、半年後、1年後、もっと先を見据えて、メンバーと目線を合わせながら一緒に仕事ができる状態を目指しています。
理想のマネージャー像は、やはり入社当初の上司です。彼はメンバーをすごく信じている人で、信用と期待が伝わってくるのが本当に嬉しかった。未来を作っていくワクワクを感じさせてくれたし、私のパワーを最大限に引き出すやり方を分かっていらっしゃったんだなと。私もそんなマネージャーになりたいです。
ー最後に、この記事を読んでくださっている方に、フェズで働くことで叶えられることを教えてください!
フェズは、新しい市場の先駆者です。その価値を自分たちで定義し、世の中に発信していくことができるのは、フェズならではの大きな魅力だと感じています。
会社の事業の意義が高まれば、それが会社の価値として市場価値がつき、優秀な人が集まり、できることが増え、会社の規模も大きくなる。そして、もちろん自分自身の待遇も良くなる。この「会社の成長と、自分自身の成長が密接に紐づいている」という感覚が、私はすごく幸せだと感じています。
同じように、新しい価値を創造し、その意義を追求することに喜びを感じる方は、ぜひフェズに来てください!私たちと一緒に、まだ見ぬ市場を切り拓いていきましょう。
「本当にお客さまのためになるのか」という本質的な問いを常に持ち、会社の存在意義そのものを追求できるのがフェズの営業職です。売上だけでなく、事業の根幹に携わる「作り手」としてのやりがい。
石川さんの言葉に共感し、自身のキャリアをより高みへと導きたいと願う方、フェズでその挑戦を始めてみませんか?