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【続】創業から7年で2000人以上雇用してきた経営者が教える今、日本人が絶対にベトナムに張ったほうが良い理由
前回の投稿では「ベトナムの成長性とその背景」を書かせていただきました。https://www.wantedly.com/companies/evolable/post_articles/157934今回の投稿では2の「日本が張るべき理由」を書かせていただければと思います。ベトナムの成長性と背景で述べた部分は全ての国が投資するとしても魅力的である点だと思いますし、日本にとってももちろん同様だと言えます。ですので、ここでは特に日本にとってポジティブな点について述べたいと思います。ここでポイントになるのが、「言語」と「親日度」になります。まず言語についてですが、非英語圏であるというのが一番の理...
創業から7年で2000人以上雇用してきた経営者が教える今、日本人が絶対にベトナムに張ったほうが良い理由
米朝首脳会談の舞台となり一躍世界中から注目を集めるベトナムですが、せっかくなので実際に7年間の経験からベトナムがなぜ今熱いのか、日本との相性はどうなのという気になるところを書いてみました。2011年にソルテックベトナム社を代表として立上げ、翌年2012年にEvolable Asiaを創業ファウンダーとして立上げて累計で7年間で2000人以上のベトナム人を代表として雇用してきました。そんなベトナムでの経営から垣間見える今なぜベトナムが熱いのか?日本からベトナムに「張る」べき理由は何か?について本当は教えたくない本音ベースを含めてお伝えできればと思います。1.ベトナムの成長性とその背景2.日...
成果と報酬とは何か?(カルロス・ゴーン氏の事件を受けて)
衝撃の日産ゴーン氏逮捕2018/11/19何気なくfacebookのタイムラインを眺めていたら衝撃的な記事が流れてきた。 日産カルロス・ゴーン氏逮捕。おそらく日本で最も有名な外国人経営者が起こした事件に日本中が騒然となった。 巨額の報酬の虚偽申告。資金の私的流用。 衝撃的な内容だった。 事件の真相や背景、それに伴ってのルノー・日産グループの問題や日仏両政府間での舞台裏などはこれから色んなメディアで書かれていくと思うのでそこにこの記事で言及はしない。 今回はそこに端を発して新興国を中心に事業経営を行う経営者として改めて考えたことについて書きたいと思う。 「成果と報酬」についてである。 ...
エボラブルアジアを退職しました。
思いもよらなかった主人のベトナム赴任の話。4年前、キャリアを一層Move Upさせるために何かアクションを取ろうと考えていたところに舞い込んだ、主人のベトナム赴任の話。 もともと留学経験もあり外資企業で勤務していたので海外生活に抵抗はなかったけども、それでもベトナムに住むことは考えたこともなくアクシデント的な事態でした。 当時の仕事も捨てがたい状況ではあったので夫婦日越別居も当然考えましたが、自身のキャリアを飛躍させる機会と捉えることに決めて前職を退社し、拠点をベトナムに移しました。 キャリアを飛躍させる機会にならない場合には来越した意義が失われかねないので、それを実現できそうな急成長...
混んでいる釣り堀で魚を釣り続けるか空いている釣り堀に行くか?
最初に皆さんに質問があります。「魚がたくさん泳いでいるけれど、釣り人でびっしりの釣り堀」と「魚がたくさん泳いでいるけれど、釣り人は空いている釣り堀」があった時にどちらを選びますか?おそらく、後者を選ぶ人が殆どだと思います。ではもう一つ付け加えます。釣り堀の利用料は後者の方が安いです。さあ、どちらを選びますか?後者だと思います。ではもう一つ付け加えます。前者の釣り堀はずっと慣れ親しんだ地域にあって隅から隅までシステムも魚のくせも分かっています。後者の釣り堀はいったことがなくて、経験がありません。準備をせずにいって全然釣れなかったといって帰ってくる人の噂も聞きました。まだまだ知り合いでその釣...
悪いことは言わない。大学くらい卒業しとけ。
今年サイバーエージェント社に大学を3年生で中退して入社する新入社員の方のブログをみて、反射的にこの文章を書き始めました。http://hamatyo8.hatenablog.com/entry/2018/04/01/211806題名に結論を書いていますが、「悪いことは言わない。大学くらい卒業しとけ。」というのが僕の意見です。弊社も海外インターンなどをやっている関係上、大学なんか辞めて今すぐジョインしたという学生にも時折会います。そして、リスクテイクをしてそういう意思決定をしようとする彼らを心底尊敬しますし、評価しています。そしてその上で、「なんとか大学だけは卒業して来てください。」と伝え...
ジミーをめぐる冒険(17〜19話)
(第17話)Li Xi。日本語の音を当てるならリーシーと読むのが近い。ベトナムは旧正月文化であるが、年始のお祝いとしてお金を入れたポチ袋が渡される。それをLi Xiと呼ぶ。日本の慣習で言えば近い慣習はお年玉がそれに当たる。英語ではLucky moneyという訳が当てられる。お年玉よりももっと広い対象で配られるもので家庭で親から子にはもちろんで会社などで上司から部下に配られたりもする。Li Xiにまつわる僕の誤解が生んだ少し苦い経験がある。お年玉という似て非なる風習が日本にあったこと、Lucky moneyという訳語から生まれた誤解だった。上司が部下にお年玉を配って関心を買うような感覚がど...
ジミーをめぐる冒険(13〜16話)
(第13話)この物語の先を話すにはもしかすると存在するかもしれない読者と僕の溝を埋める必要があるのかもしれない。僕は新興国で起こるいくつかの災難を感情に流されずに合理性で理解をする訓練をし続けている。ベトナムで会社経営を始めた2011年から毎日欠かさずにだ。それは怒りに任せた侮蔑とも違い、その対極のようで実は隣合わせた優越からくる憐憫でもない。合理的な解釈による理解だ。例えばあなたは見知らぬ土地で、タクシーに乗り込むとする。メーターを回さずにおそらくは相場の数倍の金額を請求されたとする。それが新興国のどこかだったとする。ほとんどの人はそれに対して苛立ちを感じるし、僕もそうだ。もしくは優位...
ジミーをめぐる冒険(5〜8話)
1〜4話はこちらからhttps://www.wantedly.com/companies/evolable/post_articles/110943(第5話)UBERに乗り込むとDomesticと告げて、空港に向かう10分ほどの道のりでスマホを見ながらちょこちょこと仕事をする。アプリのちょっとした不具合に気づいて、スクショを取り連絡を送っていたのだから、酔は回っていたとしても泥酔と呼ぶ類のものでなかったのは確かだ。ちなみにベトナムの国内線は40分前チェックイン締切。ちょうど締切10分前に空港に着いてチェックインを済ませることができる段取り。旅慣れているがゆえに特にあせることはない。そうこ...
ジミーをめぐる冒険(1〜4話)
2/28に起こった自分の身に起こった出来事がベトナムで起業をして過ごした今までの中でもベトナムはやっぱり素敵な国だなと思えたことなので、ベトナムで生活を考える人そうでない人にも知ってもらうための実話を物語として書きました。この物語が誰かの新しい物語を生むきっかけになってほしいと思いながら。もし良ければ最後までおつきあいください。20話で完結する物語です。(プロローグ)今、ダナン空港の国内線ラウンジにいるんだけどこの2時間半の間に起こったちょっとしたドラマをどうか聞いてほしい。少し小説のような書き方になるけれどどうか許してほしい。この2時間半のドラマを書こうと思ったときに自然とこんな書き方...
@Vietnam Ho Chi Minh 目の前で起こる破壊的イノベーションの連鎖
こんにちは。現在大学4年で(株)エボラブルアジア・ベトナム支局でインターンをしています佐伯知亮です。間もなく卒業で4月からの就職先も決まっていますが残りの学生生活の時間、ベトナムインターンに没頭しています。ベトナムに来る前は、渋谷のベンチャースタートアップを中心に掛け持ちでインターンをさせてもらいながら学生ベンチャーを立ち上げ、企業の若年層向けマーケティングの支援などをしていました。ここエボラブルアジアは6社目のインターンになります。渋谷ベンチャーでの生活は毎日エキサイティングで楽しかったのですが、東南アジアでインターンをしようと思った理由は3つ。海外インターンの動機①今後、国内市場は縮...