こんにちは。エンドライン株式会社代表の山本です。
最近、新卒採用をやっていて強く感じることがあります。
それは、学生の皆さんが会社選びで重視するものが、以前とはかなり変わってきたということです。
給与、福利厚生、休日、会社の安定性。
もちろん、どれも大事です。人生の大きな選択なので、条件をしっかり比較するのは当然だと思います。
ただ、当社のような小さな会社が、大手企業と給与や福利厚生、知名度で比較されたら、なかなか勝てません。
では、小さな会社はどうすればいいのか?
私は、そもそも大手企業と同じ土俵で戦う必要はないと思っています。
目次
「何の会社か?」を知ってもらうことから始める
私はエンドライン株式会社という会社を経営しています。
私たちの仕事は、のぼり、幕、看板、バナー、パネルなどのディスプレイを使って、人が集まる場所を盛り上げること。
プロスポーツの試合会場をはじめ、店舗、不動産、企業の採用イベントなど、さまざまな場所に関わっています。
会社のミッションは「人を、街を、モリアゲる。」
単に印刷物をつくって売るのではなく、ディスプレイを通じて人が集まる空間をつくる会社です。
ただ、こんな話をいきなり会社説明会でしても、なかなか伝わらないんですよね(笑)。
そもそも当社のような会社が何をやっているのか、学生の皆さんには想像しにくいと思います。
だからこそ、まずは会社の存在を知ってもらう。そして、仕事内容や考え方を知ってもらう。
そこから始めることにしています。
だから、私たちはこんな採用活動をしています
当社では、新卒採用のためにいろいろな活動をしています。
- 大学で授業をする
- 専門学校で講師をする
- 自社採用サイトで発信する(たった1ページですが応募が来ます笑)
- Wantedlyで会社の考え方や日常を発信する
- 外注せずに自分たちでInstagramを運用する
- 自社主催のイベントを開催する
- 経営者である私自身が、XでもInstagramでもFacebookでも、うざいくらい発信する(笑)
これらは、単純に応募者を増やすためだけにやっているわけではありません。
私たちがどんな仕事をしていて、どんな考え方を持っていて、どんな人たちが働いているのか。
できるだけ普段の姿を知ってもらいたいんです。
会社説明会の1時間だけで、その会社のことを理解するのは難しいと思います。
だから、日頃から発信する。
良いことだけでなく、経営者として考えていることや、会社が挑戦していることも伝える。
それを見て「ちょっと面白そうな会社だな」と思ってもらえたら、まずは十分です。
社長の熱い話だけでは、人は集まらない
私は経営者なので、当然会社への思いはあります。
でも、学生からすれば、初めて会った社長にいきなり熱く夢を語られても、なかなかピンとこないと思います(笑)。
大事なのは、熱く語ることよりも、その前に会社への興味を持ってもらうこと。
大学の授業で話を聞いたり、Instagramで社員の日常を見たり、イベントで直接交流したり。
そういう接点があるからこそ、会社の考え方にも興味を持ってもらえる。
私はそう考えています。
もちろん、私の考え方に共感できない人もいるでしょう。
それはそれでいいと思っています。
無理に合わせて入社しても、お互いに幸せにはなれませんからね。
100人に選ばれるより、数人に強く選ばれたい
私たちは、誰にでも選ばれる会社を目指しているわけではありません。
会社の規模や知名度では、大手企業にはかないません。
給与や福利厚生についても、これからもっと良くしていかなければいけないと思っています。
ただ、小さな会社には小さな会社なりの面白さがあります。
若いうちから仕事を任されること。
経営者との距離が近いこと。
自分の仕事が、実際のスポーツ会場や街の景色になって見えること。
そして、会社が成長していく過程に自分自身も関われること。
もちろん、楽しいことばかりではありません。
人数が少ない分、一人ひとりが考えて動かなければいけない場面もあります。
だからこそ、合う人と合わない人がいると思います。
100人に「まあまあ良い会社」と思われるより、数人に「この会社で働きたい!」と思ってもらいたい。
私たちの採用は、その考え方が基本です。
自分たちが思う会社と、外から見える会社は違う
最近、経営をしていて強く感じることがあります。
それは、「自分たちが何の会社だと思っているか」と「世の中から何の会社だと思われているか」は別物だということです。
私たちがどれだけ「面白い会社です!」と言っても、学生の皆さんにそう感じてもらえていなければ意味がありません。
だからこそ、発信するだけではなく、実際に会社に来てもらったり、社員と話してもらったり、一緒に仕事を体験してもらうことも大切にしています。
会社の魅力は、社長の言葉だけで決まるものではありません。
働いている社員の姿や、実際の仕事を見て、自分で判断してほしいんです。
最後に
就職活動では、いろいろな会社を見てほしいと思っています。
大手企業も、中小企業も、名前を知らなかった会社も。
給与や休日を比較することも大切です。
でも、それだけでは分からないこともたくさんあります。
「どんな仕事をするのか?」
「どんな人と働くのか?」
「自分はそこで成長できそうか?」
「その会社の考え方が好きか?」
そんな視点でも会社を見てほしいと思います。
私たちは、大手企業のように何百人、何千人も採用する会社ではありません。
だからこそ、一人ひとりとの出会いを大切にしたい。
会社に自分を合わせるのではなく、自分が本当に面白いと思える会社を探してほしい。
その選択肢の一つにエンドラインが入っていたら、うれしいですね。
エンドライン株式会社
代表取締役 山本啓一