こんにちは。エンドライン株式会社代表取締役社長山本です。
最近の学びを備忘録として書いておきます(他社の社長さん・人事の方にも読んでほしいですね)
「インターンから採用したい!」
──そんな想いを強く持っていた時期がありました。
でも、ある瞬間に気づいたんです。
“採用すること”が目的になっていて、学生の「成長」に本気で向き合えていなかったことに。
今回は、そんな私の気づきと、そこから生まれた「成長を育てるインターン」についてお話しします。
採用への“執着”が生んだ違和感
最近まで、私は「インターンから採用しよう!」という強い思いを持っていました。
「せっかく来てくれた学生をそのまま社員に」というのは自然な発想ですし、世の流れ的にもそうだと思っていたからです。
でも、ある方のFacebook投稿を見た瞬間にハッとしたんです。
──それって“本質じゃないな”と。
インターンは「成長の場」だった
インターンは、あくまで“インターン”。
学生にとって最も大切なのは「採用されること」ではなく、「成長の機会」です。
それを理解してからは、「どう採用するか」ではなく「どう成長に寄与できるか」を第一に考えるようになりました。
この視点の変化が、すべてを変えました。
綺麗事ではなく、「成果を出す成長環境」
とはいえ、綺麗事ではありません。
会社として投資している以上、「成果」は求めます。
営業インターンであれば、実際に電話をかけ、担当者を見つけ、アポイントを取る。
そのプロセスの中で「成果を出すメンタル」を作り上げる。
僕たちは、そこに本気で伴走しています。
結果、学生たちは“即戦力”として動けるようになっています。
──これが、リアルな「成長の場」です。
“執着”を手放した瞬間、流れが変わった
不思議なことに、「採用しなきゃ」と焦っていた2ヶ月間は、なぜかピンとくる学生に出会えませんでした。
けれど、その“執着”を手放した途端に──
驚くほど良い学生が応募してくるようになったんです。
「主体性」「素直さ」「前向きさ」
採用のために追いかけていた時よりも、ずっといい出会いが生まれました。
環境をつくるのは「心の持ち方」
結局、良い環境をつくるのは“心の持ち方”です。
焦りではなく、信頼と覚悟。
自分と相手を信じる気持ちが、良い縁を引き寄せる。
最近は海外経験のある学生との出会いも増えています。
「この会社で挑戦したい」と言ってくれる人が増えるたびに、
人の心が環境を変えるんだと実感しています。
“ガクチカ目的”ではなく、“自分を変えたい人”へ
当社のインターンは、“ぬるくない”です。電話営業もしますし、自分でリスト作りもします。
でも、その分だけ“リアルな成長”があります。
「挑戦してみたい」「営業力をつけたい」「社会の現場で試したい」
そんな想いを持った人には、確実に人生が動く場所です。
ガクチカを埋めるためじゃなく、
“自分を変えるため”に飛び込んできてください。
私たちは、その挑戦に本気で伴走します。
どの企業も「1dayインターン」と言いながら、実質は“選考”をしています。
でも、本来インターンとは「選ばれる場」ではなく、「成長する場」であるべきです。
選考できるインターンではなく、“成長できるインターン”を選ぼう。
そして、学ばせてもらった企業にしっかり“恩返し”をする。
それが本当の意味での社会人への第一歩だと、私は思います。