こんにちは!イードア採用担当です。
今回は、当社代表・中村さんに、イードアが掲げるミッションや、それを実現するためのビジョン・価値観について伺いました。
「イードアがどこに向かっている会社なのか」を、少しでも具体的にお伝えできればと思います!
―まず、イードアのミッションについて教えてください。
イードアのミッションは「意思決定の支援を通じて社会の進歩発展に寄与する」です。簡単に言うと、私たちはクライアントの持つ意思、つまり根源的な願いや実現したい未来にしっかり寄り添うことで、その実現を後押ししたいと考えています。そして、その積み重ねとして、社会全体がより良い方向に進んでいく――そんな世界を目指しています。
―ビジョンについても教えてください。
私たちが向き合っているのは、日本社会全体の大きな構造課題です。
日本はこれから急激に人口が減り、2040年には労働力人口が約20%減少すると言われています。限られた労働力が成長産業に偏れば、他の産業は維持すら難しくなる。これは産業の連鎖的な衰退につながりかねません。
この社会の構造課題を産業全体をつくりかえることで解決することを目指し、「産業構造改革を通じて未来を創る」という言葉をビジョンとして掲げています。
具体的には、「第1次・第2次産業をアップデートし、第3次産業と統合することで、第4次/5次産業をつくること」。つまりは「既存産業改革 × 新産業創出」の2軸です。既存の産業を強くすると同時に、未来の産業を創ることで、社会の進歩発展に寄与していく——そして、その全ての根本にあるのが、ミッションである「意思決定の支援」ということです。
持続的に成長できる社会をつくるためには、「需要をつくること」と「供給力を強くすること」の両方が必要です。
つまり、新しい産業を生む投資と、既存産業を維持し続ける技術開発が同時に求められていると考えています。
――このビジョンを実行するためのロードマップが、“Focus5”ですよね。
はい。5つのFocusは取り組むべき順番や優先順位などの並びではなく、並行して取り組むべきものだと考えています。
Focus1:労働力の再配置(リスキリング × 適材適所)
日本は未曽有の少子高齢社会に直面し、経済を回す消費者だけでなく、産業の担い手である労働力人口も減少しています。
特に戦後最も成長が著しい第3次産業の就業者が全体の約70%を占める一方で、第1次産業の就業者は約5%に落ち込み、その大部分は65歳以上の高齢者で構成されています。
テクノロジーによる代替が間に合わない状況下で産業の衰退を防ぎ、健全な発展を促すためには、人材の適切なアロケーション(再配置)が不可欠です。
イードアは、活発な情報の受発信が可能となり価値観変革が起こりやすい現代において、新しい労働観を持つ人々の再配置を司り、未来のための適切な労働力の流動を促すハブとなることを目指しています。
Focus2:労働力の代替力(テクノロジー × ソリューション)
人の再配置だけでは産業は守れません。
Focus 1(労働力の再配置)と並行して、労働力を代替する存在としてテクノロジー産業を発達させます。
イードアは、産業、業種、エリアごとに発生する課題の解決策として、先端技術を中心とした労働力に替わる技術・製品の創出を推進し、技術と共存する社会の標準化に寄与していきます。
Focus3:業界変革の促進(コンソーシアム化 × 経営戦略支援)
社会変化のスピードが加速する中で、経営戦略自体も変化に対応していく必要があります。
業界単位の構造変化に対応するため、企業同士の統合・連携は今後ますます増えるはずです。
イードアは、このような業界内変容に対応すべく、合併や統合、提携などの対応策を用いる産業・業界の経営戦略に寄り添い、未来を見据えた課題を解決するソリューションを提供するパートナーを目指しています。
Focus4:新産業創出エコシステム(産業が生まれ続ける仕組み化)
目の前の1社の課題解決から、新しい産業の種が生まれる。
これが“第4次産業”の起点です。
日本が失われた30年を取り戻し、非連続的成長の基盤を築くためには、継続的に産業を創出するための新産業創出エコシステムを創る必要があります。イードアは、この仕組み化と拡大を目指します。新産業(第4次産業)は課題を解決するところからしか始まらないという認識のもと、イードアは目の前のお客様の課題解決に真摯に向き合います。
5|Focus5:21世紀産業の創出(未来の文化 × 未来の商習慣)
21世紀、22世紀という新しい時代を見据えた新しい産業の確立が必要です。
単なるIT化に留まらず、人が生きていく上で不可欠なエネルギー産業のように壮大なスケールで産業を考え、経済的アプローチから社会を良くするための実行、あるいはそういった企業への全面的な支援を行います。
―このビジョンを達成するために、クライアントへ提供すべき価値は何ですか?
クライアントのビジョンを実現に向けた支援をすること、実現にあたって課題を特定することだと考えています。
そのために、コンサルタント1人ひとりが「深く伴走出来るクライアント数」「解決出来るソリューションの量」を数字として目標にしています。
―実際のコンサルティングプロセスはどのように行われるのでしょうか。
基本のサイクルはシンプルです。
初訪: ビジョン・理念、経営戦略、課題感を共有
再訪: 解決案の提示、追加情報の収集、次回報告会の設定
定例報告会: 実施状況の報告、新規情報の取得、新しい課題の抽出
これを四半期・月次で回し続けることで、クライアントの経営に“伴走”し続けます。
―ここまで壮大なビジョンを掲げる背景には、どんな想いがあるのでしょう?
顧客に合った、顧客にとって最適な選択を後押しする課題解決が出来たらと。
そんな思いからこの会社を立ち上げました。
イードアは、“人材領域”を主軸にしながらも、
経営戦略から入って課題解決を行うコンサルティング会社です。
だからこそ、
・もっと深く企業の未来を考えたい
・経営者と対等に議論したい
・本質的な課題解決に挑みたい
そんな想いがある人に、最適な環境だと考えています。
―最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
イードアは今、Vision実現のために本気で仲間を求めています。
ポジションサーチ的な選考も可能ですので、まずは気軽にお話させてください。
ご興味を持っていただけたら、ぜひエントリーお待ちしております!