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オンラインとオフラインの違いについて考える

こんにちは。人事部の淺井です。

緊急事態宣言が少しずつ緩和され、世の中が元に戻り始めている気配を感じます。

テレワークや自粛だと騒がれて約1ヶ月くらいでしょうか?

このたった1ヶ月で、この世界は大きく変わったように感じます。いや、実際変わっていないところを見つける方が難しいでしょう。

今更ですがツイッターで話題のハッシュタグ #コロナが教えてくれたこと について色々考える今日この頃です。今日はその中でも「オンライン」と「オフライン」について人事目線で考えていきたいと思います。


その違いはなんだ?


緊急事態宣言発令後、社員ですらテレワークが推進されとにかく「不要不急な外出」は避けてきたこの1ヶ月。どの企業でも大活躍したのがテレワークではないでしょうか。インターネットが普及したからこそできた、まさに文明の利器だと思います。(きっと今年の流行語大賞にも選ばれるでしょう!)

このテレワークによっていろんなことがオフラインからオンラインに変わっていきました。

商談、ミーティング、ランチ、飲み会・・・私たち人事の仕事の中で一番大きな変化は「面接」や「説明会」のオンライン化でした。

今でこそ少し慣れてきましたが、オンライン対応になった間際はこちら(人事側)も求職者側も四苦八苦、様々なオンラインのアプリを使いましたが、結局はサーバーに左右されたりしてどれも良し悪しといった印象です。

オンラインでの面談、面接、などを何度か経て少しそのシステムに慣れてきて感じること、それは・・・

「やりにくい!」

会話が噛み合わないやそういったことではなく、何と言うんでしょうか、その人の雰囲気が全然伝わってこないんです。

オフラインと同じように、対面で話しているのになぜかすごく違和感を感じてしまいます。

この違いって一体なんなんでしょうか?


その影響は集中力にも。


例えば、「1時間程度の説明会です」と言う案内、これってそんなに違和感ないと思うんです。

だいたいどこの会社も1時間〜2時間程度の予定で説明会を組んでいると思います。むしろ1時間と言われると少し短いような、そんな気さえ感じます。

しかし、「1時間程度の説明会動画です。」と言われるとどうでしょう。

私だったら「ゲー!1時間も見ないといけないの?」と思ってしまうでしょう。集中力も、きっと持って最初の5〜10分程度です。

これ、同じように「目の前で人が説明している」と言う事実は変わらないんですよね。きっと前者の場合、一方的な説明だけであってもきっとそんなに苦にはならないと思います。

しかし、同じ内容、同じ人、同じ話し方であっても「動画」とコンテンツが変わっただけで、こんなにも人の集中力や興味具合に大きく差が出てしまいます。

これは一体なぜなのか?

(ひとつ断りを入れておきますが、あくまで私の例の話です・・・。動画1時間でも何の苦もなく見れるかたもいらっしゃると思います。)


人とのコミュニケーションって


私は学者でも何でもありませんので、専門的な見解はわかりかねます。

きっと私が「なぜだろう?」と思っているこの「オフライン、オンラインの違い」も誰かが研究し、この現象に名前がついたりもしているんだと思います。学術的に気になってしまった方はぜひググってみてください。


今回私がお話ししたかったことはそう言う現象に名前がつけたいわけではなくて、改めて人と人とのコミュニケーションには目に見えない「何か」が存在しており、それは画面越しでは極めて伝わりにくいのだと言うことです。

きっと、人は自分でも気づかないうちに、相手の目線、息遣い、行動、癖、オーラ、その他諸々を気にしながら日々生活しているんでしょう。

残念ながら、画面越しには生きた息遣いや、鼓動のようなものってなかなか伝わりにくいです。


しかし、この変わってしまった世界が全く元の世界に戻る、なんてこともないのでしょう。

それは良い意味でもそうです。

オンラインで開かれた活路・販路は広大です。この大きな可能性をどう生かしていくか?どう私たちの息遣いを伝えていくか?ここが当分の私たちの課題になりそうだなと思います。

こんなにオンラインでの面接について「やりにくい!」なんて書いてしまいましたが、もちろんこんなご時世ですので弊社の今の面談もWEBで行なっております。

日々日々工夫しながら、少しでも求職者の方にリアルが伝わるよう工夫していきますので「やりにくかったな」と思われる点は少しご容赦いただけると嬉しいです。

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