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岩田和久
取締役COO 兼 人材サービス事業本部長
「ビジネスモデルに確かな可能性を感じた」と、2000年当時社員数10名ほどのディップに入社。
求人メディア事業の第一人者として、ディップの草創からの急成長を牽引。
ネット求人に特化し、
採用市場を変えてきた。
私がディップに加わった2000年当時、アルバイトは情報誌を通じて探す時代。そこに一石を投じる形で、ネットで求人を行うポータルサイトを業界ではじめて立ち上げたのがディップでした。うまく行くはずがないと思う人も多かったでしょうが、「どういうものがあったら嬉しいですか?」と、お客様と一緒にサービスを創る働きかけを続けてきた結果、今があります。意識していたのは、紙にはできないことをやろうということ。鮮度が良く、より多くの情報を見ることができ、詳しく、かつ嘘がない情報をリアルタイムに掲載する。ネット媒体に特化していたディップだからこそ、他の手法に脇目も振らず全速力で走ってくることができたと思っています。
答えはすべて、
ユーザーの中にある。
時代の変化とともに、当たり前に求職者もネットを使うようになっていきました。当然多くの会社が求人サイトを始める中、ただ求人広告をつくるだけでは、ユーザーから圧倒的に選ばれることにはなりません。だからこそ、私たちはユーザーファースト(利用者を一番に考える)の思想のもと、業界初の様々な機能を開発し、発信してきたのです。募集企業の特徴が動画で見られる「動画情報サービス」や、応募状況がリアルタイムでわかる「応募バロメータ」など、ネットに特化したディップだからこその価値をユーザーに届けてきました。また直近のユーザーアンケートから、仕事内容や職場環境のミスマッチによる離職が不安で、応募をためらうユーザーが多いことがわかり、「しごと体験・職場見学応募機能」を業界に先駆けてリリース。仕事探しにおいての不便さ、大変さを極限までなくしていきたい。
その想いが私たちの原動力となり、仕事探しのあり方を微力ながらも一歩ずつ変えてきました。そこまでやるかと言われることもありました。しかし「ユーザーのためになることはやろう」と取り入れてきた結果、「ミスマッチが少ない」「dipの求人はわかりやすい」など喜びのお声をいただけていることは確かです。
媒体売り営業ではなく、
人事領域のパートナーへ。
私たちは、これまで求人広告や人材紹介を通じて企業の採用支援をしていくことを事業として行ってきましたが、ここ数年で、労働人口は減少に転じ、有効求人倍率は45年ぶりの高水準となり、人材の採用はもちろん、その後の定着や育成などに悩まれる企業は増加の一途を辿っています。今後ますます、採用のみならず「人材をどう活用するか」というところまで一人ひとりが踏み込んだ提案をしていくことが求められてきます。そしてさらに私たちは、人材の採用支援のみならず、AI・RPAなどを活用した業務の自動化の提案にもチャレンジしていきます。労働力の不足を、求人広告だけで解決しようとする営業と、AI・RPAの活用まで提案をしてくれる営業とどちらが顧客からの信頼を得られるか、答えは明白でしょう。
日本を牽引する企業の発展に貢献をしていく使命を果たすため、御用聞きではなくお客様の人事領域におけるパートナーとなることを目指しているのです。誰よりも企業、ユーザーのことを考え、一人ひとりが知恵を絞り、今までになかったサービスを形にし、世の中に広めてきたてきた私たちなら、必ず理想を現実にすることができるはずだと確信しています。
社会を改善する。
そのためのカギとなるのは「人」。
企業理念として「社会を改善する存在となる」ことを掲げている私たちは、社会をどう変えていけるのか。働く人たちの中には、非正規という雇用形態を選ぶ人も多い一方、正社員になることをあきらめた人や正社員で復職したいのに仕事を見つけられない人もたくさんいます。私たちは、能力や意欲やポテンシャルがある人が、正規・非正規の枠にとらわれることなく働ける場所を見つけ、多様な働き方を選べる世の中にしていきたいと考えています。
その実現のためには、やはり「人が全て」です。一人ひとりが人手不足に悩む目の前の企業と向き合い、AI・RPAなどを駆使し課題解決のための提案をし続け、企業成長を実現していく。その積み重ねが、多くの求職者の働くきっかけを生み、人にしかできない仕事との出会いに繋がり、社会改善を実現できるのだと信じています。私たちの想いに共感し、最後まで諦めずに成し遂げる情熱を持つあなたと一緒に働けることを楽しみにしています。