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ディップ株式会社に入る前
出版業界で10年ぐらい編集者をしていました。 趣味系雑誌、ちょっとアンダーグラウンドな雑誌まで幅広く。
若さゆえ、マンガで見るような3日間徹夜で地獄の校了作業! なんてこともあるにはありましたけど、 仕事柄、普通じゃ会えない人に会えたり、 うらやましがられる人とお話しできたり…。
「ぼくはギョウカイジン!?」みたいな自惚れもあって、 なんだかんだと楽しめていたんだとおもいます。
そのころの僕といったら、 お恥ずかしい話、ニュースも新聞も読まず(編集者なのに)。 雑誌や小説は読んでもビジネス書なんて手に取らず(編集者なのに…)。 いわゆる、井の中の蛙を地で行く生活。はっきりって歩く非常識。
そんな20代。反省はしてます!でも後悔はしてません。
現在
相変わらず、人に会って、人と話をする毎日です。 でも、究極的にぼくのなかで変化したことは…
「人の人生に、ほんの少しでも幸せを生んでいるよろこび」 これを、実感できるようになったこと。
働くことが、苦痛と引き換えじゃいけないとおもうんです。 誰にだって、ひとしく人生を楽しむ権利があるし、 誰にだって、ひとしく自分にぴったりな仕事があるはず。
幸せを感じる価値基準は人それぞれだとおもうけど、 なんであれ、「この仕事に出会えてよかった」と感じてほしい。
そのための求人広告を追求していきたい。 そんな仕事に出会える求人メディアにしたい。
この仕事はね、ユーザーがいちばん偉いんです。 サイトを運営しているディップでも、 クライアントでもなく、まして、上司や社長でもない。 ユーザーにとって幸せが得られるサイトじゃないと、 ぼくらの生きる場所はどこにもない。
これが、ここで働きながらたどり着いた、いまのところの持論(笑)。
ディップ株式会社について
良くも悪くも「不器用な会社」とおもいます。 あ、人間臭さが残ってる、ってこと(笑)。
けれど、それだけでは勝ち残っていけないからこそ、 それぞれの役割、それぞれの部署で、アレコレと変化しようとしている。
でも、やっぱり、なんだか、青臭いです。 良くも悪くもね(笑)。
今後どういうことをしていきたいか
誰かの人生に、ほんの少しでも、ほんの一瞬でも 幸せな風を吹き込むことができれば、 はっきり言って、何をしていてもぼくは幸せです(笑)。
というと元も子もないので…。
テーマは、「幸せの連鎖」。