椎茸農家のハウス内には虫が大量に飛んでいるところが意外にも多い。
いきなりこんなことを書いてしまうと、せっかくの採用媒体なのに人が離脱してしまうかもしれませんが安心して聞いてください。
結論。レンチナスはびっくりするくらいにハウス内に虫が飛んでいません。
(大自然の中に位置しているので外には普通にいますが)
こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、ハウスに足を踏み入れた瞬間、口を半開きにしていられないくらい虫が飛んでいる。顔に当たる。鼻に入りそうになる。そういう現場が、実際に存在します。
レンチナスしか知らない社員が他の椎茸農家の視察に行くと「虫すごいですね」と言うのは、もはやあるあるです。出荷前にエアガンを使って虫をプシュプシュ払いながら作業している農家もある。それが普通だと思っている椎茸農家も多い。
ただ、ここは声を大にして言わせてください。
レンチナスは違います。
ハウスに入っても、虫がほとんどいない。
空気が清潔。
口を開けて作業できる。
これは偶然でも運でもなくて、栽培方法の設計から生まれた結果です。
なぜ虫が湧くのか。まず構造から話します。
一般的な菌床椎茸農家が抱える虫の問題は、主にキノコバエです。
キノコバエは腐植した有機物や菌床に卵を産みます。菌床を長く使い回せば使い回すほど、菌床は劣化し、有機物が分解されやすい状態になっていく。そこに虫が集まり、湧く。
さらに、上面栽培や半上面栽培では、菌床の上部に水が溜まりやすい構造になっています。水が停滞すれば、虫の産卵に適した環境ができあがる。「虫が多い農家」は、たいていこのサイクルから抜け出せていない。
理由① 菌床を高回転で交換している。
レンチナスが虫の少ない環境を維持できている最大の理由は、菌床を劣化させる前に交換しているからです。
菌床は使い続けるほど劣化します。多くの椎茸農家はコストを抑えるために同じ菌床を何度も再利用しますが、劣化した菌床は虫にとっての格好の繁殖地になる。
レンチナスは全面栽培という方式を採用しています。菌床の全面からきのこを発生させるため、短い発生期間で高い収量が確保できる。
その分、菌床のサイクルが速い。
菌床が劣化するより先に次の菌床に切り替わっていくから、虫が腰を据えて繁殖する隙がない。
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理由② 白神山地の湧き水を直接浴びせている。
レンチナスが椎茸の栽培に使っているのは、白神山地の湧き水です。
世界自然遺産・白神山地のブナ天然林を通り抜けてきたこの水を、菌床に直接散布しています。清潔な水を常に浴びせ続けることで、菌床の表面が不衛生な状態になりにくい。
上面・半上面栽培のように水が溜まって停滞することもないため、虫の産卵に適した環境が生まれにくい。
仮に虫が入り込んでも、定期的に清潔な水が当たり続ける環境では定着しづらい。これが、虫が湧きにくいもうひとつの理由です。
もちろん、これらは数ある栽培方法のメリットデメリットにはなるので、だからダメだと言う話ではなくこういう特徴もあると言うことです。
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参照:https://www.hokken.co.jp/laboratory/technology.php
理由③ 24時間、換気し続けている。
レンチナスのハウスは、24時間換気を続けています。
空気が常に動いている環境は、虫にとって居心地が悪い。滞留した空気の中に虫が集まりやすいのに対して、常に流れている空気の中では虫が定着しにくい。同時に、ハウス内の湿度や温度が均一に保たれるため、椎茸の品質にも直結しています。
清潔な空気は、働く人間にとっても同じです。1日中ハウスの中で作業する現場スタッフにとって、空気の質は体への負担に直接関係します。虫を払いながら作業するストレスも、口を閉じながら仕事するしんどさも、レンチナスではほぼありません。
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「農業はきつい」のイメージを、設計で変えていく。
農業の現場に不安を感じる人の多くが、こういうことを心配しています。
暑い。臭い。虫が多い。体がきつい。それが農業でしょ、と。
確かに、農業は楽な仕事ではありません。毎日の収穫作業は体を使うし、繁忙期は長時間になることもある。レンチナスもその例外ではないです。
でも、「当たり前のきつさ」と「設計で変えられるきつさ」は別の話です。
虫だらけの環境は、当たり前じゃない。
コストを優先して菌床を使い回し続けた結果として生まれている。
栽培方法を変え、水を変え、換気を整えれば、変えられる。
レンチナスはそれをやっている。
農業の常識すらも疑うことも農業を変えていくのではないかと思っています。
これまでに農業に携わっていた先代たちを侮辱なんてしたいわけではなく、否定したいわけではない。
より持続可能なものに姿を変えていくために常識から疑う癖をつけた先に今のレンチナスの形態も生まれたと言うこと。
この会社が今取り組んでいる廃菌床を活用した次世代農業プロジェクトも、同じ発想から来ています。農家の「当たり前」を外から見直して、まだ変えられることを変えていく。そのために、外から来た視点を持つ人間が必要だと思っています。
その先にあるのは、農業のイメージを変えていく、という話です。
チャレンジを辞めないレンチナスの一員としてぜひ一緒に働きませんか?
まずは一度気軽に話のできるカジュアル面談から行ってみませんか?