当社の存在意義である経営哲学”フィロソフィー”に関連して、代表取締役 千歳紘史(ちとせ こうし)が日々の思考をシェアします。
「私は成長できているのだろうか。」と、不安が大きく自己肯定感が下がってしまう人も多いのではないでしょうか。でも、大丈夫です。あなたは間違いなく成長しています。
やがて、その実感は溢れでる
成長実感。それは「できるようになった!」「やりきることができた!」と、自分自身が何か大きな成長をしたとしっかり確信を持って感じられること。それは、幸福度の高い状態の一つです。
しかし、一定の閾値を超えなければ、成長は実感しにくいのもので、それまでは非常に苦しく「不甲斐ない」と言った感情に苛まれ、自己肯定感も下がってしまう人もいます。
でもそれは、成長していないのではなくて、自覚していないだけです。ある一定の閾値を超えると自覚できるようになります。まるで、木の桝の中にグラスをいれ、日本酒をたっぷり注ぎ込む「もっきり」のようです。
日本酒を経験値としたときに、経験値をグラスに注ぎ込んでいる間も、きちんと経験は積み上がっています。
しかし、本人が自覚するゾーンの枡にはまだまだたどり着かないため、本人は無自覚。やがて、グラスから溢れたお酒が枡に満たされていくことで、初めて気づくのです。
成長も同様で、早い遅いはあるかもしれませんが、成長しない人はいません。成長が自覚できないときは、お酒が注がれるスピードが遅い場合もあれば、コップが大きくて自覚しにくいこともあります。
ただ、誰でも成長するという事実を知り、今できることは水の量(経験値)を増やすしかないということを知り、やり続けるだけなのですが。
閾値を超えた経験の数が、自信につながります。