ヒト・モノに真摯に向き合う姿勢は過去の自分が教えてくれた。失敗をしたからこそダイニーを選んだゼネラルマネージャー

株式会社ダイニーで働くメンバーはどんな人がいる？ダイニーメンバーのこれまでの経験・どんな思いでダイニーで働いているのかを連載していく「ダイニー社員食堂」。今回は、ビジネス本部全般のマネジメントを行う延原さんに、ダイニーに入社した理由、今後の展望をインタビューしてきました。

延原聡さん｜POSシステムの営業を経験したのち、一度脱サラ。デザイナーの勉強を始めるも再度営業職に戻りたいと思い、2022年にビジネス本部のゼネラルマネージャーとしてダイニーにジョイン。趣味はサイクリングで、自転車で富士山に登った経験もある。

営業職を続ける中で見つけた、自分が活躍できる場所

大学卒業後、大手SIerでコンビニに向けPOSシステム営業に従事した延原さんだが、従来から家具好きであったこと、「情熱大陸に出たい」という小さな願望からインテリアデザイナーの道を志した。新卒時代のPOSレジの営業は、365日24時間営業するコンビニがお客様だったこともあり、かなり大変だったそう。「この時の経験がダイニー入社のきっかけになるとは、人生って分からないものですね」と笑いながらに語ってくれた。
家庭の事情もあり再び営業の道に戻ることになり、デザインを少し勉強した経験やIT営業の経験を活かせないかと考えていたところ、気づいたら宮崎県でECサイトの営業を行っていた。そこでは4年間勤めたが、今後のキャリアを考えた際、都内の勢いの中でもまれていきたいと思い、上京を決意。上京後は企業向けに業務効率化ツールの販売を行う会社にて営業を経験。ここで延原さんのマネジメントの才能が開花したという。「平均的なプレイヤーで、トッププレイヤーには程遠かったですね」という延原さんは、このままプレイヤーで走るかマネジメントを行うか迷っていた。そんな時、営業組織の立ち上げを任されたり、メンバーが増えたタイミングでマネジメントが必要になったり、当時副業で手伝っていた会社が新卒メインだったことにより自然とマネジメントを行うことが必要とされたことなど様々なタイミングが重なり、マネジメントを行うようになったと話してくれた。

転職する気はまったくなかったが、それでも惚れ込んでしまったダイ二ーの魅力

たまたま友人がダイニーに勤務しており、「めちゃくちゃいい会社だから受けてみてよ！」と猛烈なアプローチを受けたことがきっかけとなり、ダイニーの話を聞いてみることに。正直有形商材(ダイニーでいうとPOSレジなどのハードウェア)を扱っている会社の営業はしたくなかったため、ダイニーの選考に対して初めはそこまで乗り気ではなかったとのこと。そんな中、真央さん(社長)や人事担当と話す中で考えが変わった。カジュアル面談時点には、過去にPOSシステムの営業経験をしていることもあり、同じ “POS”でもダイニーのPOSに可能性を感じたという。また真央さんと話す中で、プロダクトや顧客に対する情熱を強く感じ、「こういう熱量の人たちと働きたいと思った」と懐かしそうに話してくれた延原さん。転職を考えていたわけではなかったが、ダイニーのプロダクト・ヒトに惚れ込み入社することとなった。

「クライアントに嘘をついてしまった」考え方・向き合い方が変化したタイミング

何事にも素直に、真摯に向き合っている延原さんだが、それは過去の失敗からの学びだという。新卒時代、規模が大きなシステム障害が発生し、事実とは異なる理由で自社の責任を回避しようとしたことがあった。その時は上司が仲介に入り大事になることは防ぐことができたが、「会社を守るつもりで嘘をついても顧客はもちろん、自分にも会社にもいいことは何も無いと学び、そこから悪い点があれば小手先器用に切り抜けるのではなく、真摯に謝罪に徹することと問題解決に取り組むことのみに邁進してきました」と正直に話してくれた。また真央さんに対しての第一印象を聞いてみると、「おごり高ぶらない姿勢で、年上の自分にも真摯に向き合ってくれる人だと思った」と話してくださり、誠実な姿勢を意識している延原さんだからこそ、そんな真央さんについていきたいと思ったのだろう。

年齢を重ねた人生の先輩だからこそ、若者に対して出来ることがある

「こんなおじさんですが、ダイニーの様なスタートアップにいると成長している実感がある」と笑いながら話してくれた延原さん。今後ダイニーのような勢いのある会社がどんどん増えてほしい一方で、若さゆえに失敗する企業を助けていきたいとのこと。ダイニーやダイニーのサービスが飲食業界であたりまえに認知されている状態を作ること、ダイニーが大きくなっていくための土台を作ることが今の夢なのだそう。延原さんから発せられる言葉からは、これからのダイニーに対するワクワクと、自信が感じられた。