本日は、【採用・RPO領域】で活躍中のクルー小田 志織さんにお話を伺います!
※タクシタ事業ではスタッフの名称を「クルー」という愛称でお呼びしています。
これまで多様なキャリアを重ねてきた小田さんですが、出産と育児を経験し、働き方に限界を感じたといいます。そんな彼女が「タクシタ」で見つけた、仕事と育児を両立させる秘訣や想いについて、詳しくお話を伺いました。
Q. 転職のきっかけ、kubellパートナーを選んだ決め手は何でしたか?
前職では、BPO企業で採用代行業務のマネジメントを5年間担当していました。キャリアを築く中で出産・育休を挟み、復職後は「ママとしても活躍できるポジションを確立したい」という強い思いで職場に戻ったんです。
しかし現実は想像以上に厳しかったですね。娘は体が弱く、2年間で保育園に通えたのは全体の3分の1ほど。病児保育や実母のサポートを得ながら勤務を続けていましたが、会社に休暇の相談をすることも多く、常に気を遣いながらの勤務でした。
出社できた日も、休んだ分の業務をお迎え時間までに終わらせなければならず、時間との勝負でした。退勤後は地下鉄の駅まで走り、乗り換え駅では階段を駆け上がって保育園へ急ぐ、という毎日。気づけば2年間で体重が15kgほど減り、心身ともに疲弊していました。キャリアを考える余裕もなくなり、働き方そのものを見直す必要性を感じたんです。
そんな時に出会ったのが、この会社でした。リモートワークなので、娘が体調を崩した日もそばで様子を見てあげられることに、これまでにない安心感がありました。また、これまでのBPO経験を活かしながら、「BPaaS」という新しい仕組みに触れられることにもビビッときました。自分の人生を諦めることなく、家庭と育児、仕事を両立できると感じたことが、入社の決め手になりました。
Q. 今のお仕事内容について教えてください。
現在は、採用チームのリーダーを務めています。担当するお客様の数が決まっているわけではなく、その時々の状況に応じて必要な役割を担う、という働き方です。新たなご依頼があった際には、業務開始前の打ち合わせや、業務構築などの初期対応を主に担当しています。
メンバーは複数の案件を並行して担当しているため、業務中に出てくる質問への対応や、リソースが不足している場面でのサポートに入ることもあります。必要に応じて自分も手を動かしながら業務に関わっており、日々の業務内容は多岐にわたります。
仕事をする上で意識しているのは、お客様からのご依頼だけでなく、その背景にある課題や本音を汲み取ることです。お客様自身も気づいていないようなニーズを引き出し、最適な提案や改善につなげられるよう、丁寧なヒアリングを心がけています。
リモート環境だからこそ、やり取りのスピード感も大切にしています。お客様やメンバーからの質問にはできるだけ早く対応するようにしており、そうした積み重ねが信頼の土台になっていると感じています。
Q. 今の仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
前職でのBPO企業では、大手企業のお客様が中心で、業務内容も決まっていました。決められた範囲内で正確に対応することが求められる環境だったため、それ以上のことを任される機会はあまり多くなかったように思います。
一方で、現在は業種や規模も様々なお客様から幅広いご依頼をいただくため、前例のないケースや初めて扱う内容に出会うことも多く、自分で調べながら進める場面が少なくありません。対応する中で、これまで知らなかった分野の知識が増えていくことにやりがいを感じています。
そうした学びが少しずつ積み重なり、お客様によりスムーズにご案内できたり、採用チームのメンバーに情報を共有できるようになったりしたときは、自身の成長を実感できます。業務を通じて蓄積されたナレッジが、実際の現場で役立つ場面が増えてきたことを実感しています。
また、他の領域の方々と一緒に進める案件も多く、異なる視点に触れられるのも今の職場の魅力です。困ったときに気軽に相談できる関係性や、自分にはなかった考え方に触れる機会は、自分自身の視野を広げてくれると感じています。
Q. プライベートはどう過ごされていますか?
独身時代から旅行が好きで、国内外問わず時間があればどこかへ出かけていました。北海道在住ということもあり、道外に出るだけでちょっとした現実逃避になっていたように思います。
もともと旅行にあまり興味がなかった夫も、私の「行動力」に巻き込まれるうちに、今ではすっかり旅好きに。娘にも小さいうちからいろいろな場所を見せてあげたいという思いがあり、家族みんなで出かけることが我が家にとって大切な時間になっています。
平日は幼稚園のお迎えから寝かしつけまでがバタバタで、自分もそのまま寝落ちしてしまうこともしばしば。そんな日々ですが、休日は娘の習い事やお出かけなど、できるだけアクティブに過ごすようにしています。忙しい日々のなかでも、家族との時間や、自分の好きなことを楽しめているのは、今の働き方のおかげだと感じています。
Q. 最後に、未来の仲間へ向けて一言お願いします!
私自身、家庭と育児を両立しながら、もう一度キャリアを築きたいという思いを抱えてきました。同じように「今の働き方に限界を感じているけれど、諦めたくはない」と考えている方に、この職場環境を知っていただけたら嬉しいです。
フルリモートではありますが、チャットやミーティングを通じて、まるで隣に同僚がいるような距離感でやり取りができます。わからないことも気軽に相談できる安心感があり、同じように子育てと仕事を両立しているメンバーも多いため、共感し合える雰囲気があります。
また、フレックスタイム制なので働き方に柔軟性があり、自分の生活リズムに合わせて業務を進められるのも魅力の一つです。
それぞれが異なるバックグラウンドや強みを持ったメンバーが集まっており、互いに支え合いながら仕事を進めています。困ったときには気軽に相談し合える関係性があり、チームとして助け合える環境が整っていることも、この職場ならではの魅力だと感じています。
「こんな働き方がもっと広がればいいな」──そんな想いが、ここにはあります。未来を一緒に創造し、実現していくこの会社で、一緒に働いてみませんか? 皆さんとお会いできることを、心より楽しみにしています!