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目次
2017年 農家の声から始まった挑戦
2019年 AGRIST創業
2020年 運用試験と国際特許
2021年 シリーズA完了・農業法人設立
2022年 プレシリーズBと国内外の注目が高まる
2023年 企業・行政との連携
2024年 農水省SBIRに採択
2017年 農家の声から始まった挑戦
アグリストの原点は、宮崎県で行われていた農家との勉強会にさかのぼります。
「人手不足で収穫が追いつかない」という切実な声を受け、もし人手が足りないならロボットで解決できるのではないか――そんな発想が生まれました。
この想いに共感した技術者が集まり、数名のメンバーで会社を設立。農業の未来を変える収穫ロボット開発がスタートしました。
2019年 AGRIST創業
斎藤が北九州高専での講演をきっかけに秦に出会い、収穫ロボット開発についての議論を開始。
ピーマン農家にアドバイザーとして協力を得て実証実験を重ね、東京大学の研究者も加わり開発体制を強化しました。
そこからピーマン自動収穫ロボットの試作機を完成させ、イベントやメディアを通じて積極的に発信。
その取り組みは地域金融機関やベンチャーキャピタルからの支援にもつながり、事業の基盤が固まりました。
2020年 運用試験と国際特許
AIを搭載した自動収穫ロボットを開発し、ビニールハウスでの運用試験を開始。
吊り下げ式ロボットとして国際特許(PCT)を出願しました。
2021年 シリーズA完了・農業法人設立
シリーズAラウンドでの資金調達を完了し、全国展開を開始。
自らも営農に取り組むため「AGRIST FARM株式会社」を設立し、ロボットを活用した収益モデルの確立に挑みました。また、鹿児島県東串良町と包括連携協定を結び、地域での普及を推進しました。
2022年 プレシリーズBと国内外の注目が高まる
次世代農業パッケージ開発を目的に、プレシリーズBラウンドで資金調達を実施。
第10回ロボット大賞にて農林水産大臣賞を受賞したのを弾みに、
Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏からAzure活用事例として紹介され、国際的にも注目を集めました。
▶︎Satya Nadella | 2022: Doing more with less(アグリストの紹介:1分49秒~1分54秒)
https://www.youtube.com/watch?v=0IZGiReli-o
2023年 企業・行政との連携
ピーマン自動収穫ロボットが世界最大級の家電・IT展示イベント「CES2023」で
イノベーションアワードを受賞。
アグリストとマクニカ、宮崎県とで連携し、持続可能な農業実現に向けた取り組みを推進。
ロボットとAIを組み合わせた農業システム『Sustagram Farm』の販売も開始しました。
▶︎次世代農業システムパッケージ「Sustagram Farm」
https://www.takamiya.co/sustagram-farm/
2024年 農水省SBIRに採択
AI農業プラットフォームを活用した次世代サプライチェーン構築プロジェクトが、農林水産省のSBIR事業に採択され、11億円の補助を獲得。
茨城県常総IC周辺に3haの農場を展開し、新たな拠点から全国への展開を加速させています。
ディープテック・スタートアップ企業としてのアグリストの今後の活動に期待ください。