データで組織の変革を支援する、CROSSTOKYOのグループ会社・株式会社Parkour Japan。COO川原、CTO鈴木のソロインタビューに続く今回は、二人の対談をお届けします。

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事業の成長を牽引する、営業サイドのトップと技術サイドのトップ。彼らは、何を考え、どう連携し、チームを未来へ導こうとしているのか。

今回は、株式会社Parkour JapanのCOOである川原大輝と、CTOの鈴木純平による対談をお届けします。営業と技術、それぞれのプロフェッショナルである二人が語る言葉から見えてきたのは、単なる分業ではない互いの領域を越境しながら価値を創造する刺激的な働き方。

「とにかく多彩な経験ができる」と二人が口を揃える、Parkour Japanならではの成長環境のリアルに迫ります。

ー現状と理想。ベンチャーだからこそ面白い「役割の境界線」

ーーまず、お二人の役割と、日々の業務での連携について教えてください。

川原： 理想の姿で言えば、「私が営業として案件を獲得し、その技術的な支援をCTOの鈴木が担う」という形です。もちろんそのパターンが多いですが、今のフェーズでは、まだ明確な分業にはなっていません。

鈴木： そうですね。現状は川原は自分で営業からプロジェクトの実行まで一貫して担当していますし、私も同じです。ただ、クライアントの課題がより専門的で高い技術力が求められる案件の場合は、「川原が営業、私が技術」という形でチームを組んで対応します。

川原： 今後、組織が大きくなれば、営業、ワークショップの実施、技術支援、そして事務と、機能ごとにチームを分けていきたいと考えています。でも、正直に言うと、今この瞬間に仲間になってくれる方には、営業も顧客支援の一環であるワークショップの実施も、両方をお願いすることになります。

鈴木： 良くも悪くも、やらなければいけないことが多いのが今のうちのリアルです（笑）。でも裏を返せば、「何でもチャレンジできる」ということ。そこら中にボールが転がっていて、どのボールを拾って自分の成果にするかは、あなた次第。それがこのフェーズの面白さだと思います。

ー「営業マンにはない営業力」 技術トップが、最強のビジネスパートナーである理由

ーー営業として入社した方が成長するために、鈴木さん（技術サイド）はどのようなサポートができますか？

鈴木： まず、私たちのビジネスに必要な専門用語や、データ・AI市場の技術的背景を丁寧に説明します。これを理解することで、お客様に対して具体性を持って、より深い提案ができるようになります。それから技術的なこと以外で言えば、「言語化能力」「ロジカルシンキング」「リスクマネジメント」等のノウハウは伝えられます。これは私のプロジェクトマネジメントの経験から得たもので、どんなビジネスでも通用するポータブルスキルですね。

川原： そのスキルにはものすごく助けられています。商談に同席してもらうと、私が「ここまで言うのは技術的に無理かな」と躊躇するラインを軽々と越えて、「ここまでやります」と即決して、案件を獲ってきてくれるんです。彼が「できる」と言うなら、会社としても「できる」。これは普通の営業マンにはない、「営業もできるエンジニア」ならではの営業力。この動きを間近で見られるだけでものすごい学びになるはずです。

ー「どこに行っても通用する」営業の思考法を体系的に学ぶ

ーー 逆に、川原さん（営業サイド）は、新しく入る方にどのようなことを教えられますか？

川原： 私が提供できるのは、体系化された営業の思考法です。前職で叩き込まれた、いわゆる“Salesforce式の営業フレームワーク”ですね。受注までのプロセスを11のステップに分解し、各フェーズで何をすべきか、誰と何を合意すべきかが言語化されています。この思考法は、扱う商材が変わっても、どこに行っても通用する普遍的なスキルだと確信しています。また、取締役という立場で日々大企業の部長職以上の方々と商談しているので、エグゼクティブとのコミュニケーションの取り方も実践を通じて教えることができます。普通のベンチャーではなかなか経験できない価値だと思います。

ー求めるのは「変化を楽しめる」ポジティブさ

ーーお二人の連携は非常にスムーズだと感じますが、ぶつかることはないのですか？

鈴木： 正直、ほとんどないですね。不思議なことに、性格はみんなバラバラなんです。でも、お互いの考え方や価値観を尊重し、否定から入らない、というのは共通しているかもしれません。「そういう考え方もあるよね」が根底にある。

川原： 確かに、否定的な人と一緒に働いても面白くないですしね。新しく入ってくれる人の意見も聞きながら、一緒に最適な答えを探していきたい。

鈴木： 一言で言うと、「変化を楽しめる人」ですかね。我々自身も、組織も、提供するサービスも、これからどんどん変わっていく。お客様も、我々の提案によって変わっていく。そのプロセスを楽しめる人がいい。そして、「どうすればできるか」を考えられるポジティブさ。できない理由を探すのは簡単ですが、それでは何も生まれません。難しい課題にこそ、前向きに取り組める人と一緒に働きたいですね。

ー最後に。未来の仲間へのメッセージ

川原： 私たちが扱っているのは、形のない無形商材です。営業としての難易度は正直高い。ただ、この商材を売れるようになれば、強い営業マンになれるはずです。あなたの頑張りが会社の成長に直結するので成長意欲のある方、一緒に働きましょう。

鈴木： 一般的なベンチャーでは中々関われないような方々と、中々経験できないような進め方で、中々経験できないようなものが得られる。それがParkour Japanです。会社としても、個人としても、チャレンジをしながら飛躍的な成長を遂げたい。そんな夢を一緒に見てくれる人をお待ちしています。

三回にわたり、Parkour Japanの魅力をお届けしました。

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