私たちが毎日向き合っているのは、検査データや数値だけではありません。
その先にいる、一頭一頭の命と、その子を大切に思うご家族の気持ちです。
忙しい現場では、つい「症例」を追うことに集中してしまう瞬間があります。
でも、本当に大切なのは「人と動物そのもの」を見ること。
今日は、その視点を守るために私たちが大切にしている具体的な取り組みをお話しします。
求める人物像【獣医師・動物看護師】
【一緒に働く上で欠かせないこと】
- QALの向上に強く共感し、「人と動物」に寄り添う診療を実践したい方
【こんな方を歓迎しています】
- 相手の話を丁寧に聴ける方
- 些細な変化に気づき、不安を和らげる工夫を考えるのが好きな方
なにをやっているのか
私たちの目的は、病気を治すことだけではありません。
治療を通して 動物とご家族の暮らしの質(QAL:Quality of Animal Life) を高めることです。
どれほど高度な医療であっても、ご家族が納得できなければ、動物が苦痛を抱え続けていれば、それは「良い医療」とは言えません。
私たちは病気を未然に防ぐ予防(ワクチン・健診・口腔/体重管理・生活環境の見直し)を土台に据え、日々の細かな変化を気軽に相談していただく環境を整えています。
そして数値だけを追わず、その子とご家族の背景にある“物語”に寄り添う診療姿勢を大切にし、治療だけでなく、予防と相談を重ねることで、動物とご家族のQAL(人と動物の暮らしの質)を最適な方向へ導くお手伝いをしています。
なぜやるのか
【事実】「症例中心」に傾きやすい現場
動物病院は常に時間との勝負。効率を優先するあまり、動物を“症例”として捉えてしまう瞬間があります。多くの獣医師や看護師が経験する、構造的な課題です。
【解釈】治療の主役は動物とご家族
忘れてはならないのは、治療を支えてくださるのはご家族だということ。どんなに正しい計画でも、ご家族が「よくわからない」「続けられない」と感じれば続きません。
だからこそ私たちは、視点を「症例」から「人と動物」へと意識的に戻す必要があります。
どうやっているのか:「人と動物」を見る3つの約束
約束① 会話 ― “わかる”から“協力できる”へ
- 治療の前に、生活や困りごとを丁寧にヒアリング
- 説明は 「結論 → 理由 → 選択肢」 の順で簡潔に
- 最後に「今日一番大切なことをもう一度教えてください」と復唱(=ティーチバック)
➡ 誤解を防ぎ、ご家族と協力関係を築きます
約束② ケア ― “我慢させない”を徹底する
- 術後の痛み止め、処置時の短時間鎮静を積極的に
- 犬猫で待合室を分ける、音を立てない環境づくり
- 清潔で落ち着いた空間で、ご家族の緊張も和らげる
➡ 痛みと不安を取り除き、治療を続けやすくします
約束③ 意思決定 ― “選べる”という安心を
- 治療法は一つではなく、複数の選択肢を提示
- A案:標準的
- B案:より積極的
- C案:負担少なめ
- QAL(動物とご家族の生活の質) を基準に一緒に検討
➡ ご家族の価値観に合った道を共に選びます
仕組みで続ける
- 良い工夫や説明方法は必ず記録し、標準化して全員で共有
- 個人の技術を「属人化」させず「組織の力」に変える
➡ どの病院でも同じ温度で「人と動物」に向き合えます
まずは、あなたの想いを聞かせてください
症例の向こう側にある、動物とご家族の暮らしにまで思いを馳せる。わたしたちのそんな診療姿勢に、少しでも共感していただけましたでしょうか。
もしあなたが、「もっと一人ひとりと丁寧に向き合いたい」と感じているなら、ぜひ一度、カジュアルにお話してみませんか。オンラインで30分、あなたのキャリアの地図を一緒に描けることを楽しみにしています。