動物病院の臨床体制には大きく二つ
「地域に根ざした個人病院」と、「規模や連携を活かすグループ/企業病院」
どちらにも強みがある一方で、個人病院はリソース・持続性、
グループは距離感・裁量がそれぞれ課題になりがちです。
私たちが挑むのは、そのどちらでもない第三の道。
一次診療の“近さ”を守りながら、連携・標準化・経営基盤を組み合わせる
——それが「究極の個人動物病院グループ」です。
“究極の個人動物病院グループ”とは
私たちの合言葉は『究極の個人病院グループ』
個人病院が持つ「身近で、何でも相談できる温かさ」と、グループ病院が持つ「最新医療と連携の安心感」。この二つを両立させる、新しい病院モデルを本気で創ろうとしています。動物とご家族に寄り添いながら、持続可能で質の高い医療を届け続ける。そんな、ありそうでなかった病院の形を目指しています。
求める人物像【獣医師】
【一緒に働く上で欠かせないこと】
スキル
- 獣医師免許(または取得見込み)
- チーム医療を支えるコミュニケーション能力
マインド
- QALの向上という共通コンパスへの共感
- 仕組みでより良い医療を届けたいという想い
- 学び合い・成長し合う姿勢
【こんな方は大歓迎!】
- 特定分野の専門知識、またはこれから深めたい意欲
- 後輩指導/チームマネジメントの経験
- マニュアル作成/業務改善/標準化への関心
【こんなことに取り組みます】
- 「QAL」を軸に、ご家族の物語に寄り添う一次診療
- 結論から伝え、選択肢を丁寧に説明するわかりやすいインフォームドコンセント
- 夜間や専門病院へのスムーズな連携と、安心できる明確な引き継ぎ
- 日々の臨床の気づきを病院全体の標準手順に反映させる改善活動
- チームの学びや挑戦を尊重し、組織の力へと変える仕組みづくり
- 動物とご家族が安心できる、清潔で落ち着いた院内環境の維持
二つの現実と“第三の道”
【事実】動物医療が抱える二つの現実
- 個人病院 :ご家族との距離は近いが、夜間/高度医療まで独力対応には限界がある。
- グループ病院:設備・教育は充実だが、組織が大きいほど距離感や裁量設計が難しい。
【解釈】だからこそ、第三の道を選ぶ
私たちはこのどちらの課題も超えたいと考えました。個人病院の温かさと、グループの力強さを組み合わせることができれば、動物とご家族、そして働く仲間にとっても、より良い環境が作れるはずだと。 個人の頑張りだけに依存せず、かといって画一化もしない。温かさと安心感の両立
──これが“究極の個人動物病院グループ”という挑戦を続ける理由です。
「分離と統合」とは
私たちの仕組みの心臓部は「分離と統合」というシンプルな設計です。
1) 「分離」:役割を明確に
役割を明確に分けます。臨床家は診療に集中し、本社スタッフは環境を整え、経営陣は未来を設計する。それぞれが専門性を発揮することで、全体の医療品質を引き上げます。
2) 「統合」:共通コンパスで揃える
全員が同じ“楽譜”を見るために、判断基準をQAL(Quality of Animal Life)に統一。
- 新薬を使う? 手術方法は? 投資の優先度は?
→ 見る角度が違っても、「QALが上がるか?」に立ち返ることで統合する。 - 「現場で完結する話か? 経営に委ねるべき話か?」を自問する習慣が、判断の質を磨きます。
3) 知の標準化:個人の技を全院の力へ
日々の臨床で得た気づきを標準手順に反映し、全院へ展開。
こうして一人の獣医師の経験や知識は個人の技で終わらず、組織全体の力として蓄積されていくのです。
まずは、あなたの話を聞かせてください
- 「今の働き方に、少し疑問がある」
- 「もっと動物とご家族に向き合う時間がほしい」
- 「自分の成長がチームの力になる環境で働きたい」
ひとつでも当てはまったら、オンラインで30分、カジュアルにお話ししましょう。
あなたのキャリアの地図を“究極の個人動物病院グループ”として一緒に描けることを楽しみにしています。