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【入社エントリ】家族や友人の不調をきっかけに、メンタルヘルスに飛び込んだ日

はじめまして。Smart相談室でインサイドセールスを担当している宮本忠哲です。

下の名前がタダアキなので、tada、tadaさん、tadaっちと呼ばれています。大阪出身の在日韓国人で目の色が青いです。もうすぐ三十歳になります。

今は東京に住んでいて週末はフットサルをしたり、居酒屋でお酒を飲んだりして楽しく生きています。2年前から飲み屋街の近くに住んでおり、おかげさまでこの2年で7キロほど増量中です。

入社エントリをメンタルヘルスの企業がネットで公開することはむちゃくちゃ意義のあることだと思うので、しっかりと書こうと思います。

目次

  1. 挫折と成功を経験した学生時代
  2. 異なる業種を3社経験
  3. Smart相談室との出会い
  4. 社員全員がSmart相談室の可能性を信じている
  5. 「メンタル不調になる前に相談」という文化を作りたい

1. 挫折と成功を経験した学生時代

大阪の生野という在日韓国人がたくさんいる街で育ち、厳格な祖父の影響を受けた母親から、学校の勉強に関しては厳しい教育を受けて育ちました。

いやいや勉強する日々だったためか、友だちと遊ぶ時間がとても楽しみでした。小学2年生から続けているサッカーは今でも人生の楽しみの一つです。

とはいえ勉強も続けていると面白くなる瞬間もあるもので、一時は自分から中学受験をしたいと言い出し本格的に取り組みますが、小学生の時から家庭の経済状況をうっすらと把握していたので、最終的には自分から中学受験はしないことを親に伝えました。

中学校はやんちゃ盛りで地元の人に少々のご迷惑をおかけしながら、勉強してサッカーして遊びに行ってスキマ時間に睡眠をとってと、体の持つ限り夢中になって生きていました。
ただ、勉強へのモチベーションが、「周囲に負けないこと」だったので結構辛かったです。

おかげで高校は地元の公立進学校に進むことができ、高校の友人は今でも付き合いが深く、このエントリがアップされる週末には高校時代の友人の結婚式に参加しているはずです。
高校ではサッカーにどっぷりハマり始めて、勉強は赤点を取らない程度のすれすれラインに挑み続け、朝昼夜と1日3回練習していた時期もありました。
サッカーは一度大きく挫折することになったのですが、それでも自分の課題と真摯に向き合い続ければ、いずれ成果が出るのだという成功体験を積むきっかけにもなりました。

大学に行く意味を見いだせていなかったのですが、親から大学だけは出てくれと言われたので、金銭的に最も負担の少ない地元の公立大学を選択しそこに進学しました。
大学ではサッカーをプレーヤーとしてだけでなく、指導者や経営する立場など多角的に関わるようになり、ますますのめり込んでいくことになりました。

2. 異なる業種を3社経験

ただ、ここまで記載した通り家庭の経済状況は自分にとって大きな価値観となっており、それがサッカーに関わるビジネスだと実現可能性が低くなることを痛感していました。将来サッカービジネスに関わるのであれば自分の力でスケールできる人材になりたいと思い、新卒では大手人材会社に入社しました。その時、とにかくハードに働いたのは良い思い出です。当時、特に人材不足に困っていた保育業界に特化した転職支援を行っていました。

2社目は若いうちにチャレンジしておきたいという気持ちから、人材紹介を立ち上げたタイミングの企業に入社しました。自分の関心領域でもありなおかつニッチ分野でのトップを狙える可能性もあると考え、障害者雇用枠で働きたい人の転職支援を行っていました。

ここで初めて精神障害者の方と出会い、のめり込むようにメンタルヘルスについて吸収していくことになりました。臨床心理士の卵の方が在籍していたのでその方に絶えず連絡を取って、求職者について自然と質問しまくっていました。

3社目は建設業界に特化したSaaS企業でインサイドセールスをしていました。一見何の関連もないような転職先ですが、後からここが繋がっていくことになります。転職支援(キャリアカウンセリング)の仕事の面白み、たくさんの精神障害者との出会い、IT技術を使った新しい課題解決の可能性、このあたりがSmart相談室の出会いに繋がってきています。

3. Smart相談室との出会い

2022年の夏頃、僕の家族や友人の数人がメンタル不調でバタバタと倒れていきました。驚くほど同じタイミングでした。2社目で精神障害者と関わる機会が非常に多く、その際にメンタル不調は他人事ではないと感じていた僕ですが、いよいよ身近にやってきたかという気持ちでした。また、自分はというと3社目で謎の腹痛に悩まされていました。以前の会社ほどハードに働いているわけでもないし、上司からキツく当たられているわけでもないのになぜなんだろう。

その際に、労務に相談をするとカウンセラーを紹介してくださり、カウンセリングを毎月受けるようになったのは自分にとって大きな変化でした。変えられるモノ、変えられないモノの整理。効率性だけを追い求めない。情けは人の為ならず。こんなことをカウンセリングを受ける中で気付いていくことができました。

そんな経験からいずれかのタイミングでメンタルヘルスに関わりたい、なんなら働きながらメンタルヘルス関連の勉強をしたり、会社の中でその役目を果たしていきたいと模索していたときに、Smart相談室の求人を見つけました。

メンタル不調を予防する事業を行っており、なおかつインサイドセールスの経験も活かせる!これは飛びつくしかないと思い、見つけたその日に説明会に応募し、説明会中に選考に進むと決め、説明会中に履歴書と職務経歴書の更新を完了させ、説明会中に応募しました。
血がたぎったのを覚えています。

選考を通して、日本企業は従業員のメンタルヘルスに課題を抱えており、改善したいという思いを持っているんだと実感し、ここでは自分の役割がどうなろうと貢献したいと思えたことから入社を決めました。(入社エントリを書いている今このタイミングにも、とある企業から「後日Smart相談室のお話をお伺いする機会を頂ければと思います。」とメールが来ました。)

4. 社員全員がSmart相談室の可能性を信じている

オープンな社風と、コト(成果)に向かっている人たちの集まりであることがすごく良いなと感じています。みんながSmart相談室が世に必要なサービスだと確信していて、Smart相談室の可能性を信じているからこそ、このような状態が生まれているのかなと感じています。入社初月にビジネス部門のメンバー全員でシステムコーチング(組織・チームの関係性を向上して成果につなげるコーチング手法)を受け、全員の思いを知れたことは非常に大きな機会でした。

自分の力のなさを痛感することもありますが、それでもここだったら乗り越えたいと思える事業と仲間がいることがとてもありがたいです。入社後各イベントで撮られている写真を見ると笑っていることが多く、ああ自然と楽しんでいるんだなと実感しています。

5. 「メンタル不調になる前に相談」という文化を作りたい

つい先日友人とご飯に行ったのですが、その友人はメンタル不調になっており、カウンセリングを受けているとのことでした。もっと早く健康なうちからカウンセリングを受けたかったと言われました。自分の身近な人からそんな言葉を受けるとは全く思っていませんでしたが、つまり日本の至る所に同様の悩みを抱えた人がいると思っています。

メンタル不調になってからお医者さんのところに駆け込むのではなく、メンタル不調になる前の健康なうちにカウンセリングを定期的に受ける文化を作っていきたいと思っています。

Smart相談室の認知を広げる活動もそうですし、カウンセラーやキャリアコンサルタントについて学び、メンタルヘルスについて正しい知見を広げていく活動も必要だと思っています。

そのためにまずSmart相談室に関心のある目の前のお客様に100%集中していきます!

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