こんにちは。
Smart相談室 CS 兼 広報の 温井美里(ぬくいみさと)です!
みんなからは「ぬっく」と呼ばれています♨️
今回は、私がSmart相談室にジョインするまでの紆余曲折をお話しします。
目次
- 【1】そもそも何者なのか
- まずは簡単に自己紹介を…
- 「決してキラキラしていない」私の生い立ち
- 「何者にもなれる」演劇の魅力に惹かれ上京
- 「魂を燃やせ!」と言われながら過ごした演劇づけの学生時代
- 【2】Smart相談室にジョインする前のキャリア
- 「就職しない」→「やっぱり就職する」への方針転換
- 「心が震えるようなことをしたい!」と初めての転職を決意
- SmartHRに入社するもすぐ挫折
- 「正解は自分がつくれば良い」という気づき
- 【3】Smart相談室にジョインしてからの話
- 不安はあったけど出向を決意
- ぶっちゃけ、SmartHRとSmart相談室は似てるの?
- ところで、どんな業務を担当しているの?
- 結論、めっちゃ楽しい
- 【4】今後のキャリアの方向性やいかに
- 【5】あとがき
- 「自分の心を羅針盤に、心が動く方向に進む」
- 「過去の出来事は変えられないけど、過去の経験は変えられる」
- 「自分で自分を幸せにできる人が増えることが世のため人のため」
【1】そもそも何者なのか
1.1 まずは簡単に自己紹介を…
今 私は、SmartHRからの"出向者"という形でSmart相談室で働いています。
【これまでの経歴】
- 新卒:某ERP(受注〜債権債務まで管理できる基幹業務システム)の開発会社で営業…約2年
- 2020年6月から株式会社SmartHR(人事労務クラウドソフト開発会社)でCS(カスタマーサクセス)…約2年間
- 2022年7月にグループ会社であるSmart相談室へ出向…Now
Smart相談室では主にCSとして、お客様のサービス導入支援、運用サポート、導入事例記事やヘルプページ等のコンテンツ制作などをメイン業務としていますが、
広報業務も兼務していて、noteの執筆や公式Youtubeの動画制作なんかも担当しております。
<あるときのウェビナー風景(with 藤田さん&宮田さん)>
実はパラレルキャリア的に、「劇団天動虫」という劇団にも所属していまして。
かれこれ大学時代から8年以上の付き合いになりますが、社会人になってからはバリバリ役者をやることが難しく、最近は公演スタッフや、劇団のマスコットキャラクターをデザインしたりと裏方としてサポートすることが多いです。(早くまた出演したい…!)
<舞台写真『僕は僕する』>
1.2 「決してキラキラしていない」私の生い立ち
SmartHRグループには、優秀でキラキラした経歴の方が沢山いますが、私は違います。
海外留学もしていなければ優秀な大学や有名企業出身でもなく、もちろんMBAも取得してないしchillみの高いお部屋にも住んでいません。
イオンくらいしか目立つ遊び場のない「富山県」という地方に生まれおち、7人家族の普通の家庭でぬくぬく育ち、子どもの頃からずっと絵を描いたり動物と戯れたりして遊んでいました。
昔は超絶真面目だったので先生に気に入られるような(一見)優等生タイプでしたが、高校時代まったく勉強しなくなってから一気に落ちこぼれました。
大学進学を機に上京はしたものの、ドラマで見るような港区女子的な生活とは程遠い1日食パン1斤で生き延びる極貧生活を送り、
紆余曲折あり1度目の転職で、おそらく第二新卒カードが有利に働いてポテンシャル採用的に運良くSmartHRに滑り込めたのです。(と、自分では思っています)
<慣れないMacBookとの奮闘>
でも上京したことが確実に私の人生の転機になっているので、ここに至るまでのお話を少しだけしたいと思います。
1.3 「何者にもなれる」演劇の魅力に惹かれ上京
上京するきっかけは、「演劇をやりたい」という思いからでした。
高校時代、全校生徒が演劇部の舞台を鑑賞する機会があったのですが、そのステージの最中で舞台上の演劇部員を嘲笑している生徒たちがおり…
演劇部員たちを心配して見上げると、彼らはまったく気にも留めず、しゃんと立って芝居を続けていて、その姿がとてもかっこよくて!舞台上が輝いて見えたんですよね。
「今 彼らをバカにしている人たちはきっと、彼らと同じことはできないだろう」
そんなことを思いながら、誰に何と言われようとしゃんとそこに立っているかっこよさに胸打たれていました。
それに加え、「演劇の中では、誰もが何者にもなれるんだ!」という発見に衝撃が走り…。
私は当時、日常の中で「こうするべき・こうあるべき」という"べき論"に縛られていたのですが、きっと潜在意識の中では「ああしたい・こうしたい」があって、人生は1回しかないのに〜と日々葛藤していたのです。
なので「演劇をやればどんな人生も舞台上で経験できちゃうじゃん!」という気づきが自分にとって衝撃だったんですよね。
<舞台写真『うえをむいてあるこう』>
1.4 「魂を燃やせ!」と言われながら過ごした演劇づけの学生時代
「演劇をやりたい!」と大学進学を機に上京し、学生生活のほとんどは演劇に心血を注ぎました。
平日は18〜22時、土日祝日は丸1日稽古という生活が続き、常に時間がなく1ヶ月先までスケジュールがほぼ埋まっていて、
バイトはシフトの融通が効くものを探して、なけなしのお賃金で、時には水道代の支払いを遅延しながらギリギリ生き延び…
「なんでそんな生き急いでるの?」と言われたりもしましたが、なんだか命を燃やしている感覚があって、すごく苦しかったけど、それが"生きてる!"って感じがして充実していたのです。
<舞台写真『Salvation 救済』>
【2】Smart相談室にジョインする前のキャリア
2.1 「就職しない」→「やっぱり就職する」への方針転換
命を賭して演劇に打ち込んできたので、学生時代は「就職活動はしない」と思いながら過ごしていたのですが、
「演劇で表現をする世界は幅広いのに、演劇界だけにとどまっていて良いのだろうか?」
と、ふと狭いコミュニティでその価値観にとどまって生きることに疑問を持ち始めました。もっと広い社会を見たり知りたくなったのです。
当時すでに大学4年生の9月…
就職活動なんて一切やっていなかったので、ネット検索で目についたエージェントに駆け込み、運良くIT系の上場企業の選考がまだオープンしていたので、以下の理由でそこに入社を決めました。
- これからの社会で必ず必要になるIT領域の知識や経験を身につけなければ社会に馴染めないと考えた(仕事にしてしまうことで、ITへの苦手意識を無理やり克服しようとした)
- いろいろな企業の業務の全体感に触れキャッシュフローの流れを分かっておくと今後のキャリアパスに有利に働きそうと考えた(打算的…)
<舞台写真『飛び火』決意のシーン>
2.2 「心が震えるようなことをしたい!」と初めての転職を決意
最初はかなり苦戦しましたが、もがきながらも奮闘していたらなんと社内MVPを受賞することができました。
しかし、なぜか自分の気持ちはずっとモヤモヤ…
「自分の人生はこれで良いのだろうか?」
という焦燥感が消えなかったのです。
きっと、社会を知るために「こうするべき・こうあるべき」と思って自分の"頭"で決めた今の進路に、自分の"心"が納得していない状態だったんだと思います。
「こうするべき・こうあるべき」の抑圧から逃れるべく上京したのに、結局その枠におさまろうとしている自分…
自分の心が枯渇してしまっている感覚がとても嫌で、「もっと心が震えることがしたい!」と、転職を決意しました。
<ストレス発散法は肉と睡眠>
2.3 SmartHRに入社するもすぐ挫折
「そうは言っても、心が震えるってなんだ??」とよく分からなくなってしまった私は、プロの力を借りることにしました。
8社ほどの転職エージェントに足を運び、一番「この人と一緒に自分の人生設計をつくっていきたい!」と思えた株式会社Izulの中田さんにお世話になりました。
そこで、こんなことを言われたんです。
「『心が震えること』をやるためには、まずは『自分がどんなときに幸せを感じるか?』を知らなくてはいけない。
でも今はまだ仕事において何にわくわくするかも分かっていない状態なので、まずはそこのアンテナを張れるくらい余裕ができないといけない。
今の状態で、決め打ちで何かの専門性を高める方向に進むのはリスキーなので、まずはビジネスマンとしてどこでも通用する『ベースの力』を鍛えて、自分がやりたいことができたときにすぐシフトできるように準備をしていきましょう。それができる会社を選びましょう!」
こういう整理を、中田さんが一緒にしてくれたのです。
本当に良きエージェントさんに巡り会えたと思います。
SmartHRは、中田さんが紹介してくれた会社のうちの1社でした。
<SmartHRのロゴと一緒に>
中田さんのサポートのおかげで何とかSmartHRに入社できたものの、周りのレベルが高すぎて入社当初はついていくことができず…。
Macも使ったことないし、クラウド?SaaS?オンボーディング?よく分からない横文字多いし情報が流れるスピードは早いし、毎日溺れそうになりながら自分のポンコツ加減に心が折れそうになる日々…
「自分がいないほうがチームがスムーズに回るのでは…?」
と疑心暗鬼になったり、失敗を恐れたり、チームの方々に申し訳なくて、入社する先を間違えたかもしれないとすら思ったこともありました。
<当時描いていたイラスト週報「1週目」>
2.4 「正解は自分がつくれば良い」という気づき
そんなとき、2度目の転機が訪れます。
同じチームの方に、「ポンコツでも全然良いじゃん!それがぬっくの愛嬌であって強みでもあるんだから」と言われたのです。
パーッと世界が開けて心の荷がふっと降りるような、救われたような感覚を今でも覚えています。
この言葉から、また「みんなのようにしっかりしなきゃ」という固定観念に囚われ勝手に苦しくなっていた自分に気づいたのです。
今のままの自分を認めてくれる人がいる。
仕事はもっと自由で良くて、自分も自分で良いのだ。
そんなことを教わって、その後は「正解なんて最初からないんだから、自分がこれから正解にしていけばいいんだ!」と、仕事に対して必要以上に感じていた緊張感や肩の重荷がなくなっていきました。
当時この言葉をかけてくれた方にはとても感謝していて、「自分もこんな人になりたい!」と初めて目標にしたいロールモデルができた瞬間でした。
【3】Smart相談室にジョインしてからの話
3.1 不安はあったけど出向を決意
SmartHRの業務にも慣れ「そろそろ自分もチームを持つべき年次になってきてしまった…」と思っていた矢先、Smart相談室への出向希望者がいないかアンケートが回ってきました。
これまでの人生で、自分の幸せは自分の心の持ちように大きく左右されることを感じてきた私は、メンタル不調になる前に従業員の良き相談役としてサポートするSmart相談室のサービス内容にビビッとくるものがありました。
実は私がIT業界で4年間働いてきて思ったことは、業務効率化だけでは人は幸せにならないということだったのです。
例えば毎日10時間働いている人がいて、業務効率化によりその時間を8時間に縮小できたとして、それで本当に幸せなのでしょうか?
もちろん幸せな人もいると思いますが、そもそもその8時間が苦痛でたまらない人にとっては、2時間の労働時間が削減されるよりも、10時間労働でも自分が楽しいと感じる仕事ができていたほうが幸せだと思うのです。
<ある日の打ち合わせ風景(with エンジニア浅野さん)>
「自分が幸せでない人は、他人のことも幸せにはできない(だから自分も幸せでいるべき)」というのが私の価値観なので、世の中をもっとよくしていくには、みんながセルフケアできる状態(自分で自分を幸せにする力をつけること)が必要になってくるはずだと考えました。
「業務効率化して働く時間を減らせるより、そもそも働く時間を前向きな気持ちで過ごせるほうが幸せなのであれば、それを仕事だけでなく人生そのものにおいても実現できる可能性を秘めたSmart相談室はとても素敵なサービスじゃん!」と。
最初は、マネージャー経験も事業の立ち上げ経験もない自分が立ち上げフェーズの組織にジョインすることが、自分にとっても会社にとっても良いことなのか疑問でしたし、不安でした。
でもこの話を聞いたとき、心臓がドキドキして、間違いなく自分の心が動いていてわくわくしているのを感じていました。
「今までの人生を思い返せば、『進む道はこっちじゃなかったかも…』と思った瞬間は、素直に自分の心が動く方向に進んだときじゃなくて『○○すべき』で動いてしまったときだったな…」
これまでの人生が自分に教えてくれた教訓をもとに、自分の心の羅針盤に従って進むこと、つまりSmart相談室に出向することを決意しました。
<Smart相談室のYouTube企画「Smart相談室のソウダンシツ#1」撮影風景>
3.2 ぶっちゃけ、SmartHRとSmart相談室は似てるの?
出向して思ったのは、グループ会社とは言えやっぱりSmartHRとSmart相談室は完全に別会社だなってことです。
SmartHRには以下の7つのバリューがありまして、
・自律駆動
・早いほうがカッコイイ
・最善のプランCを見つける
・一語一句に手間ひまかける
・ワイルドサイドを歩こう
・人が欲しいと思うものをつくろう
・認識のズレを自ら埋めよう
本当に素晴らしいバリュー。これを体現した素敵な方ばかり非常に働きやすい組織です。採用の大勝利ですね。
「100の問題を100人で1問ずつ解く組織」を目指すために、情報をオープンにしフラットな状態をキープするという考え方も大好きでした。
一方で、出向当時のSmart相談室の印象はどうだったかと言うと…
・自律駆動…「◎」
・早いほうがカッコイイ…「◎」
・最善のプランCを見つける…「△」
・一語一句に手間ひまかける…「△」
・ワイルドサイドを歩こう…「◯」
・人が欲しいと思うものをつくろう…「△」
・認識のズレを自ら埋めよう…「△」
こんなイメージでした。
(※あくまで出向当時の個人の感想です。)
SmartHRでも変化のスピード早いな〜と思っていたのに、それ以上に早い!
でもその早さゆえに、見えない… ; (Д゚≡゚Д゚);
スピードを優先するあまり、情報(議事録とか録画とか仕様書とかドキュメント的なもの)の残っていなさにびっくりしました。
認識の齟齬が発生したり、「そういうことじゃなかったのに〜」「そんなんいつ言ってました!?」みたいなことが結構あったのです。
だけどそこは、みんなが"前へ前へ"のSmart相談室。
今はここに書いてある全部、全速力で改善中です。
・自律駆動…「◎」
・早いほうがカッコイイ…「◎」
・最善のプランCを見つける…「◎」
・一語一句に手間ひまかける…「◯」
・ワイルドサイドを歩こう…「◎」
・人が欲しいと思うものをつくろう…「◯」
・認識のズレを自ら埋めよう…「◯」
このへんまで改善されてきたかなって印象です。
(※あくまで個人の感想です。)
整ってないことも多いけど、良くないことは流石のスピード感でどんどん改善されていきます。
あと何と言っても、とってもエネルギッシュ!!
これはSmartHRではあまり感じなかった感覚かもしれません。
みんなとても素直で前向きで、謎のパワーがあるんですよね。
<採用イベント『Startup Aquarium 2023』にて(with エンジニアわたるさん & IS いっしー)>
3.3 ところで、どんな業務を担当しているの?
私はCS 兼 広報 という立場で働かせてもらっているのですが、率直に、「やりたいこといろいろやらせてもらえてるな〜」って気持ちです。
CS業務としては、メンバーそれぞれが担当クライアントを持ちながら、
・オンボーディング
・アダプション(利用促進)
・リニューアル
・リスク回避&チャーン回避
・エクスパンション
・プロダクトFB
・ユーザーインタビュー
などなど、一連のCSクライアントワークをこなしています。
それとは別にたくさん施策が走っていて、私は導入事例記事とリリース管理のオーナーを持ちながら、ヘルプセンターの構築も行っています。
あとはSmartHRのbizメンバーが、SmartHRのクライアント様にSmart相談室を紹介しやすくなるようSmartHRとのハブ的な役割を担うことも。
そして今、Smart相談室のCSをやる上で難しさを感じているのが…
「どういう状態になったらサクセスしたと言えるのか」ということです。
「相談」という、イメージのつきにくい、でもとてもデリケートなものを扱う難しさ。
相談が多くても少なくても良くなくて、なんならクライアントごとに目指したい状態が違っていて、その目指したい状態が自社で提供しているプロダクト外のことまでタッチしないと成し遂げられないこともある点などなど…
ジョインするまでは気が付かなかった、"正解のなさ"。
SmartHRのCSとは異なる難しさを、今感じています。
<3人の時代のCSチーム(with なすさん&はまさん)>
そして広報業務としては、
・note記事の執筆
・YouTubeにUPする動画の制作
このあたりを担当しています。
もともとものづくりが好きなので、企画することも、書くことも、撮影や編集も、毎度わくわくしながらやっているのですが、、、
いかんせん、締切が守れない…(いつもごめんなさい🙏)
CSのお仕事と広報のお仕事に使う脳みそがまったく違い、兼務することの難しさを実感している途中です。
やっぱり、「やりたいことをやる」のは力のある者の芸当であり特権なんだな〜って痛感しています…。
<Smart相談室のYouTube企画「Smart相談室のソウダンシツ#1」撮影準備(with 伊禮さん&まゆこさん)>
ただ、広報の仕事は本当に、社外、社内、SmartHRの皆さん、外部の方からいただくコメントが本当に力になっています。
お客さまから「あの動画分かりやすかったので社内にシェアしました!」と言われたり、セールスの方から「お客さんが動画を見た上で参加してくれて商談がしやすくなりました!」と言われたり、SmartHRの方から「動画見たらサービスのイメージが湧いたってお客さんから言われました!」と言われたり、採用イベントで、「動画(note)の人ですよね?」と言われたり…
自分が手を動かして作り上げたものが誰かの役に立ってるって、本当に嬉しいことですね。
3.4 結論、めっちゃ楽しい
めっちゃ楽しく働けています。
いや〜、やっぱり私の心のアンテナは正しかった!
もちろん、うまくいってることも、うまくいってないことも、なんならうまくいってないことのほうが沢山あります。
自分の力不足に悔しくて吐きそうになることも、立ちはだかる壁を前にぜーんぶ投げ出してどっか行きたくなることもあります。
でも、そのヒリヒリも含めて楽しめる人たちが集まった組織なんです。
誰一人欠けてはいけない組織、みんなでスクラムを組んでどんな荒波も支えあって、うぉぉぉっと叫びながら一緒に前進して。
ゴーイング・スマソウ号に乗って、みんなでひとつなぎの大秘宝を求めて大航海している感覚です。
<ちゃんと真面目に打ち合わせしてます(with エンジニア長濱さん &まゆこさん)>
【4】今後のキャリアの方向性やいかに
正直、今後のことはまだ何も決めていません。
あえて決めていないと言ってもいいかもしれません。
以前は自分にキャリアプランがないことに悩み、目の前の仕事をこなす中で「どんなスキルやキャリアに結びついてるんだろう?」「そもそも自分は最終的に何になりたいんだろう?」「目の前のことを、ただこなしているだけになっていないか?」とすごく不安でした。
なりたい状態から逆算して必要な努力をしたほうが絶対効率良いはずなのに、そのゴールが決まってないということがコンプレックスでした。
だから仮の目標を決めて途中まで進んでみたのですが、やっぱりしっくりこなかったし、逆にそれが足枷になってしまったことも。
本気で目指したいゴールがあるなら良いのですが、変に仮の目標をつくってしまうと「こうあるべき・こうするべき」に過剰に縛られてしまって、本当に心ときめいたことをスルーしたり見逃してしまったりして、大袈裟に言うと機会損失につながると私は感じるのです。
なので私は、「そのとき心が動いた方向に進む」ことが、自分のこれまでの人生でも正解だったし、その都度やりたいことをやっていくうちにそれが積み重なって結果キャリアになっていったらいいなと、今は考えています。
<展示会にて>
【5】あとがき
一連のことを振り返ったとき、今の自分を形作っている大切な価値観が3つあります。
5.1 「自分の心を羅針盤に、心が動く方向に進む」
未来のことなんて誰も分からないけど、確実にあるのは「今自分がどう思っているか、感じているか」だと思います。
「今、自分の心がときめいているか?」って、結構見逃しちゃうと思うんです。
だからみんな、もっとそれに素直になってもいいのかなって思いますし、その結果、失敗したとて…
ここで2つ目の価値観なのですが、
5.2 「過去の出来事は変えられないけど、過去の経験は変えられる」
何か失敗したり絶望したことがあったとき、"過去に起こった出来事や事実"を変えることはできないけど、"「その過去の出来事があってよかった」と思えるかどうか"は、自分のマインドと行動によってある程度は変えられると思うんです。
例えば、「第一志望に落ちた…」って落ち込んだ過去があっても、"今"が良ければ「でもここに入ったから今の仲間に出会えてるんだよね、第一志望落ちてよかったな〜!」とポジティブに考えられるかどうか、みたいな…。
「過去の失敗やマイナスな出来事」からどれだけ「良い経験」に昇華させられるかは自分自身にかかってるんです。
「過去は過去がつくるんじゃなくて、今とこれからの自分がつくるから、いくらでも変えられる」というマインドを持ってから、もともと超絶ネガティブだった自分でも多少生きやすくなりました。
なのでもし、自分で自分を勝手に苦しめて生きづらく感じている人がいたら、「こういう考え方もあるよ」くらいに思っていただいてちょっとでも気持ちが楽になってくれたらいいなと思います。
そして…
5.3 「自分で自分を幸せにできる人が増えることが世のため人のため」
自分の人生のオーナーシップを握れるのは自分だけなので、世の中の人が自分自身の「幸せ」に向き合い、自分で自分のことを幸せにできる人が1人でも増えたら。
そしたら自分に余裕が出て人を助けられる人も増えると思うので、そうして世の中に幸せの輪が広がっていったらいいな〜って思ったりしています。
とっても理想論ですが、これが、私がSmart相談室でやりたいことです。
ここで働けて本当によかった!!
Smart相談室の波に一緒に乗りたいよ!って方、ぜひお声がけください!⛴🏄
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