今回は、新卒で軌道部に入社して3年目、大阪・堺東の営業所で施工管理を担当している植田悠里さんのインタビューです!
施工管理ポジションでは、体力に自信があり、責任感のあるメンバーが中心となって活躍しています。
終電後〜始発前までの夜勤があっても働きやすいチーム体制や、待遇面のメリット、そして "鉄道インフラ整備で人々の生活を支える" 仕事のやりがいについても伺いました。
身体が動くうちにしっかりと仕事を頑張りたい!夜勤にも魅力を感じて入社
まずは学生時代〜就活期について教えてください。
学生時代はラグビー部に所属していました。
その時の先輩が繋いでくださった縁で、長期休み中に軌道工のアルバイトをしていたんです。作業員として働く中で「大卒という経歴を活かして施工管理職もいいのでは?」と勧められて、就職試験を受けることにしました。
そんな中、清田軌道工業への入社を決めた理由はなんですか?
自分自身が大阪出身ということもあるんですが、身体が使えるうちにしっかり動いて、稼いで、仕事を習得したいと思ったからです。軌道部は電車の走っていない終電後の夜中に作業することもあるのですが、アスリート時代の体力も活かせますし、手当も出ます。夜勤があることは僕にとってはプラスの要素でしたし、給与面や福利厚生などの待遇の良さも魅力に感じて入社を決めました。
先輩に同行して現場へ。専門知識や業務の進め方を学ぶ日々
現在、植田さんが担当している業務を教えてください。
新しい線路を敷いていくための新線工事や、既存の線路の補修工事を担当しています。
作業をスケジュール通りに進め、品質基準を満たすように施工管理を行うのですが、実際に先輩と共に現場に出向くこともありますし、営業所に戻って事務作業を行うこともあります。また、線路上での作業は、電車の走っていない時間帯にしかできないので、終電後に現場に向かう夜勤日もあります。
現場では、大手ゼネコンの方をはじめ、建設会社の方、職人さんなど、多くの方と一緒に動いて工事を進めます。
今は先輩についていき、仕事をサポートするような形で動いていますが、先輩の姿を見ていると知識量の多さに驚きますし、チームを動かすコミュニケーション術も間近で見ているので、毎日学ぶことが多いなと感じています。入社してからは、自分でも勉強する時間を取るようにしていますね。
ご自身ではどんな勉強をしているんですか?
施工管理は数字を使うことが多いんです。
それこそ、踏切の角度を計算するのに「サイン・コサイン・タンジェント」も出てきて、学生時代を思い出しました(笑)。
計算も鍛え直している最中ですが、帰宅後には現場で教えてもらった作業知識を復習したりもしています。日々実践に活かせるような基礎を学び直す機会が多々ありますね。
社内での研修制度や学べる環境はありますか?
僕たちは新卒入社だったので、入社当初に2ヶ月間の研修を受けました。
実際に訓練線で、線路に触れながら実践研修を行うこともあります。
特に受けて良かったなと思っているのが、作業道具の研修です!
現場では職人さんと共に動くことが多いのですが、さまざまな年齢層の職人さんがいる中で、夏場の作業など体力的に無理をさせることはあってはなりません。道具の使い方・大変さを身をもって体感できたことで、作業内容を正確に伝達することはもちろん、日々の現場での声掛け等に活きているなと実感しています。
また、僕自身は文系出身なので工業系の知識は全く無かったのですが、丁寧に教えてくれる先輩方がいて、周囲にすぐ聞ける体制になっているので、最初は苦労するかもしれないけれど、誰もが活躍できるようになる環境は整っていると思います。
互いにサポートし合い、有給も取りやすいコミュニケーションが生まれる職場
植田さんの1日のスケジュールを教えてください!
基本はこのようなスケジュールで勤務しています。
- 8:00|出社
- 〜8:30|現場に持っていく道具を準備し、現場へ移動
- 9:00〜11:30|現場作業(小休憩あり)
- 〜13:00|お昼休憩
- 13:00〜15:00|現場作業
- 15:30〜17:00|事務所へ戻り、事務作業
- 17:00|退社
夜勤がある日は退勤後に一度仮眠してから現場へ向かうスケジュールです。
- 18:00〜23:00|夕食、仮眠
- 23:00|出発
- 24:00〜3:00|現場作業
- 〜4:00|帰宅し、報告作業
- 〜8:00|仮眠
- 8:00|出勤〜午前勤務後に帰宅
夜勤について、大変そうなイメージを持つ方もいらっしゃると思います。どのように乗り切っていますか?
確かに夜勤のある日は仮眠を取ってからまた現場に向かうので、多少の体力があると良いかもしれません!ただ、夜勤の状況に応じて翌朝は少し出勤を遅らせるなど、チーム内でフォローし合える体制が整っているので、体調を見ながら調整しつつ働けています。手当などの待遇面も、働くモチベーションになるので、僕自身は楽しんで続けられています!
現在所属している営業所の雰囲気はいかがですか?
営業所には7名の社員がいるんですが、20代〜50代までのメンバーがいます。みんな先輩で僕が一番年下なのですが、みんな気さくで話しやすいです!プライベートの予定での休み相談もしやすいですね。
休むときには、お互いにフォローし合うコミュニケーションもしっかり取り合うので、有給も取りやすい環境だと思います。
また、自分ができていないことはしっかりと指摘してくれる先輩方がいるので、仕事に正面から向き合って頑張ろう!と思えるメンバーと働けていることもありがたいなと思います。
3年目の今感じることは、"地図に残る仕事"ができることの喜び
働いている中で楽しさややりがいを感じる瞬間はありますか?
やはり、新しい線路ができた時はとても嬉しいです!
また、現場で新しい線路を引くための作業を行なっていると、「この仕事が地図に残るんだ」と思える瞬間があります。この仕事が日々の生活を支える基盤になり、誰かの暮らしを変えていくと思うと、"地図に残る仕事" に就けていることにやりがいを感じますね。
植田さんの今後の目標はありますか?
今はまだ先輩と現場に出ながら学んでいる身ですが、今後はさらに知識と経験を積んで、一人で施工管理として活躍できるようになりたいと思っています。
現場にいる方々との関わり方や、全体を見て進行していく姿はやっぱりかっこいいなと思います!何かトラブルがあった際も、様々な方法を提案しながら、先を読んで動いていく姿を近くで見ているので、知見や動き方を吸収しながら頑張ります。
最後に、施工管理職を検討中の方へひとことお願いします。
このポジションは責任感があり、やる気のある方が活躍できると思っています!
僕自身のように文系出身で工業系の知識がない中でも、日々学びながら色々な経験を積んでいけることを実感しています。
未経験の方でも安心して挑戦できる体制や研修環境が整っているので、いろんな経験を持つ方に興味を持ってもらえたら嬉しいです!