万博に参加してきました
阪・関西万博のフューチャーライフエクスペリエンスにて、6月10日 (火) から16日 (月) までの一週間、「未来のおいしいをつくるのは、だあれ?」という展示を行いました。約1万人もの方々にブースへ足を運んでいただき、たくさんの方々と「食と記憶」について対話いたしました。
そして、私は6月10日 (火) にフューチャーライフヴィレッジのステージにて「キモチとキオクがつくる、未来の食と空間」というテーマでお話ししました。たくさんの方に拝聴いただき、この場を借りて、心から感謝を申し上げます。
ステージに出るということ
えっと…私、入社した時に「インサイドセールスの立ち上げをしてほしい」って言われましたよね?それが、YouTubeでの情報発信、毎月のセミナー開催、そして万博のステージ。あれよあれよとここまでたどり着き、ついに万博のステージに立つことができました。
この万博のステージが、私にとって人前で話す初めてのステージです。
これはナリコマに入らなかったら、絶対に味わえないことだったと思います。新たな道が開いたような感じがしています。画面上とは違う、リアルな感触、空気感、その感覚はバンド時代に感じていたそれと似ているような気もします。
今回、株式会社オカムラさまとコラボし「空間」についてもお話ししましたが、これぞ空間の力ですよね。
自分にしかできないクリエイティブ
同じ部署には、デザインをする人、動画編集をする人、イラストを書く人、ストーリーを書く人、様々なスキルを持った方がいます。今回、ナリコマですべてのクリエイティブを社内のメンバーで作り上げたこともあり、そこに自分のスキルを発揮するという形で関われないもどかしさも正直ありました。
ですが、あるとき「自分もクリエイターとしての自覚を持った方がいいよ」と言われたのです。どれだけスキルを持った方でも、このステージをできるのは部署でも自分しかいません。それどころか、会社を見渡しても自分しかできません。そう思うと、これは自分のクリエイティブなのだと、強く噛みしめました。
やったことのないことをやってみよう
正直、ナリコマでは結構なむちゃぶりもあって…やったことのないことを任せていただく機会もたくさんあります。これをチャンスと捉えられるか、そうでないかで仕事を楽しめるかどうかが変わってくると思います。
思い返してみれば、実際にこれまでのキャリアで経験をしたことのないことをやっているメンバーがほとんどです。今回の万博でも、イベントの出展を経験したことのないメンバーばかりでつくり上げる。大変でもありましたが、その時間がかけがえのないものとなっています。
食のその先にある価値
今回の展示では「食と記憶」をテーマに、ひとりの主人公の物語を通じて、ご自身のこれまでの食体験を振り返っていただくキッカケをつくりました。展示では、来場いただくお客さまと対話をしながら、「食の思い出」について語りました。
なかには、昔のことを思い出し、涙をする方もいらっしゃいました。
普段は病院・介護施設の食事をお届けしているナリコマですが、その先の価値とはなにか?それを通じて事業をより深く考えるキッカケになったと思っています。食べること、そしてそのとき感じた気持ちや思い出など、「体験」を売っているという自覚を強く感じました。
万博で得たものの大きさ
万博にでるという話になったのは、ある企画の会議で「万博に出たい!」という話が上がったことから。それが、徐々に形になり最終的にはひとつの大きなコンテンツとしてつくりあげることができました。
そのひとことがなければ、万博のステージで話すこともなかったと思います。メンバーに本当に感謝です。これをキッカケに、私は伝道師として、もっと多くの方に「食と記憶」について伝えていきたいと思っています。
まずは、万博のお話しからでも構いません。是非、ナリコマにしかできない経験のお話ができればと思います。まだまだ語りつくせない、ナリコマエピソード。聞いてみたい方は是非お気軽に声をかけてくださいね!