変化を柔軟に受け止め、楽しむ。東京デジマチーム新設への期待〈後編〉|株式会社ナリコマホールディングス コーポレート本部 本部長 北窓 佐和子
「“ALL for ONE SPOON” 食の可能性をデジタルで広げ、『一さじの喜び』を届け続ける」
食事を通して人々に生きる喜びを届けるべく、高齢者福祉施設や医療機関向けに食事サービスを提供する、株式会社ナリコマホールディングス(以下、ナリコマ)。大阪府大阪市に本社を構え、関西を中心に成長を続け、この春からは東京拠点にも力を入れ、全国にサービスを拡大してきました。
今回はナリコマ コーポレート本部 本部長 北窓 佐和子のインタビューの後編。デジタルマーケティングチームのヒストリー、そして新たに立ち上げる同チームの東京拠点について、詳しく語ってもらいました。
※前編はこちら
なお記事の執筆には、株式会社ストーリーテラーズさんにご協力いただきました。
思いがけない「デジタルマーケティング」への挑戦
でも実は、運営本部 本部長の山田が、以前から「ウェブマーケティングに取り組みたい」という考えを持っていた。ただ、それを実現できる人材がいなかったそうです。そんな中、私が社内広報を担当するうちに、「北窓にデジマ領域をやらせてみたら面白そう!」という流れになり、取り組んでみることになりました。デジマは初めてでしたが、挑戦してみたらとても面白い領域で、すごくイキイキと取り組むことができて。
そこから、ナリコマのデジマが動き始めました。
また、デジマチームが生まれた背景には、コロナ禍というタイミングもありました。コロナ禍において、当社のお客さまである介護施設や病院は、最も部外者が訪問してはならない施設。営業活動を行うことが難しく、数字が落ちてきていました。「このままでは厳しい」という状況の中で、ウェブマーケティングの必要性が急激に上がったんです。
というのも、当時も当社はウェブサイトがありましたが、サービスサイトでもコーポレートサイトでもない、情報発信に不向きな設計のサイトになっていました。「このサイトを、お客様の『ナリコマへの流入口』に変えていこう」という想いから、本格的にデジマチームの組織づくりが始まりました。
仲間集めから始まったデジマチーム![]()
このような経緯でデジマチームの立ち上げを任せてもらったものの、私もデジマの専門家ではありません。デジマ領域に強いメンバーが必要でした。
最初にジョインしてくれたのは、ウェブマーケティングのデザイナー。そこから1つずつ「このポジションのメンバーも必要だよね」と派生し、コンテンツ制作ライター、広告運用、SNSマーケター、動画制作と仲間が増え、チームが次第に形になっていきました。
加えてナリコマには、毎年のように組織改編が行われる文化があります。今活躍しているメンバーのスキルや長所に合わせて、チーム編成や役割そのものを柔軟に変えていく。私自身も手探りでマーケティングに取り組む中で、自然と組織編成が変わっていき、任せてもらえる領域が広がっていきました。
約4,000人規模の会社で、ここまで臨機応変に柔軟に変わる組織はなかなかない。
いい意味でこだわりがなく、変わることに抵抗がない。
この柔軟性とスピード感こそ、ナリコマの強みだと感じています。
東京の地でデジマチームを立ち上げる、第一人者求む!![]()
今回新しく立ち上げる「東京デジタルマーケティングチーム」は、大阪で築いてきたデジマチームを、東京の地でもう一度ゼロから作り上げるという挑戦です。
ファーストペンギンとして、その最初の仲間になってくれる方を探しています。そのメンバーを起点に、大阪のデジマチームと同様、必要なスキルを持った方にどんどんジョインしてもらい、チームを形にしていきたい。
東京オフィスでは、システムエンジニアや映像制作、インサイドセールスのメンバーが同じフロアで働いています。だからこそ、部門を横断した新たなシナジーが生まれることを、大いに期待しています。
採用の際のカジュアル面談では、「これからこんなことに取り組んで行きたい」という私の想いをお話させていただきます。その話をお聞きになって、「面白そう!」「一緒にやりたい!」と思ってくださる方と一緒に働きたいですね。
もちろんスキルも大切ですが、それ以上に重視するのは「共感」と「パーソナリティ」。
「ナリコマのこれからを一緒に創っていきたい!」という熱意を持ち、正解のない状況を柔軟に受け止め、新たな挑戦を面白がってくださる方とぜひご一緒したいです。
ナリコマのデジタルマーケティングの仕事に、明確な正解はありません。私自身も、日々試行錯誤の連続です。
だからこそ創造できる未来がある。
東京での「第二創業」を一緒に担ってくださる方と出会えることを、心から楽しみにしています。
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[執筆・校正・取材]株式会社ストーリーテラーズ 平澤 歩
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