【インタビュー】ベトナムの外国籍従業員に直撃!元気な新しい仲間について教えて②
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こんにちは!株式会社プレステージ・インターナショナル、企画本部の石井です。今回は、6月13日に掲載した「【インタビュー】ベトナムの外国籍従業員に直撃!元気な新しい仲間について教えて①」の第2弾として、ベトナム現地法人(PRESTIGE INTERNATIONAL VIETNAM Co.,Ltd)に入社した新しい仲間を2名紹介します。
この度、プレステージ・インターナショナルグループ内で、日本国内事業を担う株式会社プレステージ・コアソリューションの一部業務を、初めて海外展開しました。日本で駐車場を利用されるお客様からのお問い合わせを、日本語が堪能なベトナム人従業員が、ベトナムから対応するという新しい事業です。
前回ご紹介したユニフォームに書かれているとおり、“Lam het suc, choi het minh”(全力で働き、全力で楽しむ)をモットーに、日々の業務を通して成長している従業員は・・・
話を聞いた人:NGUYEN VAN HUU(グエン バン フーさん)
※写真左
所属部署:パークチーム
勤務地:オペレーター
入社: 2025年4月1日
経歴:約6年、日本で建設業界の現場エンジニアやCADオペレーターを経験、実習生の通訳も担当。ベトナム帰国後は、BPO業界でメール対応や見積作成を担当。
趣味:読書、旅行(いつか沖縄や北海道に行ってみたい!)そして何より、二人の子供たちと遊ぶことが大好き!
好きな日本語:頑張って
話を聞いた人:DAO THI XUAN(ダオ ティ スアンさん)
※写真右
所属部署:パークチーム
勤務地:オペレーター
入社: 2025年4月1日
経歴:ハノイの大学を卒業後、約2年間、ベトナム国内での日系BPO会社でカスタマーサポートを経験。
趣味:スポーツ(高校時代は、バスケットボールを経験) 、音楽鑑賞(UK、アメリカ等英語の曲が好き)、好きなことはペットの猫と触れ合う事とお金を貯める事(ハノイに家を建てることが夢です)
好きな日本語:やらない後悔よりやって後悔
※当社社名株式会社プレステージ・インターナショナルは「PI」と略称にて記載いたします。
当社は、世界18カ国30拠点(2025年3月時点)でサービスを提供しています。
国内グループ会社についてはくわしくは→こちら
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美しい寺院、Tao Sach Pagoda
業務について:Job Responsibilities
ーー前職から同じ職場で働いていたフーさんとスアンさんの入社のきっかけは?
フーさん:
以前からお客様と話す仕事が好きで、人の役に立てることにやりがいを感じていました。今回、日本の駐車場を利用されるお客様のサポートを通じて役に立ちたいと思い、入社を決めました。日本の礼儀や働き方に大変興味があり、自分の性格にも合っていると感じたので、ベトナムでも日系企業で働きたいと思いました。
スアンさん:
前職でもカスタマーサポート業務に携わっており、人の役に立てることにやりがいを感じていました。PIグループでは、チャットなどのデジタルツールを活用したサポートにも力を入れている点に魅力を感じ、自分の経験を活かしながらさらにスキルアップできると考え、入社を志望いたしました。
ーー入社当時の正直な感想は?
フーさん:
初めて対応したお客様のお問い合わせがとても難しく、どう返答すればいいか分からず悩みました。チームメンバーに相談したり、マニュアルを何度も読み返したりして、少しずつ対応できるようになりました。あの時は本当に苦労しましたが、その経験が今の自信につながっています。
私の日本での生活の中で、駐車場はよく目にしていましたが、自分で使用することはありませんでした。ベトナムに帰国して、まさか日本の駐車場のビジネスに携わるとは思いもしませんでした。
スアンさん:
入社当初は、複数のお客様と同時にチャットで対応することにとても苦労しました。テンポよく返信しながらも、誤解を招かないように丁寧な表現を保つのは想像以上に難しく、最初のうちは、対応が遅れてお客様をお待たせしてしまうこともありましたが、最近ではかなりスムーズに出来る様になったと思います。
ーーこのお仕事にやりがいを感じる場面は?
お二人とも:
お客様とのやりとりの最後に、「ありがとう!助かりました!」や「(お伝えした手順に対して)ちゃんと出来ました!」と、返信してもらえた瞬間は、本当にうれしくてやりがいを感じました。
スアンさん:
チャット対応は顔が見えない分、文章だけで安心感や信頼感を与える必要があります。そのため、お客様の状況や気持ちを読み取り、的確かつ丁寧に対応することを心がけています。
Tao Sach Pagoda内の仏像
「好きな日本語」について
ーースアンさんの好きな言葉「やらない後悔よりやって後悔」は、偶然にも筆者と同じ!その背景は?
スアンさん:
大学生時代、日本に短期留学のチャンスがあったにも関わらず、事情があってキャンセルすることになりました。でも今、行かなかったことにとても後悔をしています。日本に行っていたら、もっと日本語も上達出来たし、日本の文化を直接見て知ることができました。そんな経験から、今では新しいことにチャレンジして、失敗してもそこから色々学べるので、やらなかった後悔よりやってからの後悔の方が次に活かせると強く思ってます。
筆者:
余談ですが、実は筆者もスアンさんと同じ背景があり、チャンスがあったにも関わらず、アメリカ留学をしなかった大きな後悔があります。その経験が、今の私が何かを判断をする場面で大きく影響しています。
ドリアンがいっぱい♡
将来について:Future Carrers
ーー 今後こうなりたい!という将来像は?
お二人とも:
後輩を持ちたいです!
スアンさん:
私たちはこの2ヶ月、ベトナムでは見ることがない日本の駐車場について、多くを学びました。ベトナム語には存在しない言葉が多くあるため、将来の後輩たちへ、ベトナム語で表すことができる名称を作って、詳細なマニュアルを作成しました。自分の知識や経験を活かして、新しいメンバーをサポートし、頼られる人間になりたいです。
フーさん:
まずは仕事の基本をしっかり身につけて、ミスなくスムーズに対応できるようになることです。そして、お客様から信頼されるスタッフになり、後輩のサポートもできるようになりたいです。将来的にはチームリーダーとしてチームをまとめられるよう努力したいと思います。
ーー最後に、中途転職を考えている方へ一言!
スアンさん:
転職は「環境を変えること」ではなく、「自分の価値を最大限に発揮するための手段」です。どんな職場にしても、前向きな気持ちを持ち続け、チャレンジを楽しんでください。
ロッテセンター65階から望むハノイ。未来が明るく感じます
2回に渡って、ベトナムの新しい仲間を紹介しました。
家族との時間をとても大切にしながら、一方、仕事では全員が新しいことへのチャレンジに対する熱意が高く、とても頼もしいメンバーでした。
近い将来、さらに成長したメンバーに会うのがとても楽しみです。
ハノイは、街全体もとても活気に溢れていました。
そして、日本語の看板をよく目にしましたが、それに匹敵するのが韓国語です。ベトナムで第2の高さを誇る65階のロッテタワー・ハノイには、多くの韓国企業が入っているため、そのエリアは韓国語を話す方が多いとのこと。一方、フーさんによると、今ベトナムではビジネス拡大に伴って中国語が人気とのことです。あと数年すると中国語の看板もハノイのあちらこちらで目にするかもしれません。
ハノイのロッテセンター
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