【1】産休を迎える今の気持ち
Q1. 来月から産休に入られるとのことですが、いまどんなお気持ちですか?
職場から離れて、生徒たちと離れるのは正直さみしいです。
でも同時に、新しい生活への期待と不安が入り混じっていて……なんとも不思議な気持ちです(笑)。
これまで毎日、生徒と顔を合わせて過ごしてきたので、実感としてまだないような、そんな感覚です。
【2】妊娠期間と仕事の両立
Q2. 青楓館で働きながら妊娠期間を過ごしてみて、どんなことを感じましたか?
入社した当初は社員数も少なく、実は私が初めての女性社員でした。
なので、産休や育休の前例もなく、当時は「この会社でキャリアを積みながらライフプランも進めていけるのかな…?」という不安が正直ありました。
でも今は、会社の体制もどんどん整ってきて、社員も増えて。
そんな中で、自分の夢だった「キャリアを積みながら“ママになる”」ということが叶いそうで、本当にうれしいです。
「バリバリ働くしかない」と思っていた時期もありましたが、青楓館では“自分らしい働き方”ができるんだと感じています。
【3】周囲のサポートに支えられて
Q3. 妊娠期間中、お仕事で大変だったことや印象に残っていることはありますか?
正直、妊娠を報告するときはすごく不安でした。
「きっとみなさんに迷惑をかけてしまう…」という気持ちが大きくて、申し訳なさが先に立ってしまって。
でも、いざ報告すると、みなさん本当に喜んでくれて、泣いてくれる社員までいたんです。
その瞬間、「なんて温かい職場なんだろう」と改めて実感しました。
そこからは、体調のことをいつも気にかけてくださって、
お腹が痛い日やマイナートラブルがある日は、当日朝に伝えても快くリモートワークを認めてもらえて。
みなさんの思いやりやサポートがあったからこそ、安心して妊娠期間を乗り越えられたと思います。
【4】生徒・保護者との温かい関わり
Q4. 教員というお仕事柄、生徒や保護者との関わりの中で感じたことはありますか?
生徒のみんなから「おめでとう」と言ってもらえて、素直にうれしかったです。
「先生がいなくなるの寂しい」と言ってくれる子もいて、本当に温かいなあと感じました。
体調を気にしてくれる子や、毎日お腹に声をかけてくれる子、
なんとお腹の赤ちゃんの名前まで考えてくれる子もいて(笑)。
階段を使っていると「気をつけて」と声をかけてくれたり、
荷物を持っていたら手伝ってくれたりと、生徒の優しさにたくさん支えられました。
また、保護者の方々も、生徒を通して知ってくださり、
面談の際に「体を大事にしてくださいね」「元気な赤ちゃんを産んでください」と声をかけてくださる方も多くて。
「復帰を楽しみにしています」と言っていただけたときは、本当にうれしかったです。
青楓館には、生徒も保護者もあたたかい方が多く、あらためて素敵な環境だなと感じました。
【5】青楓館の職場環境・サポート体制について
Q5. 青楓館の職場環境やサポート体制について、どんな印象を持っていますか?
もともと青楓館には産休・育休の制度がなかったので、上司に「じゃあ、作ろう!」と言われたところから始まりました(笑)。
私が第一号だったので、自分でも色々と調べながら、上司や社長に相談して制度として形にしていったんです。
そのときも「全部希望通りにできるようにするから、遠慮なく言ってね」と言ってくださって。
具体的には、産休に入るタイミングや育休の期間、復帰時期や復帰後の働き方まで、一つひとつ話し合いながら決めていきました。
休みに入る前も、体力的にしんどくなってきた時期に「この曜日はリモートにしたいです」とお願いすると、すぐに快諾してもらえて。
そうやって柔軟に対応してもらえたおかげで、無理なく働き続けることができました。
正直、最初は「復帰できるかな…」という不安もありましたが、
この会社ならきっと大丈夫だなと今は心から思っています。
「まずは相談してみよう」と思える職場です。
【6】ベンチャーならではのライフイベントへの不安
Q6. “ベンチャーだけど安心してライフイベントを迎えられる”と感じる理由は?
なんでも相談できる環境があるからだと思います。
もちろん、会社のために貢献したい、生徒のために働きたいという気持ちは本心です。
でも同時に、夫との日々も大切で、「どちらも諦めたくない」という思いもありました。
そんな本音を、社長や上司に直接フランクに話せる環境なんです。
堅苦しい雰囲気ではなく、「じゃあどうしたら実現できるかな?」と一緒に考えてくれる。
もともと“社員の幸せ”を一番に願ってくれる社風だからこそ、
ベンチャーでもライフプランの話がしやすかったです。
正直、最初は「ベンチャーに来たのに子ども欲しいなんて言ったら嫌がられるかな…」
なんて変な心配もしていました(笑)。
でも、実際は全くそんなことはなく、むしろ背中を押してもらえました。
【7】これからの働き方について
Q7. 今後、どんな働き方をしていきたいですか?
自分らしく働いていきたいです。
キャリアを諦めるつもりはなく、これからもどんどん挑戦していきたいと思っています。
でも同時に、家庭も大切にしたい。
その両立が本当にできるのかはまだ分かりませんが、
時短勤務なども活用しながら、ママ教員として元気に働いていけたらと思っています。
生徒たちにも、女性社員にも「子どもがいてもキャリアを諦めなくていいんだ」と感じてもらいたいです。
そして、「こんなふうに仕事も家庭も大切にできるんだ」と思ってもらえる存在になれたら嬉しいです。