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なぜ会社をIPOさせたいのか/代表 兼松拓也

なぜIPOしたいのですか?とよく聞かれます

今回は、少し突っ込んだ話をしたいと思います。
IPOについてです。私自身、会社を設立したときはIPOをしたいとは思っていませんでした。そもそもIPOについて詳しく知りませんでした。それがなぜ今、IPOなのかという私の考えをお話したいと思います。

IPOは、とても難易度の高い目標です。日本には法人が170万社ほどあるらしいのですが、その中で年間にIPOできる会社は100社ほどしかなく、おおよそ1700社に1社が上場できることになります。
高校野球と比較すると、甲子園に紐づく選手権大会の参加校が3932校あるらしいのですが、1年で甲子園に出場できるのは49校だそうです。これはおおよそ100校に1校の確率で甲子園に出場できるという計算になります。

毎年チャレンジできるIPOと違って甲子園は3年しかチャレンジできないので単純比較はできませんが、IPOを目指さない会社やもともとIPOには向いていない会社を省き、IPOを目指す会社で絞って比較すると結構近似値が出るんじゃないでしょうか。そう考えると面白いですよね。

目標として最適であること

まず、IPOは目標として最適だと考えます。目標や夢のない会社は衰退するばかりです。また、目標を売上〇〇億とお金で決めている会社もあると思いますが、お金は目的ではなくて手段という考えが最近は多いと思います。目安にはなっても目的や目標にはなりにくいんじゃないかと考えています。IPOを目指すことで揺るがない成長曲線を描きたいと思っています。

潰れない会社にするということ

上場している会社はちょっとやそっとのことで倒産しません。このコロナ禍の中でどれだけの上場会社が倒産したでしょうか。アパレル大手のレナウンの破綻などありましたが、ほとんど倒産していません。倒産しない会社と言うのは顧客にとっても社員にとってもとても重要なことです。IPOで潰れない会社にしたいと考えています。

セキュリティ会社はブランドが大切

弊社が取り扱う防犯カメラはセキュリティ商材です。安心できるということが顧客にとってとても重要な会社選びのファクターとなりえます。TVでたくさんのコマーシャルを流しているような大手警備会社などはブランドが高く信用度も高いですよね。弊社はセキュリティ会社です。形のあるものを売っているようで実は安心や安全という形のないものを販売しています。そういう会社は社会的認知度(ブランド)がとても大切です。IPOでブランド力を上げ、もっともっと顧客を増やしたいと思っています。

よりよい社会の実現

弊社には、社会をよりよくするためのたくさんのアイデアがあります。これらのたくさんのアイデアを実現するためにはたくさんの開発費が必要です。IPOはその開発費を賄ってくれます。私は予算をしっかりと確保することで、社会をより良くする仕組みのリリースを継続可能なものに昇華したいと思っています。


細かなことを言えばまだまだあります。ただ、上に挙げたことだけでも十分なだけの理由だと思います。
上場しないほうがいいんじゃないの?と言われることってまあまあありますが、これだけの理由があって目指さないのは社員に対しても社会に対しても失礼なことじゃないでしょうか。
最後にうちに興味を持ってくれている方に対して伝えたいのは、上場後も私はずっと会社でみんなと一緒に働き続ける覚悟があるということです。私は仕事こそ人生だと思っているので上場して創業者利益を得たら「はいさよなら」、ということは決してしない、死ぬまで働く、それが私の覚悟です。

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