【Our Voices】InterRaceが目指す「これから」と、採用への想い
InterRace株式会社 採用マネージャー
黒田京子
新卒でリクルート入社(旧リクルートキャリア)し、約16年間エージェント事業に従事。大手法人向けの中途採用支援、他メーカ系、建設不動産、消費財、無形サービスなどを担当。SMB領域については累計700社ほどのクライアントの若手~経営幹部までの採用を支援。マネージャーとして最大30名規模のメンバー育成、メンバー支援、組織戦略立案、実行も経験。リクルート退社後は、教育系Saasスタートアップ・女性向けリスキリング会社のToB事業立ち上げマネージャーを経験。組織拡大、事業成長のKeyは「ヒト・組織」にあると思い至り、InterRaceへ参画。3児のワーキングマザー。女性活躍やライフイベントと仕事の両立についての相談も強み。
新たに作成した「採用ピッチ」に込めた願い
2024年、InterRaceはVisionalグループの一員として、新たなスタートを切りました。これまでも着実に事業を拡大し、信頼できる仲間たちとともに歩んできましたが、次のフェーズに向けて採用を本格的に強化していきます。
私たちが掲げているのは『新しい働き方を編み出す』というビジョン。企業の採用支援にとどまらず、日本における“雇用の仕組みそのもの”を問い直し、より持続可能で、自律的な働き方を社会に根づかせていく。そのための仕組みや関係性を築いていく。そんなチャレンジングなテーマに本気で取り組んでいます。
これまでのInterRaceは、対外的な情報発信をあまりせずに事業や組織づくりを行ってきました。それでも対前年比200%の成長(2025年4月現在)を遂げ、優秀なHR出身の仲間たちが次々とジョイン。タレントアクイジションファームとしてのチームの専門性や推進力は、かつてないほど高まっています。
一方で、「何をしている会社かわからない」「少し近寄り難い」という声も聞かれるようになりました。
実際のInterRaceは、そうした印象とはずいぶんと異なります。想像以上にオープンでフラットな組織であり、誰もが自分の意見を自由に言える雰囲気があります。
一人ひとりがプロフェッショナルとして自立しながらも、互いを尊重し、支え合うつながりを大切にしている──それが、私たちの日常です。
「自分たちは、いったい何者なのか?」「どんなメッセージを届けたいのか?」
改めて足元を見つめ直し、自分たちの価値観や文化、強み、そしてそれをどう表現すべきかを再考しました。言葉を磨き、デザインに意味を込め、ゼロから「採用ピッチ」を再構築しました。
その中心にあるのが「プロフェッショナルリズム」や「セルフリーダーシップ力」といった、代表・桑田が繰り返し伝えてきた言葉です。
この言葉の裏には、一人ひとりが自分の強みを活かし、経営者のような視点で仕事に向き合いながら、それぞれの“やりたいこと”に挑戦してほしいという想いがあります。単に仕事をこなすのではなく、人生そのものを楽しむように働いてほしい――そんな願いです。
その姿勢は、採用ピッチのカラフルな色づかいやデザインにも表れています。多様な個性が光り、それぞれの色が調和する――それが、InterRaceのありたい姿でもあります。
もちろん、今の私たちはまだまだ発展途上です。本来目指す姿とは、正直なところ大きなギャップもあります。それでも、今あるものをきちんと言葉にし、少しずつ形にしていくことから始めようと考えました。
この資料は「完成形」ではありません。今後も事業フェーズが変われば、伝えるべきテーマや表現もきっと変わっていくはずです。そのたびにアップデートを重ねながら、私たち自身がありたい姿に近づいていけるよう、しっかりと伝えていきたいと思っています。
避けては通れないテーマに、正面から向き合う
日本は、今後さらに加速する人材不足という、避けては通れないテーマに直面しています。
この流れは止められるものではなく、従来の仕組みのままでは立ち行かなくなる恐れがあります。そうした切実な課題意識から、InterRaceのビジネスは始まりました。
同じような動態の中で、この“負”を乗り越えるのは難しい。だからこそ、私たちは“新しい雇用の在り方”をつくることにチャレンジすることにしました。
「これからの日本に必要な働き方とは」
「専門性を持ったプロフェッショナルが、本領を発揮できる環境とは」
「そのために、今どんな仕組みや制度が求められているのか」
──こうした問いに対して、ビズリーチとともに、日々試行錯誤を重ねています。
雇用や働き方といった大きなテーマに対して、正面から向き合い、具体的な仕組みとして実装していく。それが私たちのミッションであり、事業そのものの原動力です。
仲間とともに、組織や事業を“つくっていく”フェーズ
2024年、私たちはVisionalへグループインしました。これにより、ビズリーチと連携・協働し、多様な専門性のパートナーとともに顧客の採用課題解決をスピード感を持って推進できることが可能になりました。これからの事業成長に向けた土台が整いつつあります。
しかし、現在は社員数33名(2025年4月現在)。大手企業のように仕組み化がすべて整っているわけではありませんが、その分、今は一人ひとりが当事者として、組織や事業づくりに深く関われます。これからの成長を、ただ見守るのではなく、自らの手で形にしていける。そんな醍醐味が体感できます。
チームには、HR業界での豊富な経験と専門性を持つメンバーが集まっています。職業紹介としてのCA/RA両面支援はもちろん、RPO(採用プロセス最適化)のプロジェクトマネジメントや採用業務設計といった、上流から支援できるノウハウが揃っており、日々の業務は刺激に満ちています。
そして何より、InterRaceが大切にしているのは「人」です。これは、会社の規模やフェーズにかかわらず、変わることのない私たちの価値観です。今のように少数精鋭だからこそ、一人ひとりの成長に丁寧に向き合い、プロフェッショナルとしての基盤をしっかりと築いていける環境があります。こうした姿勢が、InterRaceらしいカルチャーを育んでいます。
実際に入社したメンバーからは、
「人材領域のプロとして成長したいという想いと、会社の目指す方向が重なった」
「志や高い成長意欲を持つメンバーがいることで、自身の成長につながっている」
「真剣さと楽しさのバランスが良く、自分も自然と前向きになれる」
といった声が上がっています。
私たちはまだ“完成された組織”ではありません。しかし、だからこそ、あなたの意志やアクションが、会社の未来を形づくる力になります。
これからの働き方、そして日本の雇用の未来を、一緒につくっていきませんか。