カイタクの働き方や価値観を、最前線で活躍するメンバーの言葉で伝えるインタビューシリーズ。
今回は、成長中の営業支援サービス「カイタク」の事業において、顧客と並走しながら成功を支えるカスタマーサクセスチームでサブリーダーを務める加藤美陽子さんにお話を伺いました。
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2024年3月 カイタク株式会社入社
カスタマーサクセスチーム
サブリーダー 加藤 美陽子
受け身から能動へ。視座が変わったキャリアの"転機"
――早速ですが、加藤さんのこれまでの経歴から教えてください。
愛媛県出身で、中学・高校時代は吹奏楽部に所属し、高校では全国大会にも出場しました。チームで同じ目標に向かって努力する喜びを、この頃から感じていたように思います。
大学は青山学院大学経済学部に進学し、上京しました。社会保障論という分野の学習を通して、地域社会や経済の仕組みに関心を深めていきました。
就職活動では、「地域社会に貢献できること」「エンドユーザーに価値を届けられること」を軸に企業を選び、新卒でJRグループの商業施設運営会社に入社。約3〜4年にわたり、施設運営・顧客対応・テナントスタッフの育成・サポート業務に従事しました。その後は、本社に異動し、法人営業(テナントリーシング)も経験しています。
就職活動の時に重視していた軸と近い仕事ではあったのですが、前例主義的な社風や、意思決定に時間がかかる大手特有の仕組みにもどかしさを感じるようになり、社会人5年目でベンチャーのEC企業へ転職しました。そこでは営業や商品企画開発、新規事業の立ち上げに加え、人事領域での採用・育成など、幅広い業務を担当しました。
規模が大きくない会社ではあったので、会社や事業の成長に必要なことは何でもやるというスタンスで働いていました。ここで、経営層との距離が近い環境で働くことができ、ビジネスへの考え方に刺激を受けて、事業や組織に対する見方が大きく変わりました。
それまではやや受動的なスタンスで仕事をしていましたが、「自分が本気で変えたいと思えば、組織を動かすこともできる」と捉えられるようになりました。
「育児とキャリアの両立」はあきらめたくなかった
――そこから、カイタクに入社するキッカケは何ですか?
出産を機に、キャリアについて改めて見つめ直すようになったことが大きな転機でした。
前職では復帰後、ECサイトの運用上どうしても即日対応が多く、仕事を家に持ち帰る日も増えました。加えて出社必須の勤務形態だったため、保育園の送迎や育児との両立が限界に近づいていました。
「今の環境では、仕事にも家庭にも全力を注げない」
そんな焦りとジレンマが、転職を決断する理由になりました。
転職活動では、「育児があったとしても自分が輝けるキャリア」を目指して、様々な採用媒体やエージェント、イベントに参加しました。
フリーランスなども考えたのですが、「組織で働きたい」という思いがありました。
ただ、転職市場では「育児中でも挑戦したい」「フルタイムでしっかり価値提供したい」と願う人にフィットする求人が思った以上に少なかったんです。時短勤務求人も見ましたが、裁量や評価の面でギャップを感じてしまって。
そんな折に出会ったのが、カイタクの求人でした。
フルリモート勤務が可能だったため、通勤時間を要さないことから「これなら子育てをしながらでもフルタイムで働ける!」ということ、子育てをしながらでも活躍している社員が多くいたことから「育児とキャリアの両立ができそう!」と直感的に感じてすぐに応募を決めました。
また、会社が成長フェーズであることも魅力的に感じました。
面接もフルリモートで行われましたが、丁寧な対話姿勢に驚きました。
これまでの面接ではあまり話す機会がなかったような自分の価値観や経験についても、じっくりと耳を傾けていただきました。
入社した後、現在私が求めているような働き方だけでなく、育児が落ち着いた後の働き方もイメージが深まりました。
その場で「短期的にも長期的にも自分がこの会社で活躍している未来」が明確にイメージできたことが、最終的には入社の決め手となりました。
入社半年でサブリーダーに。期待に応えたい気持ちが、今の原動力
――現在、カイタクではどのような業務を担当していますか?
現在はカスタマーサクセスのチームで、サブリーダーを任せて頂いています。
お客様との日々のコミュニケーションや活動報告、テレアポチームやライティングチームへの指示出し、そして顧客の要望に合わせて品質を調整する作業がメインの業務で、現在は14社のお客様を担当しています。
担当するお客様ごとに期待値も異なるため、お客様が「不安」を感じないように、相手に寄り添ったコミュニケーションをとることをカスタマーサクセスとしての重要なミッションとして大事に取り組んでいます。
また、サブリーダーとして新しく入社したメンバーのオンボーディングやリーダーのサポート、共有事項の連絡なども対応しています。
まだ入社して半年ほどですが、自分を信頼して幅広いお仕事を任せていただけていると感じていて、その期待に応えられるよう日々努力しています。
――入社して半年でサブリーダーへの抜擢に至ったポイントはどのような点だったのでしょうか。
まだカスタマーサクセスとしての業務もマネジメント業務も邁進している中ではありますが、1社1社に誠実に向き合って取り組んでいることは上司から評価いただきました。
また、現在カイタクが採用強化している急成長フェーズということもあり、期待を込めて役割をいただいたと思っています。
転職活動の時に求めていた、「育児をしながらでも期待を込めたポジションを任せて貰えること」が実現できていることは嬉しいですし、その期待に応えたいと日々努めています。
――加藤さんがお仕事のやりがいや大切にしていることを教えてください。
一番やりがいを感じることは、お客様の成果に繋がるサービスを提供できたときです。
成果に繋がる仕事をするために、まずは現状課題を正しく把握すること、そして誰よりもお客様の理解者であることだと考えています。
そのうえで、仕事をする上で大切にしていることにも繋がるのですが、私の仕事におけるポリシーは「全て自分ごととして考える」ことです。
「お客様と同じくらいお客様の商材に詳しい」、「お客様の課題を把握しているべきだ」という心持ちで、日々取り組んでいます。「どのお客様にも同じように誠実でありたい」という想いを常に胸に置き、何事も自分ごととして考える事を大切にしています。
その中で、メンバーと協力して成果が出たり、難しい案件を達成できたときの喜びは何事にも変えられないですね。
「自分らしい働き方」と「挑戦」を両立できる場所へ
――フルリモートでの働き方は、実際に経験してみていかがでしたか?
フルリモートで働くのは初めてだったので、最初は少し緊張もありました。
ただ、月に一度ほど展示会への出展があり、地方在住のメンバーでも一度は現地参加する機会があるため、対面でのコミュニケーションも取れています。
日々の業務でもSlackですぐに質問できる環境が整っているので、働き始めてから大きなギャップは感じませんでした。
入社前はカスタマーサクセスという職種にあまりイメージがわかなかったのですが、メインの業務はもちろん、サブリーダーなど新たな業務を経験させていただき、自身の成長に繋がっています。
また、社長を含めて、会社全体がとてもフラットな雰囲気で、立場に関係なくお互いにリスペクトし合える関係性が築かれていると感じています。フルリモートでも近くで働いている感覚で働くことができています。
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カイタクはフルリモート勤務ですが、展示会などで定期的に顔を合わせる機会があるため、チームとしての一体感や信頼関係はしっかり築けています
――加藤さんの今後の目標を教えてください。
これまでのキャリアを振り返ると、業務の幅にとらわれず「まずはやってみる」「必要とされることには全力で応える」という姿勢を大切にしてきました。
今後は、そうした姿勢を引き続き大切にしながら、特に営業支援という領域に対して、より専門性を深めていきたいと考えています。
単に何でもやるのではなく、目線をもう一つ上げて「組織や事業としてやるべきことにしっかり向き合い、成果にこだわるスタンス」へと進化させていきたいと思っています。
カイタクでのキャリアはまだ始まったばかりなので、これからどんな成長ができるのか、私自身ワクワクしています。
また、長く働き続けるうえでは、自分自身のライフステージの変化にも柔軟に対応できる働き方を選べる環境であることも大切にしています。
そういった意味で、現在のカイタクのように、個人の事情を尊重しながらもチャレンジできる風土を持つ職場で、自分らしいキャリアを築いていけたらと思っています。
成長フェーズの今だからこそ、広がる“やってみたい”の可能性
――最後に、カイタクに興味を持っている方へメッセージをお願いします!
私は、好奇心旺盛で主体的に仕事に取り組みたい人はカイタクにとても向いていると思います。
与えられた仕事だけを淡々とこなすのではなく、「もっとこうしたら良くなるのでは?」と自ら考え、行動に移せる人。未知のことにも前向きにチャレンジできる人。「挑戦」というワードにポジティブな人。
そんな姿勢を持った方が、きっとカイタクのカルチャーにフィットするはずです。
カイタクは今、まさに成長途上のフェーズにあり、新たな取り組みや役割が次々と生まれています。
だからこそ、「やってみたい」という気持ちがあれば、多くのチャンスをつかめる環境です。
また、フルリモート勤務が可能なので、居住地にとらわれずに働けるのも大きな魅力です。
生活リズムや家庭環境に合わせて柔軟に働けるからこそ、これまで挑戦したくても環境的に難しかった方にも、新たな一歩を踏み出せるチャンスが広がっています。
そうした一歩を、ぜひカイタクで踏み出してほしいと思っています。