気になるinfo!|気になるこの人! |山口 翔平:「起きている時間の半分は仕事。どう過ごすかで人生の豊かさは変わる」 グッドマンサービス/人事課課長
山口 翔平:「起きている時間の半分は仕事。どう過ごすかで人生の豊かさは変わる」 グッドマンサービス/人事課課長 オフィス移転・改修・レイアウト変更に役立つ情報満載!「オフィスの広場」
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初めまして。グッドマンサービス 人事部長の山口です。
私は2015年7月にグッドマンサービスに入社して以来、営業とマーケティングの業務に携わらせていただき、2023年5月からは人事総務部の部長として主に人事周りの業務を統括しています。
その中で今回は現在私が携わっている人事総務部に関して、部署の存在意義や具体的な業務などをお伝えができればと思います。(人事総務部の業務比率は8:2で人事の業務がメインなので、今回は人事周りにフォーカスをしてお伝えできればと考えています)
◾️グッドマンサービス人事総務部発足の経緯
◾️人事の存在意義やミッションについて考える
◾️グッドマンサービスの人事の役割は5つ
◾️働きがいと働きやすさの人事施策事例
◾️永遠のテーマである「17分の8の時間をどのように過ごすか?」
人事総務部発足のターニングポイントになったのはコロナ禍による売上低迷期での出来事です。
グッドマンサービスは当時、営業の社員が全体の約7割近くを占める比率になっており、会社の売上も激減する中、稼げないという理由で退職をする社員が一定数いました。
ピーク時は80人近くいた社員も、コロナを経て20~30名近くが退職する事態となったため、当時私はマーケティング部に所属していたのですが、「何か動かなければ」と思い、私を含め3名で全社員対象のカジュアル面談を実施しました。
面談の中で社員一人ひとりの悩みや不安・会社に対する想いを時間をかけてヒアリングする中で、どんな状況に陥ったとしてもグッドマンサービスで働く意味や価値であったり、「外部環境で多少インセンティブが下がったとしてもこの会社で頑張り続けたい」と思える空気感や社内環境を大事にしたいと考え、社長に人事部の発足を直訴し立ち上げに至りました。
少し前の記事になりますが、思いの丈を吐き出しているのでよければぜひご覧ください
カジュアル面談での社員アイデアをきっかけに新オフィスではカフェスペースが設置されました
さて、皆さんは「人事」と聞いてどのようなことをイメージされますか? また「人事の存在意義」と聞いてどのようなことが思い出されるでしょうか?
私たちグッドマンサービスは人事の存在意義を以下のように定義しています。
「人」や「組織」を軸に会社全体の数字目標(利益確保)に貢献する
会社は営利団体なので、当然ですが利益を出し続けない限り存続することができません。なので会社に所属している以上、どの部署に所属するにおいてもアプローチの仕方は異なりますが「利益確保のために何ができるか」を常に考える必要があると感じています。
一方で「人」や「組織」を軸に会社全体の数字目標(利益確保)に貢献する。という人事の存在意義は日々の業務に落とし込む際に若干抽象的な言葉になってしまい、実際にどのようなアクションを起こせば良いのかが分からなくなってしまう可能性もあります。
そこで、グッドマンサービスの人事部としては、具体的な指針・ミッションとして
社員の「働きがい」と「働きやすさ」の両立
を掲げ、より良い組織作りに取り組んでいます。
グッドマンサービスの人事は現在主に役割を5つに分けて業務を行っています。
【新卒採用】
新卒採用の戦略立案 / 説明会や面接の日程調整・実施 / 採用イベント参加 / インターン立案等
【中途採用】
採用の戦略立案 / 面接の日程調整・実施 / リクルーターとのやり取り / wantedlyコンテンツ作成等
【人材育成】
オンボーディング設計 / 新入・既存研修実施 / 顧客アンケート実施・業務改善主導と研修への落とし込み等
【組織開発】
各種制度設計 / 社内イベント立案・実施 / 社員面談実施 / HR周りのシステム導入等
【広報】
社内外への情報発信(社内報・メディア掲載) / メディアアプローチ・勉強会参加 / コンテンツの作成主導等
上記5つの各領域でそれぞれ目標を設定しながら日々業務に勤しんでいます。
業務の中で、新たな人事施策や社内イベントを考えたり、社内の制度設計する機会も多くありますが、
前述の存在意義やミッションを理解した上での検討が大前提です。
社員の「働きがい」または「働きやすさ」に寄与しているか?
寄与する上で、利益確保にも貢献できるか?
人事の存在意義/ミッションの意識を持ってさえいれば、
施策を実行するか否かの判断軸はシンプルで明快です!
各領域によって内容は異なりますが、新たな施策や企画を検討する上で実施目的や課題を明確にしながら、きちんとアプローチができるような施策を実施しています。
実施施策の一例
CASE1:採用活動…グッドマンの雰囲気に合い、業務の中で働きがいを感じながら業績に貢献してくれる人材を獲得するためにどうするか。またミスマッチを無くすために求職者とどのように接触していくべきか?
~採用活動施策実施事例~
「採用活動の中での社員と実際に話せるリアルイベント”駅弁みーてぃんぐ”の企画」
【実施経緯】
既存社員の多くが「人間関係や職場環境はとても良好」というヒアリング結果を受け2023年度就職活動より実施。
人材業界や職種、グッドマンサービスに求職者自身がマッチングするかイメージしやすいように、ポジティブもネガティブもありのままを知れる採用イベントを企画。オンラインの説明会に加え、実際に社員に会う座談会形式で、より会社に対してのイメージを膨らませてもらうことが可能となりました。
イベントの中では、社員や会社の雰囲気、人材業界のやりがいや業界特有の業務上のトラブル・しんどい場面等、事前に全て伝えるように心掛けました。
成果として、イベント参加者全員が一次選考に参加してくれたり、内定者の8割がイベント参加者で打診承諾率81%を記録するなど、期待する一定の結果がでた施策となりました。
また、実際に入社後の新卒社員面談の中でも
「駅弁みーてぃんぐで仕事のやりがいも大変さも細かく教えてもらえたので、グッドマンで仕事をするイメージがより鮮明になり、内定承諾も迷うことなく回答ができた」
「オンラインの説明会で人間関係が良いことは聞いていたが、実際に社員の方に直接あってお話しすることができて、人間関係の良さは本当なんだなと実感することができた」
など狙い通りの声をもらうことができたので、フィードバックを基に改善を続けながら、継続したい施策の一つです。
駅弁みーてぃんぐの様子 少人数で実施し色々な話がしやすい環境を意識しています。
CASE2:組織開発…この福利厚生や人事制度は、社員の働きがいや働きやすさに寄与するか?最終的には会社の利益確保に貢献できるものか?
~採用活動施策実施事例~
「月に1度の社内イベントの実施」
【実施経緯】
組織開発主導で毎月全社員向けに実施しているパルスサーベイの中で、 「社員数も多くなり他部署の人との交流がほとんどないので何かイベントを実施してほしい」と複数名から希望がありました。グッドマンサービスでは他部署間でも連携を取りながら仕事をする場面も多々あるので、交流が活発になれば業務の質にダイレクトに直結してくる可能性は大いにありました。
また、以前から部活動という形で不定期に社員交流会は開催されていたのですが、実施は全て現場社員に任せてしまっていたので、昨年からは「社内イベント」という形で人事主導による企画実施を定期的に行うようにしながら、社員同士の交流を促しています。
また直近では2025年4月入社の新卒研修において社内イベントのアイデアを考えてもらい、その中の一つ「屋上で朝食会」を実施。新卒と既存社員の交流イベントを行いました。(ストーリーは後日公開予定)
朝会(コーヒーイベント) / フットサル / 皇居ランなど様々なイベントを行っています
イベント開催に関するストーリーはこちら
その他各領域も目的や課題を明確にしながら企画実施を行っていますが、上記に加えて意識しているのが「働きがい」「働きやすさ」のバランスです。
どちらか一方に偏ってもよくない(極端にいうと働きやすさや居心地の良さにフォーカスし過ぎて会社にぶら下がる社員が増え過ぎてもそれはそれで問題です)ので、この辺りもバランスよく考えながら施策を実行できるように調整しています。
いかがでしたでしょうか?
人事総務部の紹介は以上となりますが、各領域がどのような仕事をしているかは別途コンテンツをこれから順次公開していく予定なので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
最後になりますが、私は8/17(17分の8)という数字をとても大切にしています。
これは1日7時間睡眠時間を確保できると仮定した際の意識のある時間(17時間)に対する仕事に占める時間(8時間)を表したものです。
つまり多くの社会人の方は1日のうちの意識のある時間の約半分を「仕事」という1つのカテゴリーに費やしているわけなのです。
もちろん綺麗事ばかりは言ってられず、仕事の中には辛く厳しい瞬間や逃げ出したくなる場面も多々あるでしょう。しかしながら私としては、この8時間を社員一人ひとりがどのように過ごせるかが、人生を豊かに生きれるかどうかに直結してくるのではないかと本気で思っています。
グッドマンサービス人事総務部は、この17分の8の時間をどのように過ごすかを真剣に考えながら、社員一人ひとりの「働きがい」と「働きやすさ」を両立させる職場環境づくりを目指します。
時には厳しく、時には寄り添いながら、皆さんの成長と挑戦を全力でサポートし、これからも理想的な組織づくりに向けて邁進してまいります。ご興味を持っていただけましたら、ぜひ他のコンテンツや採用ページもご覧ください。