株式会社ユーティルの募集・採用・募集条件 - Wantedly
株式会社ユーティルの新卒・中途・インターンの募集が9件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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ユーティルのAI BPO事業部でWebデザイナーとして活躍する宮澤 奈那。メーカーでの販売・企画職から、未経験でWeb業界に飛び込み、現在は中小企業のデジタル化支援に情熱を注いでいます。「地域や中小企業を支援したい」という一貫した想いを持ち続ける宮澤に、ユーティルで働く魅力や、AI時代におけるデザイナーの役割について話を聞きました。
宮澤 奈那(みやざわ なな)
株式会社ユーティル AI BPO事業部 Webデザイナー。新卒で食品メーカーに入社し、百貨店での販売や新ブランドの企画立ち上げを経験。その後、Webマーケティングの重要性を感じ、未経験からWebデザイナーに転身。ベンチャー企業での実践的な経験を経て、2024年にユーティルへ入社。現在はAI BPO事業部でのWebデザインを中心に、中小企業のデジタル化支援に取り組んでいる。
ーーこれまでのキャリアについて教えてください。
宮澤:新卒で食品系メーカーに入社し、販売と並行して新しいお菓子ブランドの立ち上げに企画から参加していました。「今、何が時代に求められているのか」「ターゲットは誰なのか」といったことを議論しながら、パッケージデザインや価格、販売戦略までを自分たちで考えました。自分たちが企画したブランドが実際に店舗として形になり、お客様に商品を手に取っていただける。その瞬間の喜びは今でも忘れられません。
ーー転職のきっかけは何だったのでしょうか?
宮澤:商品企画やブランド企画をしている時に、ある壁にぶつかったんです。どんなに良い商品を作っても、そもそも知ってもらえなければ意味がない。百貨店という立地の良さはありましたが、それだけでは限界があると感じました。
「やはりWebサイトやSNSなどネットでの周知やそれに伴うマーケティングをしっかりしないと商品は認知されないし、売れない」と強く感じたんです。その気づきから、Webマーケティングの方向に進みたいと思うようになり、転職を決意しました。
ーー2社目はどのような会社を選んだのですか?
宮澤:従業員5人ほどの小さなベンチャー企業です。今振り返ると、かなり思い切った決断だったと思います。研修制度もなければ、教育プログラムもない。でも、実践の中でWeb制作を学ぶ方が自分には合っていると思ったんです。
「今ならギリギリ未経験でも雇ってもらえそう」という感覚もありましたし、一番早く成長できる環境だと確信していました。その会社は地域の中小企業向けにWebサイト制作やマーケティング支援を行っていて、主に建築系、特に塗装会社などのWebマーケティングを手がけていました。
ーー具体的にどんな仕事をされていたんですか?
宮澤:SEO対策を意識した記事作成からIllustratorやfigmaでのデザイン制作、WordPressでの実装まで幅広く担当していました。コーディング自体は業務委託の方にお願いしていましたが、完成したものをチェックして、デバッグや修正は自分で対応していましたね。HTMLやCSS、の基礎知識も、この時期に実践を通じて身につけました。
自分で本を読んだり、オンラインで調べたりしながら勉強し、分からないことがあったら聞くような環境でしたが、おかげで自走力がついたと思います。ただ、建設など特定の業種に偏っていたので、もっと幅広い分野の案件に携わりたいと思うようになり、転職を決意しました。
ーーその後の転職活動では、どんな軸で仕事を探していたのですか?
宮澤:単なる制作会社ではなく、もっと幅広い支援ができる会社を探していました。前職での経験を通じて、Webサイトを作って納品して終わりではなく、その先の成果まで責任を持ちたいという思いが強くなってきて。お客様の事業成長に本当の意味で貢献できる仕事がしたいと考えていました。
ーーその中でユーティルを選んだ理由は?
宮澤:実は他社の選考も進んでいたのですが、ユーティルが一番、中小企業支援に本気で取り組んでいると感じたからです。制作会社の多くは「作って納品して終わり」ですが、ユーティルは違いました。広告運用、SEOライティング、採用支援など、ホームページを基盤にして支援の幅を広げていける可能性があると感じたんです。
面接で役員やマネージャーの方々とお話した時の印象も決め手になりました。みなさん本当に「知識が豊富で深い」と感じたんです。私は知らないことを知りたいタイプなので、自分にはない経験を持っている方々と一緒に働きたいと思いました。
専門的な話をしても的確に返してくれるし、逆に私の知らない領域のことを噛み砕いて分かりやすく説明してくれる。言葉に詰まることがなく、幅広い知識を持っている。そういう人たちの元で働けば、自分も成長できると確信したんです。
ーー現在のお仕事について教えてください。
宮澤:AI BPO事業部で主にWebデザインを担当しています。AI BPO事業部ではAIを活用した低価格で高品質なホームページを制作するサービスを提供していて、Webディレクターが作成したワイヤーフレームを基に、お客様が何を求めているのか、動画資料やお客様情報から読み取って、デザインを作成しています。
ーーお仕事の中で意識していることはありますか?
宮澤:ユーザーが離脱せずに、お客様が定めているコンバージョンにつながるようなデザインを常に意識しています。
例えば、ファーストビューは訪問者が最初に目にする部分なので、一瞬で「このサイトは自分に関係がある」と思ってもらえるようなデザインにするとか。その下のヒーローセクションも、ユーザーが自然にスクロールして、離脱せずに最後まで見てくれるようにすることも意識しています。
また、ただ与えられたものを作るのではなく、「競合はこういう見せ方をしている」「このボタン配置の方が効果的かもしれない」と、ディレクターやお客様に対して、自分の考えを積極的に伝えることも心がけています。
ーーより規模感の大きな案件を手がけたいと志望するWebデザイナーも多いと思うのですが、中小企業支援ならではの醍醐味があれば教えてください。
宮澤:手がけたホームページが成果につながり、お客様からダイレクトに感謝の言葉をいただけることですね。「問い合わせがきたよ」「新規のお客様が増えたよ」という生の声が聞けることは、本当に嬉しいです。
大企業の案件だと、現場の担当者とのやり取りで終わることが多いですが、中小企業の顧客だと経営者の方から直接フィードバックをいただけます。「おかげさまで売上が上がりました」と言われた時の喜びは、何物にも代えがたいものがあります。
以前、バナー制作をさせていただいたお客様の話ですが、一つ良いものを提供したら、信頼関係が築けて「宮澤さんに頼んで良かった。次もお願いしたい」と言っていただけました。信頼してもらえるからこそ、より踏み込んだ提案もできるし、それが成果につながると、お客様も私たちも嬉しい。そういう好循環が生まれるんです。
「売上を伸ばすためになんとかしないと」という切実な状況のお客様もいらっしゃいます。そういう方々に対して、自分が作ったもので売上が伸びたというフィードバックをいただけると、その会社だけでなく、その地域全体を助けているような手応えを感じます。
ーーAIがデザイン業務にどのような影響を与えると思いますか?
宮澤:現在、当社では代表の岩田がプロンプトを打つだけでデザインやワイヤーフレームができるAIツールの開発プロジェクトを進めています。このツールが完成して現場に導入されれば、シンプルなサイトであればAIが自動生成して、もっと低価格で提供できるようになるでしょう。ただ、ページ数が増えたり、複雑な要件が入ってくると、まだまだ人間の手が必要になってくると思います。
ーーAIの進化に対して、デザイナーとしてどう向き合っていきますか?
宮澤:AIが7〜8割のものを作ってくれて、それを人間がブラッシュアップして100%、120%にしていく。そういう役割分担になっていくと思います。AIが作ったものに、人間の目でアレンジを加えたり、オリジナリティを出したりすることが必要になってくるでしょう。
例えば、最初の1時間程度の打ち合わせでAIがある程度のデザイン案を生成してくれれば、「こういうのができますよ」とお客様にその場で提案できるようになります。これは営業的にも大きなメリットですよね。
また、デザインの引き出しという面でも、AIは強力な味方になると思います。自分の中にあるアイデアとAIが作ってくれたデザインを組み合わせたり、AIが提案したものの方が良ければそれを採用したり。レパートリーが増えるという意味では、むしろプラスに捉えています。
ーー今後の展望やキャリアビジョンがあれば教えてください。
宮澤:将来的には、デザイナーとしての経験を活かしながら、ディレクションやマーケティングの領域にも携わっていきたいです。
サイトを作る上で、マーケティングの知識は絶対に必要だと思っているので、ただ制作するだけではなく、お客様の集客支援まで幅広くサポートできる存在になりたいと考えています。今はまだWeb業界に入って2年ほどなので、まずはデザイナーとしての知識と経験を積み重ねていきたいですが、将来的には一つ上流の仕事にも挑戦していきたいですね。
ーーどんな人がユーティルに向いていると思いますか?
宮澤:自走できる人が向いていると思います。受け身の姿勢ではなく、主体的に仕事に取り組める人や、気になることはお互いに聞き合えるような関係性を築ける人がいいですね。
あとは、前向きでポジティブな人や仕事を楽しいと思える人も向いていると思います。業務委託の方も含めて、みなさん本当に話しやすい雰囲気なので、そういう環境で働きたい人にはピッタリの環境です。
経験豊富な業務委託の方々からも学ぶことが多いです。知らないことを知っている方が多いし、みなさん話しやすいので、勉強になることばかりです。私は入社してまだ日が浅いので、みんなほぼ同期のような感覚で接していますが、それぞれの経験から学べることがたくさんあります。
ーーユーティルは「日本中の中小企業をデジタル化する」というミッションを掲げ、ホームページを入り口に採用や集客など、中小企業を総合的に支援するプラットフォームをつくる構想を描いています。これについてどう感じますか?
宮澤:強く共感しています。「デジタルツールを入れたけれども、うまく使いこなせない」そんなお悩みの声を聞く機会はたくさんあります。そういったお客様がツールの使い方を覚えるために、時間を使うのはもったいない気がしていて。それなら、私たちに丸投げしていただき、お客様はコア業務に専念いただいた方が、お客様にとってプラスになると思っています。
Web制作も、こだわればこだわるほど時間も工数もかかります。でも中小企業にとってWebサイトは入口の部分なので、できるだけコストを抑えて、早く作ってほしいというニーズがあります。そこでAIを活用しつつ、人間の手を加えてブラッシュアップしていく。これは私がすぐにできることだし、力になれる部分だと思っています。
ーー最後にユーティルへの応募を検討している方へメッセージをお願いします。
宮澤:ユーティルでは、経営者の方々の生の声を直接聞くことができます。喜びの声も、改善要望も、すべてが自分の成長の糧になります。「そういった声を聞きたい」「仕事で誰かの役に立ちたい」と思う人には、どのポジションでも活躍できると思います。
また、一人で悩むことはありません。仕事が詰まっていたら、チームで助け合って分散させ、みんなで課題を解決していく環境があります。
目標を共有しながら、お互いに助け合っていける。そんな温かい環境で、「日本中の中小企業のポテンシャルを解放する」という大きなビジョンの実現に向かって、一緒に成長していきませんか。きっとあなたの経験や想いを活かせる場所が、ここにあると思います。
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