こんにちは!ヘルスベイシス採用担当の谷川です。
今回は、CA(キャリアアドバイザー)として顧客に向き合いながら、チームリーダーとしても活躍中の柳楽さんにインタビューしました!
リーダー昇格時の嬉しさと悔しさ、チームメンバーへの想い、そして今後の展望まで、ありのままの言葉で語ってもらいました。
マネジメントの葛藤とやりがいにリアルに触れられる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介・現在の仕事について
氏名:柳楽海斗
大学:立命館大学
見ていた業界:エンタメ業界
出身:山口県
趣味:スポーツ観戦
(過去のインタビュー記事はこちら!)
https://www.wantedly.com/companies/company_7017771/post_articles/903155
――ではまず、今どんなお仕事をしているか教えてください!
柳楽:現在は、CA(キャリアアドバイザー)チームのリーダーを務めています。
チームは自分を含めて4人で、3人のメンバーと一緒に日々業務に取り組んでいます。
担当しているのは、個別の支援業務に加えて、営業企画や業務設計、そしてメンバーの育成など、チーム全体のパフォーマンスを底上げするような役割が中心です。最近は、採用関連の業務にも少しずつ関わり始めています。
業務の幅は広いですが、その分いろんな視点でチームや組織に向き合うことができていて、やりがいを感じています。
昇格で得た喜びと、ほんの少しの悔しさ
ーーリーダーに昇格した時は、どんな気持ちでしたか?
柳楽:素直に嬉しかったですね。
入社してから、自分の中でひとつの通過点として意識していたポジションだったので、「やっとここまで来たか」という思いがありました。
ただ実は、2024年中にそのポジションに昇格することを目標にしていたんですが、実際に実現したのは2025年になってからで。もちろん嬉しさはあったんですけど、少し遅れてしまったことに対しては、正直悔しさもありました。
「もう少し早くたどり着けたんじゃないか」とか、「自分にもっとできることがあったのかも」とか、いろいろ考えさせられるタイミングでもありましたね。
でも、その時間があったからこそ見えた課題や、積み上げられたものもあったと思っています。振り返ると、自分にとって意味のあるプロセスだったなと感じています。
ーーリーダーとして意識していることは?
柳楽:「こちらからすぐに答えを出さないこと」を意識しています。
そもそも、自分が100%正しいという前提はないですし、経験から話せることはあっても、それがその時の状況やメンバーにとって最適かどうかは分かりません。
だからこそ、できるだけメンバー自身に考えてもらうことを大事にしています。自分の意見を言葉にしてもらうことで、ただタスクをこなすのではなく、考え方そのものから成長していってほしい。そういう環境をつくりたいなと思っています。
ーーリーダーならではの苦悩や葛藤はありますか?
柳楽:やっぱり一番難しいのは、「成果」と「成長」のバランスですね。
任せすぎてしまうと、チームや組織の数字としての成果が落ちてしまうこともある。でも、やらないと成長はない。
この“ちょうどいい塩梅”を見極めるのが本当に難しいです。毎回状況が違うし、メンバーの状態によっても変わってくるので、正解はないなと思っています。
でもだからこそ、試行錯誤しながらも、本人のタイミングや状態を見て「今ここは任せてみよう」と判断することがすごく大事だなと。難しいけれど、やりがいのある部分でもありますね。
ーープレイヤー(個人の成果)とリーダー(チームの成果)の違いを感じた瞬間はありました?
柳楽:チームリーダーになってすぐの頃、自分自身が数字を追うことよりも、メンバーの動きや成果に気を配ることの難しさを痛感しました。
プレイヤーだったときは、自分の行動がそのまま成果に直結する分、ある意味でコントロールしやすかったんです。でもリーダーになってからは、成果がメンバー一人ひとりの動き方や成長度合いに依存するので、自分が手を動かすよりも「どうチームで動けるか」を考える時間の方が圧倒的に増えました。
特に印象的だったのは、チーム施策を打ち出したあとに、メンバーが少しずつ自走し始めたとき。数字そのものももちろん大事なんですが、それ以上に、「チームとして前に進んでいる」手応えを感じたときに、個人で成果を出していた頃とは違う喜びがありました。
逆に、メンバーに任せすぎて成果が落ちてしまったときもあり、「どこまで任せて、どこで支えるか」の判断の難しさにも直面しました。そういう瞬間を何度も経験する中で、リーダーという役割は“自分の成果”ではなく、“メンバーを通じて成果を出す”仕事なんだと、少しずつ実感できるようになりました。
組織全体のパフォーマンスに寄与する存在へ
ーーリーダーならではのやりがいってありますか?
柳楽:一番のやりがいは、CAチームとしての施策を考える時間ですね。
「どうすればもっと良い支援ができるか」「チームとして成果を出すには何が必要か」など、日々の業務の中で見えてきた課題に対して、仮説を立てて施策に落とし込んでいくプロセスがすごく面白いと感じています。
特に印象に残っているのは、過去にうまくいっていなかったオペレーションをチームで見直したときのこと。
メンバーと一緒に、数値や現場の声をもとに課題を洗い出して、少しずつ改善していった結果、メンバーそれぞれの動きに余裕が生まれて、質も自然と上がっていったんです。
それをきっかけに、「自分たちの仕事のやり方を自分たちで変えていける」という実感がチームに広がって、雰囲気まで前向きになっていったのを覚えています。
施策って、一度やって終わりじゃなくて、どんどん変えていくものだと思っていて。
「まだうまく言語化できない違和感」を拾って、そこに手を入れて、チームが少しずつ前に進んでいく、その手応えを感じられるのが、この仕事の何よりの面白さだなと感じています。
ーー柳楽さんが今後チャレンジしたいことも教えてください!
柳楽:これまでは、CAチームの中で施策や業務改善に取り組んできましたが、今後はより広い視点から、営業組織全体のパフォーマンス向上に向けた施策にチャレンジしていきたいと考えています。
具体的には、CAとRA間の連携を円滑にするための仕組みづくりや、チームを横断した情報共有の整備、業務設計の見直しなど、営業全体が一つのチームとしてより有機的に動ける体制をつくっていきたいと思っています。
目の前の数値に加えて、メンバー同士の動きやすさやチーム全体の流れに着目しながら、より長期的な視点で成果を生み出せる組織づくりに貢献していくことが、これからの大きなテーマです。
今後は、営業チーム全体の動きに関わる機会を増やしながら、自分自身の強みをより広い範囲で発揮できるよう、視座を高めていきたいと考えています。
一緒に“前に進む”仲間を待っています
――最後に、就活生に向けてエールをお願いします!
柳楽:営業の現場では、思い通りにいかないことや壁にぶつかる場面も少なくありません。だからこそ、困難な状況でも前向きに向き合える人、自分なりに課題を捉えて次のアクションを考えられる人と一緒に働きたいと思っています。
完璧である必要はまったくなくて、「まずやってみる」「振り返って、次に活かす」という姿勢があれば、周囲のサポートも得ながら確実に成長していける環境だと思います。
これからジョインされる方とも、チームとしてお互いに刺激し合い、支え合いながら成果をつくっていけたら嬉しいです。お会いできるのを楽しみにしています!
以上、柳楽さんとのインタビューでした!