こんにちは、アイデアプラス採用担当です。
このWantedlyの記事、社内でも「読みましたよ!」という声を聞く機会が増えてきました。アイデアプラスに興味を持ってくださった社外の方はもちろん、社員に読んでもらえるのは嬉しいですね。
そんな中、ある日2名の社員から「この人の話を読みたい!」と推薦をもらいました。(1人からは推薦理由が書かれた長文のSlackまで…)
そんな熱烈なファンがいるなら載せないわけにはいかない!と、今回話を聞いたのは東京でマネージャーを務める市岡。メンバーから慕われる彼のマネジメント術は、意外にも放任型…?ぜひ今回も最後までお読みください!
動物にも慕われているマネージャー。自己紹介をお願いしたら、愛らしい1枚を送ってくれました。
強みは、1→10をカタチにすること。
今日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いできますか?
市岡です。2019年6月入社で、2020年9月からマネージャーやってます。趣味は麻雀で、リアルでもアプリでもプレイしてます。麻雀が僕を作ったと言っても過言ではありません。
かなりのプレイヤーという噂は聞いてます(笑)。ちなみに、麻雀が仕事に活きていると思うことはありますか?
麻雀はロジカルシンキングも重要ですし、相手の手牌、河、自分の手牌など気にかけることが多いマルチタスクなので、ディレクターの仕事に活きるところばかりです。活きるどころか…仕事そのものですよ、最早。僕、中途採用面接で麻雀できるか聞くこともありますもん。
麻雀ができないと採用しないんですか!?
さすがにそんなことはないです!でも、できると「おっ、マルチタスクできる人かも」とは思いますね(笑)。
麻雀だけで採否は決まらないので、読んでいる方には安心していただきたいところですが…。アイデアプラスの前はどんなお仕事を?
帽子のデザイナーをしていました。学生時代から自分で服のデザインをしていたので、アパレル業界に…と思って、OEMの帽子メーカーに入ったんです。ただ、OEMメーカーだとどうしても携われる範囲が狭いので、もっと上流からものづくりをしたいと思って転職を考えるようになりました。
数ある企業からどうしてアイデアプラスを選んだのでしょうか。
元々次は広告などの無形商材に挑戦したいと思っていて、その中でもいろいろなジャンルに携われるという部分が決め手になり、アイデアプラスに入社しました。
無形商材に惹かれた理由はあったんですか?
いろいろな経験を積む中で、自分は0→1をつくるより1→10を考えて提案していく方が得意だと気付いたことはあると思います。何もないところからものを新たに生み出すより、今あるものやサービスをどうやって知ってもらうか、売っていくかといったコンセプトを考えて膨らませていく方が楽しんでできると感じて、無形商材に惹かれましたね。
休日は麻雀へ。ここでの判断力が仕事にも活きている…はず…?
「立場が人を作る」という言葉に背中を押され、マネージャーに。
入社後は東京に1人で配属となりましたが、不安はなかったですか?
面接の時に1人と聞いていたので不安はなかったです。元々大人数でワイワイっていうのが好きな方でもないし、自分のやり方で仕事ができると思ってそこは前向きでしたね。
ただ、当時ちょっと社内がバタバタしていて、入社2日目から実働に入らないといけなくなってしまって…
ええ!?それはちょっと…採用側としては申し訳ない事態です…。
その経験を活かして、自分が新しいメンバーを迎えるときは研修を徹底しようと心に刻んで毎回取り組んでいます(笑)。当時は戸惑っている余裕もなく、本社と連携を取りながらイベントの企画や広告の制作を1人でやっていました。そのうち、徐々に人が増えてきて。
マネージャーになることを最初は断っていたとか。
社長からの打診を2回断ってます(笑)。1人が好きな性格だし、自分が人の上に立つのはなんとなく違うんじゃないかって。でも3回目の時に、社長に「立場が人をつくるから、やってみてほしい」と言ってもらって。確かに自分の成長にもつながるし、ここまでお願いしてもらうこともなかなかないと思って引き受けることにしました。
本社と違って東京は3〜4人の組織。小さいからこそ意識していることはありますか?
システマチックな感じがない分、自分たちでなんでもやらないといけない。だからこそ、マネージャーが偉ぶるのではなく、なんでも率先してやるようには心がけていますね。部下と思うのも苦手なので、メンバーのことは後輩と呼んでいますし。フラットな関係性でいたいとは思っています。
確かに、東京は良い意味でみなさん遠慮がなく、フランクな雰囲気です。では、業務上ではどうでしょうか。
メンバーの案件に対して、同席やチェックは一応しますが、基本的にあまり口は出さないです。言うとしても最初のコンセプト立案や方向性を決めるときだけ。根幹がブレていたらまずい部分はコメントしますし、売上や利益がきちんととれるかは確認しますが、コンセプトや方向性が決まった後の表現部分などは本人に任せるスタイルです。一応勤怠管理もしていますが、そこまで細かく見ないです。やることやってくれれば究極1日10分勤務でもいいと思っています。
それは人事としては気になるところですが…(笑)。本人の自主性を育てる意味合いが大きいんですか?
いや、別にそういうわけでもないですよ。うちの会社の強みである、自由に企画や考案できる環境を大事にしていきたいというイメージです。何でもかんでも口出ししてしまったら楽しくないじゃないですか。それにまとめるのもそんな得意じゃないし(笑)。
出社しているメンバーとは顔を合わせてコミュニケーションを取り、心配事がないか先回りして確認。
と言っても、やっぱり面倒見と育成力はピカイチ。
市岡さんはこうおっしゃいますが、メンバーの方の声を聞くとちょっと印象は違いますね。
そうなんですか?何言われてるのか、ちょっと怖いんですけど…。
まずは、以前こちらの記事にも登場してくれた松井さん。社内プロジェクトで同じメンバーとして一緒に働いた経験から…「市岡さんはとにかくマメ。フォローが手厚いです。進捗確認やリマインドが細かいだけでなく、困りごとがないかも常に気にしてくれます」とのことです。
いや、別に当たり前のことをしただけだけど…。だってチームでやってる仕事の責任を、個人に全部投げるのは違うから。
市岡さんにとっては当たり前のことでも、メンバーからしたら嬉しいんです!他にも「判断が早い。重要事項は『俺がやるから大丈夫だよ』と言ってくれて頼れる」「忙しさを言い訳にせず、手堅く仕事してくれる」というものもありました。
そう…なんですかね?でもこれも言った通りで、マネージャーは責任とるのが仕事だから、メンバーに無理させたくはないっていうだけです。もちろんやることはやってほしいけど。
あと、「気軽に意見を言いやすい雰囲気を作ってくれる」「私の良いところを具体的に褒めてくれて気付きと自信になった」というコメントも。
なんか、たくさんありがとうございます。みんなで気持ちよく働きたいし、頑張っている人はきちんと評価したいですからね。
「細かく見ない」と言いつつも、メンバーの状況を適切に理解し、丁寧にフォロー。慕われている理由がわかります。
ここまでが松井さんです。続いて、長文のSlackをくれた現チームメンバーの中野さんのコメントをお伝えしますと…。
中野かあ…中野はいいんじゃない?(笑)
いやいや…と言いたいところですが、実際とても長いので抜粋します(笑)。まず、「頭がいいところ」。
バカにされてる!?
されてませんよ! 「本質を見て仕事をしているので、やるべきことが常に明確になる。市岡さんの下で1年間働けば、ディレクターとはどうあるべきかが身にしみてわかります」だそうですが。
なんか…恥ずかしくなってきました(笑)。ありがたいですけどね。お客様のニーズを満たす提案をする、その上でしっかり数字にこだわって目標を達成する、というのはやっぱり仕事の根幹ですから、そこは大事にしているかもしれませんね。
あとはやっぱり「モチベーションを保てるように声をかけてくれること。リスペクトしている市岡さんから認めてもらえた時は報われた気持ちになりました」とのことです。これももうちょっと長文で来てるんですが…。
いや、全部読まなくて大丈夫です(笑)。ディレクターってクリエイターとクライアントの板挟みになることも多くて、なかなか成果や成長を実感しにくい仕事なんですが、みんな確実にクオリティは上がっていく。それは絶対にわかってほしいと思っています。
中野さんのメッセージはまだあるんですがあとでまたお伝えするとして…ここまでのお二人のコメントで、だいぶ市岡さんのマネジメント術が見えてきた気がします。
松井さんがマメって言ってくれてましたけど、案件の中身にはいちいち口を出さない。ただ、その分本人にはしっかり目を配っているところはあるかもしれません。チームみんなで目標を達成するために全体を見るのが僕たちマネージャーの仕事ですからね。
・・・
市岡さん、ありがとうございました!
ちなみに、今回登場してくれた中野さんのインタビューはこちら。合わせて読むと共通するワードも多く、中野さんがいかに市岡さんを慕い、影響を受けているかが分かる記事になっていると思います(笑)。そちらにもご注目を。
アイデアプラスでは東京オフィスでも採用を行っていますので、興味がある方はぜひご覧くださいね。
それでは次回の記事もお楽しみに!
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