フカヒレの天日干し作業が最盛期 宮城・気仙沼市 | khb東日本放送
サメの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市で、高級食材フカヒレの天日干し作業が最盛期を迎えています。 気仙沼市の水産加工会社、中華高橋水産では気仙沼港に水揚げされたヨシキリザメの尾びれ1万枚を1枚づつ網の上に並べて裏返しながら乾燥させています。...
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中華食材の卸売から歩みをスタートした、株式会社中華・高橋。創業70周年を迎える現在は、小売・EC販売の他、自社・OEMでの商品開発、飲食店での体験・教育提供、Webメディア運営など、中華料理で日本を楽しく豊かにできるビジネスはすべてやる!の精神で事業を順調に拡大しています。
そんな中華・高橋が自信を持ってお届けしている食材の一つが「フカヒレ」です。
サメの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市では、冬になるとこのフカヒレの天日干し作業が最盛期を迎えます。トップの画像がまさにその様子ですが、この圧巻の光景は、毎年メディアからたくさんの取材を受けるほど。気仙沼の冬の風物詩です。
今回は、そんなフカヒレの天日干しのことをご紹介できればと思います!
フカヒレをはじめとするサメ関連商品の製造は、中華・高橋のグループ会社である㈱中華高橋水産が担っています。
サメ資源の全体活用をスローガンに、宮城県気仙沼市内に3つの拠点を構え、フカヒレの加工を本吉工場、サメ肉の加工を気仙沼工場、乾物の製造を最知乾燥場で行っております。
中でも最知乾燥場では、乾物としてのフカヒレ製品である「原ビレ(げんびれ)」の加工を手掛けています。
「原ビレ」とは、サメのヒレを血抜きした後、皮や骨を取り除かずに丸干しして作られるフカヒレのこと。ここでは江戸時代末期以降から受け継がれる伝統的な製法で作られています。
丸干しを行うのは、11月末から翌4月上旬にかけて、気温が10度以下に約90日間。製造できる数には限りがありますが、昔ながらのフカヒレにこだわるシェフたちに愛用されています。
質のいい「原ビレ」を作る三原則は、天気、風、寒さ。気仙沼では11月以降、室根山から「室根おろし」と呼ばれる乾燥した北西の冷たい風が吹き荒れますが、この冷たい風こそがフカヒレをしっかりと乾燥させる決め手となります。
乾燥場で「室根おろし」に吹かれたフカヒレがぶつかり合い「カラン、カラン」とフカヒレが鳴り出せば、フカヒレができあがったという合図。この見極め方は、江戸時代から今の時代まで受け継がれています。
天日干しの様子は、メディアでも取り上げられました。動画もありますので、ぜひご覧ください!
▼khb東日本放送|フカヒレの天日干し作業が最盛期(2025年2月4日)
▼日テレNEWS NNN(ミヤテレ)|今季は良い条件「最高のものができる」(2025年2月4日)
▼NHKニュース(2025年2月4日)
《もっと詳しく》フカヒレの天日干し
▼80C(ハオチー)|食材狩人2-8:干した時間もおいしさの一部!奥深い乾物の世界(2013年3月2日)
中華・高橋では、現在複数のポジションで採用活動を実施中!
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