この度、iTANはオフィスを新しくしました。
ただしこれは、
・働きやすくするため
・おしゃれな空間を作るため
・出社を増やすため
──といった話ではありません。
iTANが次の成長フェーズに進むために、
「チームとしての戦い方」を再設計しました。
なぜ、今オフィスなのか
iTANはこれまで、少数精鋭・高い自律性を前提に事業を作ってきました。
各メンバーが自分の領域に責任を持ち、考え、意思決定し、動く。
このスタイルは間違いなく、ここまでの成長を支えてきました。
ただ一方で、
これから先のスケールを考えたとき、明確な課題も見えてきました。
それは、
- タスク単位での最適化に寄りすぎていないか
- プロジェクト横断の意思決定速度は十分か
- 暗黙知や思考プロセスが、個人に閉じていないか
という点です。
今後さらに事業を拡張し、
より複雑なプロダクト・より多様な顧客課題に向き合うには、
「自分の仕事を守る」組織から、
「全員で事業を創り続ける」組織への進化が必要だと考えました。
成果は“質の高いコミュニケーション”からしか生まれない
実際、iTANの業務は以下のような高頻度・高密度なすり合わせで成り立っています。
- 要件定義プロセスでの思想・優先順位の擦り合わせ
- テスト段階における仕様解釈/把握
- プロジェクト全体を見渡した横串コミュニケーション
- セールス・CS・開発間の即時判断
- 工数・スケジュール調整
- 気軽な壁打ち、雑談レベルの仮説共有
- 相談を含む内部MTG
これらはすべて、
チャットや定例MTGだけでは限界がある領域です。
思考が熱を持った瞬間に、
その場で拾い、広げ、深掘れる環境。
その「場」そのものが、事業の生産性を決める。
そう確信しました。
新フェーズに必要なのは「一緒に考える時間と場所」
そこで決めたのが、
- 週2出社を前提としたハイブリッド設計
- “Lab”という位置づけのオフィス構想
です。
これは管理のための出社ではなく、
思考とアイデアをスパークさせるためです。
オフィステーマ
「知恵を社会価値に変換する、際限のない創造と爆発的集中の起爆剤になるLab」
このテーマを軸に、
- どんな環境なら深く集中できるのか
- どんな空間ならアイデアが自然に生まれるのか
- どんな状態なら人と人の思考が混ざり合うのか
を、メンバー全員でゼロから検討しました。
1F|徹底的に「集中」に振り切る
目的:深い思考と個人アウトプットの最大化
- モノトーンを基調に、床を全面刷新
- デスク・チェアは黒で統一
- 視界情報を極力減らし、思考に没入できる設計
ここは、
コードを書く
設計を考える
資料を作る
“爆発的集中”を起こすための空間です。
2F|アイデアが自然に立ち上がる「和モダン×対話」
目的:創造・議論・発想の拡張
知恵を社会価値に変換し、「地域をエンパワーする」というミッションのもと、
空間にも日本の素晴らしい技術を持つ商品を実装しました。
地域と思想をつなぐ素材選定
畳
リラックスした状態での雑談ができるような空間に。
- 創業109年・広島の畳メーカー
- 抗菌(18時間で菌99%抑制)防カビ・防ダニ・防虫
- 耐摩耗・撥水・色褪せ耐性
座布団
品よく長く使える素材でアイディアを活性化させるために
- 山梨県・富士吉田
- 1200年続く織物産地
緑の座布団の意味:未来への幸福を願う「青海波」
金の座布団の意味:富士吉田の代名詞・ジャガード織
行燈
癒しの演出もしつつ、コミュニケーションを円滑に。
- 美濃和紙 × 岐阜提灯
- 1300年の伝統技法
- 商品名「むすび」:人・縁・知恵が結ばれていく場であるように。
香り
五感まで設計し、心地よい空間に。
- 三重県大台町産
- 4種の樹木から抽出
- 枝・葉を手作業で採取
- 香りは「ヒメシャラ」
オフィスは「思想を可視化するプロダクト」
このオフィスは完成形ではありません。
ラボラトリープロジェクトとして、
- 働き方
- 空間
- コミュニケーション
- チームのあり方
を、これからも更新し続けます。
iTANは「与えられた仕事をこなす場所」ではない
iTANで求めているのは、
- 自分の頭で考える人
- アイデアをぶつけ合える人
- 限界を越えて事業を創りたい人
です。
役割はあっても、思考に境界線はありません。
最後に|一緒にLabを進化させる仲間へ
このオフィスは、
「完成された職場」ではなく、「進化し続けるための実践拠点」です。
ここで、
考え、議論し、試し、失敗し、また創る。
そんなプロセスそのものを楽しめる人と、
次のiTANをつくっていきたい。
もし少しでも、
「この環境で本気で事業をやってみたい」
そう感じたなら、ぜひ声をかけてください。
知恵を、社会価値へ。
その最前線を、一緒に創っていきましょう。