【2027年新卒採用イベントレポート】経営企画室室長に聞く「セブンリッチって、どんな会社?」
本noteでは、イベント内で行われた経営企画室・吉川さんによるセブンリッチグループの紹介をダイジェストでお届けします。セブンリッチってどんな会社? ここで実現できることは? そもそも事業を作るとは? セブンリッチや事業づくりに少しでも興味を持っている方は、ぜひ最後まで読んでいただけたらうれしいです。
目次
- 登壇者紹介
- 会計事務所「SEVENRICH Accounting」が、多彩なグループ企業へ進化を遂げた理由
- 自社の機能や経験を活かして「自分たちのやりたいこと」を形にしていく
- セブンリッチは多様な事業が集まる「村」
- 圧倒的な問題解決能力を”今”つけるべき3つの理由
- ビジネスマン人生の1周目をセブンリッチと歩み、「強くてニューゲーム」で人生を広げる
- セブンリッチだから叶うバックアップ体制、打席の多さと速さ、”村”の概念
- 「当事者意識」を持って事業に関わるということ
- 企業に課題があり続ける限り、事業の種は生まれる
- 自分で打席を掴みにいく人は成長できる
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登壇者紹介
吉川 悠真(よしかわ ゆうま)
SEVENRICH GROUP 執行役員・経営企画室室長
2018年入社。HQ(Head Quarter)チームとして主に新規事業の開発に従事。人材紹介事業や開発支援事業、コーチングスクール事業を立ち上げる。2024年にSEVENRICH GROUP経営企画室を立ち上げ、室長に就任。全社の戦略立案・実行支援を担い、事業横断的な会議体やレポートラインの整備、グループ共通ルールの策定と運用を推進。また、人事・広報・情シスなどの横断コーポレート機能を統括し、新規事業の企画からPMF達成までのハンズオン支援も幅広く担当する。
会計事務所「SEVENRICH Accounting」が、多彩なグループ企業へ進化を遂げた理由
現在、セブンリッチグループの事業数は30以上。その領域は祖業である会計事業からサウナ事業まで多岐にわたります。「たくさんあってわかりにくいですよね」と吉川さん。そこでまずは、グループの歴史を遡るところからスタートしました。
吉川:
「セブンリッチグループは、2011年にベンチャー・スタートアップ向けの会計事務所としてスタートしました。当初は会計税務などのバックオフィス支援が中心でした。
ここで特徴的だったのが、「経営者本人と直接向き合う」こと。規模の大きな企業であれば分業化が進み、経理担当者とのやり取りが一般的ですが、ベンチャー・スタートアップの場合は経営陣と直接コミュニケーションを取ることがほとんどでした。
つまり、日頃から経営者と直接話す機会が多かったのです。そのため自然と経営者個人の考え方や企業の課題感を理解するようになり、そこから生まれる新たなニーズにも気づけるようになっていきました。」
たとえば、人手不足に悩む企業には採用支援を。集客に力を入れたい企業にはマーケティングやPR支援を。さらには社員の健康を支える仕組みがあったら、新たに生まれるニーズに応えることができるかもしれない。
クライアントのニーズをヒントにアイデアが生まれ、それを元にセブンリッチではさまざまなバリューアップ事業が誕生しました。バックオフィスに留まらない幅広い事業支援を行っていくことになります。
セブンリッチは、ファイナンス支援を軸に、
企業に必要な機能の提供・健康経営支援を通じて、
クライアントの事業発展を支えています。
自社の機能や経験を活かして「自分たちのやりたいこと」を形にしていく
こうしてさまざまなバリューアップ機能を持つようになったセブンリッチ。自社で多くのことがまかなえるようになった結果、新たな事業の可能性が浮かび上がります。
吉川:
「自分たちで事業を伸ばすための支援ができるのだから、その機能を他社ではなく自社で新規事業をつくるのにも使ってみよう。そんな仮説が生まれ、新たな事業活動が始動しました。その結果、スープカレー専門店『Suage』や焼肉店『焚火屋』などの飲食事業や、会員制サウナ『the・』をはじめとしたサウナ事業が誕生しました。
これまでの事業経験で培われた機能やノウハウを活かすことにより、経営者支援でも、ベンチャー・スタートアップ支援でもない、自分たちがやりたいと思ったことをかたちにするインキュベーション機能を持つようになっていきました」
セブンリッチは多様な事業が集まる「村」
以降、さまざまな事業が生まれ、その数は今や30以上に。多種多様な領域で事業を展開し続けるグループを吉川さんはこう例えます。
吉川:
「セブンリッチグループはいろいろな事業が集まる『経済圏』や『村』のような存在。皆さんの暮らす町にもパン屋や美容院、クリーニング店などいろいろな店がありますよね。
それと同じで、飲食店の隣にエンジニアリングだったり、採用支援や会計事務所があったりする。セブンリッチはそんな村なんです。
そこへ『この村に来れば自分の事業を伸ばせる、自分らしく働ける』と人が集まってくる。そうやって、概念としての”村”を作っていくことでグループ全体の成長に繋がり、さらには関わる人たちにも良い影響を与えることができる。そんな未来を目指して事業を作っています」
圧倒的な問題解決能力を”今”つけるべき3つの理由
セブンリッチグループの歴史を紹介し終えたところで、「少し話の流れを変えましょうか」と、話題は新卒で身につけるべき”問題解決能力”についての話へと移ります。
吉川:
「話は変わりますが、皆さんには、今、問題解決能力を身につけることに集中してほしいと思っています。
その理由は3つあります。1つ目はシンプルに、変化と競争の中で勝ち残るためです。AIや外国人労働者など、労働を代替する存在が増えていく中で、選ばれる人材になるためには、「答えのない問い」に対して自ら答えを導き出す力、つまり問題解決能力が必要だと考えています。
2つ目は、「やりたいことが多い人生」を送るためです。やりたいことがたくさんある人って、外から見ても楽しそうに感じませんか? できることが増えれば増えるほど、何かしらのお題を与えられたときに、それを解決できるイメージが湧くはずです。できることが多ければ自信がつきますし、解決できると思えることにこそ、新しい挑戦への意欲が自然と湧いてくると思っています。問題解決能力を身につけ、その好循環に入れば、人生はきっともっと豊かになるはずです。
最後、3つ目は「やらなくても良い理由」は増え続けるため。これから家族ができたり家を持ったり、大人になればなるほど『今のままで充実している』『このままで満足』と思える要素が増えてきます。もちろんそれらは尊いし、大切にしてほしいこと。その一方で、変化はどんどんつけづらくなっていくということも知っておいて欲しいんです。
挑戦したり、思い切った行動を起こしたりできる時間は意外と長くはない。そういう危機感を持って、今のうちにできることを増やしたり、問題解決能力をつけたりすることがこれからの人生を歩む上で大切だと考えています」
ビジネスマン人生の1周目をセブンリッチと歩み、「強くてニューゲーム」で人生を広げる
人生をより楽しく充実したものにするためのひとつの方法が、問題解決能力を”今”身につけること。それでは、どうしたらその能力をつけることができるのでしょう?
吉川:
「僕の答えは整っていない環境へ行くこと。すなわち、優秀な上長やマニュアルがない環境ですね。だからこそ手っ取り早いのは、ベンチャーに入るか、起業するかの二択だと考えています。そして、そこで事業を作ることに挑戦してほしい。
事業づくりは、終わりのない問題解決の連続です。実績も信頼もない中で、どうやって初めてのお客様からお金を払ってもらうか。どうやって仲間に「一緒に働きたい」と思ってもらえるか。
例えば、社員の自主性を尊重して自由度の高い環境を整えるか、それとも明確なルールやガイドラインを作って効率化を目指すか。自社の既存サービスを徹底的に磨き上げるべきか、それとも新たな事業や市場に積極的に挑戦するか。絶妙なバランスを要する意思決定の連続を通じて、問題解決能力が身についていくのです。」
とはいえ、このベンチャー入社や起業にはリスクがつきもの。思い切って行動しても、うまくいかない可能性はゼロではありません。拭いきれない不安に「こう考えれば良い」と吉川さんは言います。
吉川:
「人生は1度だけど、ビジネスマンとしての人生はこれから何周もあると考えてみたら良い。その1周目を必ずしもひとりで頑張る必要はないんです。つまり結論は、1周目を僕らと一緒に挑戦してみませんかということです。
1周目で得たクライアントネットワークや仲間、知識、プロダクト、経験。それらをフル活用して、やりたいことが思いついた2周目にやりたいことを全力でやる。僕らとなら、それができます」
曰く、その状況は「強くてニューゲーム」。一度クリアしたゲームで手に入れた武器を2周目では最初から使えるモードのことを言うのだそう。
吉川:
「人生は1度だけど、経営者としての人生は強くてニューゲームができる。ここに早く到達できればできるほど、皆さんの人生はもっと大きく広がっていくと思っています」
セブンリッチだから叶うバックアップ体制、打席の多さと速さ、”村”の概念
とはいえ、事業開発支援や事業づくりを行う企業はセブンリッチ以外にもあります。他社との違いやセブンリッチならではの特徴とはどんなところにあるのでしょう?
吉川:
「僕の中では3つ、バリューアップ、組織の規模、グループの方針があると思っています。
まず、『バリューアップ』。これは、グループが持ち合わせる豊富なバリューアップ機能を活用できるということです。
例えば事業活動にあたり発生する請求書の作成や入金の確認、税金の申告といった業務。これらを社内のバリューアップチームに託すことで、自分は事業活動に集中することができる。他にも、採用や開発に悩んだら専門のチームがすぐ隣の席にいる。こういう体制が整った環境は中々ないと思います。
次に『組織の規模』。セブンリッチは大手企業に比べて規模が小さいので、打席が早く来ます。事業計画書を書かせてもらえるまでに大手では10人以上の上長の承認が必要だとしたら、セブンリッチではたかが2、3人を説得できれば良い。事業を作らせてもらえるまでのスピードが圧倒的に速いんです。
そして最後に『グループの方針』。先ほどお話しした通り、僕らはひとつの「村」という概念で事業づくりをしています。
自分の実現したいことや規模感を考えながら行われる事業を『そんな店があって良いよね』と認め、応援する。いろいろな色や規模の事業があって良いし、それでこその村だと考えています。
そんな独特なカルチャーの中で『ビジネスマン人生の1周目を挑戦してみたい』と思ってくれる方がいたら、この環境は中々良いのではないかと思います。成長の機会は自分次第でいくらでも巡ってきますし、万全のバックアップ体制も整っているので。
ぜひ僕らと一緒に店を強くすることや、誰もが足を運ぶ村にすること、そして自分の店を作ることに挑戦してみてほしいです」
「当事者意識」を持って事業に関わるということ
後半は事業部長の1人である三木 弦太さんを交えてパネルトークタイムに。司会者からの質問にふたりが答えていきました。ここでは、質問をいくつかピックアップしてその模様をお届けします。
三木さん(写真左)と吉川さん(写真右)
三木さんは2024年にSEVENRICH GROUPに入社し、現在は社長室にてM&Aエージェント特化の人材紹介の事業を推進しています。
── Q. 先ほど吉川さんから話のあった『セブンリッチと他社との違い』について、三木さんはどのように考えていらっしゃいますか?
三木:
「僕は事業部長に生じる当事者意識に違いが出るがあると思っています。
始めに他社とセブンリッチそれぞれの事業づくりについてお話しすると、大手の事業づくりは、一つの大きい課題にみんなで取り組んでいくケースが多いんです。事業づくりの一部分を担うようなイメージ。そのため、中々『自分の事業だ』と思うことができない。
一方セブンリッチでは、事業長一人ひとりもそれぞれの思いや課題感のもと事業を作っています。
世の中を変えるような大きな事業を作りたいと思う人もいれば、目の前の課題に真摯に向き合い、小さくても誇れる事業を目指す人もいる。吉川からの話の通り、『事業とはこうあるべきだ』という事業一元論ではなく『いろいろな事業があって良い』という考えなので、どちらの在り方も認めているんですね。
そんな環境で事業長を任せてもらえる、つまり当事者として事業に関わる機会が豊富にある。ここが他社との大きな違いだと思っています」
企業に課題があり続ける限り、事業の種は生まれる
── Q. そもそも事業とはどのようにして始まるのでしょうか?
吉川:
「ゼロから突然始まることはほとんどないですね。クライアントや出資先など、接点のある方とのコミュニケーションの中で生まれてくることが多いです。
たとえば、企業のインフラコストを削減するサービス『CTO Booster』は、元々は出資先の企業から「サーバーコストを削減したい」という相談が始まりでした。
相談を受けてお手伝いしたところ、従来のコストから30%も削減することができた。そこで「同じ悩みを持つ企業さんに需要があるかもしれない」と、サービスを整え、営業することにしたんです。
結果、サーバー代の削減にかける余力のない企業や専門的な技術を求めている企業のニーズに合い、売れていくように。事業化するに至りました。
こんな具合に、日頃多くの人が障害に感じているであろう業務を見つけることが新規事業のヒントだったりする。つまり企業に課題がある限り、事業が生まれてくる可能性があるんです。
『事業を作る』というと、どうしてもハードルが高くなりがちですが、実は案外身近なところに種が転がっていることがある。そう考えると、事業づくりに対する捉え方も変わってくるのかなと思います」
自分で打席を掴みにいく人は成長できる
── Q. セブンリッチへ入社する人に期待することは何ですか?
吉川:
「成長してほしいです。たくさん働いてほしいという意味ではなく、難しいことに向き合い、乗り越えてほしい。
事業を作ることに対して、『難しそう』『続けられるかな』と思うことは当然あると思います。でも、そこで諦めるのも続けるのも自分次第。事業は逃げないので、不安になること自体を受け止めつつ、乗り越えようと思ってもらえたら良いですね」
── Q. どんな人がセブンリッチに合うと思いますか?
三木:
「自分で打席を掴みにいく人ですね。セブンリッチでは、会社側が一方的に役割やゴールを設定するというよりも、社員一人ひとりが主体的にチャレンジすることを歓迎しています。そのため、『与えられた仕事を待つ』という姿勢だと、思うようにチャンスを活かせないかもしれません。仕事や役割を「与えてもらう」という姿勢で入社すると中々チャンスは巡ってこないと思います。
常に自分が主語で、自分や会社の成長のためにやりたい打席を掴みにいく。転がっているチャンスを掴み、活かせるのはそういう人なのかなと思います」
セブンリッチという「村」を一緒に盛り上げましょう
本noteを読んで、私たちセブンリッチグループについて理解を深めていただけたなら幸いです。今回募集しているのは、以下のポジション。私たちと一緒にセブンリッチという「村」を盛り上げませんか? 皆さんからのご応募、お待ちしています。
・事業部所属 アソシエイト
特定の社内事業もしくは出資先事業の総合職ポジション
・事業部長候補
新規事業の立ち上げ、新規事業検討、新規事業ネタの仮説検証
・全社機能所属 アソシエイト
グループ人事、経理、総務、労務などのコーポレート業務のアシスタント