1
/
5

【社員インタビュー:再開発ユニット 丸子祐太郎】将棋の道から不動産のプロへ

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりに革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2024年4月にトグルへ転職し、新しい挑戦を続ける、再開発ユニットの丸子祐太郎さんのインタビューをご紹介します!
彼の経験を通じて、トグルの魅力や働きがいについて深掘りしていきます。

Q1. 自己紹介

-ご自身の略歴について教えていただけますか?-

丸子:出身は埼玉県越谷市で、中学受験をし、東京の学芸大学附属竹早中学校という国立の中学校に進学しました。両親には多くの習い事をさせてもらったり、愛情を持って育ててもらいました。

毎日1時間以上かけて頑張って通学していたのですが、人気の学校ということで周りのレベルが非常に高く、勉強面では若干ついていけない部分がありました。そんな中で熱中したのが将棋です。クラスで将棋が流行っていたのがきっかけで興味を持ちました。クラスの中で将棋が強い人は基本的に頭が良い人が多い中で、「これなら僕もクラスで一番になれるかも」と直感的に思い、将棋にはまっていきました。

休日は千駄ヶ谷にある将棋道場に通い、一日中将棋をしていました。平日も詰将棋を解いたりしてトレーニングを重ねたところ、自分の性格に合っていたのかあっという間に強くなりました。クラス内では当然一番になり、1年で初段に到達していました。とはいえどこまで強くなっても先に強い人がいるので、負けず嫌いな面を発揮して新しい挑戦をし続けました。結果的に、残念ながら成績面の問題は全く解消されなかったものの、引き続き将棋にのめり込むことになりました。

※将棋の指導をする丸子

高校は昌平高校という地元の私立高校に進学しました。学力面でエスカレーターはしんどかったですし、なにより昌平高校には将棋が強い先輩がいたので、是非教わりたいと思ったのが決め手です。

中高では将棋部に所属しつつ、加えて、研修会という20歳以下の有段者が集まる団体にも所属していました。研修会では、プロを目指すような子供たちも集まっていましたが、自分は将棋を始める年齢が遅すぎることもあり、才能あふれる小中学生たちに囲まれて、これはかなわないと感じ、少しだけ将棋からは離れることになりました。

その後、将棋からは離れたものの、あまり勉強にも身が入らず大学受験に失敗してしまい、國學院短大(北海道)に進学しました。両親に対して申し訳ない気持ちもあり、今思うと逃げたいという思いからなのか、一人暮らしをしたくて、入れるところとして選びました。

滝川市という菜の花畑が有名な大変素敵な街なのですが、冬は最低気温がマイナス10度を超え、目覚めると車が埋まってどこにあるかも分からないくらい雪が積もっているような環境で生活させてもらい、人間は割とどんな環境でも元気に生きていけるんだなということを学びました。そこで初めてのアルバイトや、地方創生のゼミ活動などもしながら2年間通い、無事に國學院大學に編入という形で東京に戻ってきました。

大学3年生での編入ということで、就活が始まるタイミングでしたので、インターンなどには積極的に参加しました。社会人になった際には、中学時代の優秀な同級生たちに負けたくないという思いから、就活に対するモチベーションが高まったことを覚えています。

-就活はいかがでしたか?-

丸子:文系ということもあり最初は営業を選び、営業の中でも特に厳しいとされるオープンハウスに挑戦しました。もともとコミュニケーションに対して苦手意識がありましたが、オープンハウスでの経験を通じて、コミュニケーション能力だけでなく、社会人としての基礎を徹底的に叩き込んでいただきました。

2年半ほど戸建ての仲介業務を担当し、主に城南エリアのお客様に戸建てを販売する仕事をしていました。特に印象的な仕事として、源泉営業と呼ばれる、駅前や物件近くでのチラシ配りなども経験しましたが、最初の上司がずば抜けて営業の出来る方だったこともあり、最初の半年で10件ほどの契約を生み出すことが出来ました。当初コミュニケーションに苦手意識があった中で、一定の結果を出せたことは自信になりました。

-サンフロンティアに転職する経緯を教えてください。-

丸子:オープンハウスという会社は、ほとんどの社員がやる気に満ち溢れ、会社も業績を伸ばし続けていて、本当にすごい会社だなと今でも思っているんですが、マインドはベンチャーでも会社としては大手なので、どうしても仕事が細分化されていて、あんまり自分の幅が広がらないのではないか、という課題感を感じはじめたのがきっかけです。

ただ仕事を通して不動産はとても好きになったので、不動産に関わりつつ自分の幅を広げたいと思い、サンフロンティア不動産という会社のプロパティマネジメント事業部へと転職しました。

-サンフロンティアではどのような業務をしていましたか?-

丸子:全く異なる分野でしたが、オフィスビルの管理運営を行うプロパティマネジメント事業部というところで、オーナーに代わってビルの価値を高めつつ収益を上げる業務を担当していました。

なぜその業務に就こうと思ったかというと、サンフロンティアのPM(プロパティ・マネジメント)業務では、オーナー様やテナント様との交渉業務なども担当するため、攻めの姿勢や営業力が求められるため、今までの営業スキルを活かしつつ、不動産の幅広い知識を得られるのではないかと思ったのが大きな理由です。

これまでは単純に戸建ての売買や土地の売却などをしていましたが、規模の大きい物件の抱えるトラブルは全く異なり、とても難しい局面も多くありましたが、一つ一つ対応しながらビルの価値を高めることに取り組んでいきました。この経験を通じて、不動産というものに対してもある程度詳しくなり、多くの学びをいただいたなと思っています。

※インタビュー中の丸子

Q2. 入社を決めた理由

-サンフロンティアから転職しようと思ったきっかけを教えてください。-

丸子:PM業務を通して不動産について勉強させていただいていたことに加えて、仲間のために働くという社風もあり、全体的にとても良い人が多く、自然と社員同士の仲が良いので、私自身の居心地もとても良かったのですが、一方でどうしても昇進等には時間がかかるため、もっと早く仕事のレイヤーを上げて成長していきたいという思いが強くなったことが大きな要因でした。

恥ずかしい話ですが、自分の成長をもっと早めたいと思った根柢の理由を掘り下げていくと、自身が中学時代に勉強で落ちこぼれたというコンプレックスから来ている部分もあるのではないかなと思っています。普段意識することはほとんどないのですが、ふとした瞬間に、中学時代の優秀な同期はもっと活躍しているのではないか、負けたくないという気持ちになることがあります。

また、コンプレックスの話に付随する自己分析として最近気付いた事があるのですが、自分の身の回りにいる人に「できないやつ」と思われるのが非常に嫌で、今の自分が頑張って仕事をする動機になっているのかもしれません。

-トグルとの出会いを教えてください。-

丸子:ビズリーチに登録していた中で、髙﨑さんからオファーをいただき、会社のホームページや記事を何となく見てみると、不動産業界を変えてやるという意気込みや、上場を目指しているエネルギーに溢れてれており、「この会社は勢いもあるし、やりがいを感じられそうだ」と直感的に思いました。

とはいえ、不動産テックやデベロッパーの領域には全く触れたことがなかったので、自分にできることがあるのか不安でした。それでも、髙﨑さんとオンラインで面談をさせていただいて、仕事に対する姿勢や熱量を改めて感じることが出来て、なんとなく自分が貢献できそうな領域も分かってきたことで、「この会社に入りたい」と思うようになりました。年がそこまで離れていない人の中で、これだけ仕事に向き合ってて、成果も出して、こんなかっこいい人がいるんだ、と素直に思ったことを覚えています。(顔も含めて)

-入社に至るまでのプロセスの中で印象的だったエピソードはありますか?-

丸子:フジケンの代表である山﨑さんの面接が特に印象的でした。

今までの働いた会社では不動産営業マンは白いシャツにネイビーのスーツを着るべきだという風潮があったのですが。山﨑さんが非常にラフなTシャツスタイルで現れた時はとても衝撃的でした。ただ、面接の中でしていただいた「サピエンス全史」を引用したお話や、稲盛和夫さんの経営哲学であるフィロソフィをはじめとした、経営に対する非常に深い知見にただただ圧倒されたことを覚えています。

失礼ながら、ラフな服装に反して非常にしっかりとした考えを持っている人だなと感じ、トグルはこれから大変な道を歩もうとしている会社ですが、こんな人が経営者として引っ張っている会社なら変な道には行かないだろうし、間違いなく強い会社になるんだろうなと感じました。

Q3. 入社してから今までの業務内容

-入社してからの業務内容について教えてください。-

丸子:入社後は、髙橋晴大さん率いる再開発部(現・再開発ユニット)に配属となり、都市開発をしていく業務を担当しています。具体的には、トラストの営業メンバーの方たちとチームを組み、地道に地権者様へアプローチをしていく手法で、城南エリア(品川区、大田区、目黒区など)を中心に新たな土地の開発を行っております。慣れない用語や考え方も多く最初は苦戦しましたが、晴さんをはじめとする仲間に助けていただきながら、最近では少しずつ結果も出てきたように感じています。

※再開発ユニットの会議中の丸子

Q5.どんな人にトグルに来てほしいですか?

丸子:再開発チームはまだまだ大きくなるので、人が必要です。仕事に本気で向き合える人に是非来て欲しいと思います。

Q6. トグルの魅力を一言で教えてください

丸子:めちゃめちゃ能力が高くてやる気があって、面白い人がたくさんいるところだと思います。
そういった環境で働けることで、自分自身もモチベーション高く働けています!

採用情報


トグルでは現在、不動産の知見を活かせるポジションをはじめ複数のポジションでの募集をしています。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
自社開発技術により、打席数も成果も10倍に!/仕入・売却を担うメンバー募集
トグルホールディングス株式会社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like kasumi komura's Story
Let kasumi komura's company know you're interested in their content