26歳で起業。リクルートをやめてBUBを始めた理由。 | 株式会社BUB
こんにちは、株式会社BUBの広報担当です。本日はリクルートを辞めて26歳で起業した代表取締役の一戸に創業への想いやきっかけを伺いました。<プロフィール>一戸 悠人 (Yuto Ichinohe)...
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はじめまして!
株式会社BUB、24卒内定者の清水玲奈(にぶちゃん)です!
今回は、3年で成長率600%の株式会社BUBを支える創業者一戸悠人(バブさん)に、今後描いていきたい未来とチームづくりについて語ってもらいます!
<プロフィール>
清水 玲奈(Rena Shimizu)
福島県白河市出身。呼び名はにぶちゃん。大学では経済経営学を専攻。東日本大震災を目の当たりにし、深い危機感を覚え、ボランティア活動への参加の必要性を強く感じたことから災害ボランティア学生団体にて活動中。非日常を体験することで、自分の世界が広がっていく瞬間が好きで、趣味の旅の経験を活かして、被災地区の子どもたちを対象としたキャンプの運営などを経験。「きっかけが未来をつくる」というVISIONに共感し、株式会社BUB新卒内定者として、現在インターン中。
〈プロフィール〉
一戸 悠人(Yuto Ichinohe)
北海道出身。青山学院大学を卒業後、株式会社リクルートキャリアに入社。営業としてリクナビの販路拡大を通じた顧客の採用コンサルティングに従事後、イベントプロデュース部にて学生と企業とのリアルマッチングを実現する「リクナビLIVE」の企画・運営を実施。学生時代にはバックパッカーとして世界25ヵ国を周り、その海外の経験から2018年10月に株式会社BUBを創業。代表取締役として従事。
ーーー本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます!それでは、簡単に自己紹介をお願いします。
株式会社BUBの代表取締役をしています、一戸悠人です。株式会社BUBでは、「きっかけが未来をつくる」というVISIONを掲げています。地域の自然や文化に触れる原体験をベースに新しい発見につながるきっかけ溢れる社会を作るんだということを一番のVISIONに置きつつも、今まで人が来なかった地域を盛り上げていったり、きっかけによって大人の方だけじゃなくて子どもにとっても大きな教育の機会になったりと、課題意識を持って取り組んでいる会社だと思います。
ーーーさっそくですが、BUBを創業した理由について教えてください。
大学3年生の時に2年間大学を休学し、バックパッカーとして世界25ヵ国を回るという世界一周の旅をしていました。学生時代のこの経験がBUBを創業しようと思ったきっかけに繋がっています。というのも、「世界遺産以上の日常とは何なのか」というのが大きいですね。例えば、街中の隣町へ電車で移動している際に象が出てきた際、私は驚いて写真を撮っていましたが、地元の人はというと象に一切目もくれず雑談をしているなど。こんなにも面白い機会があるけれど、地元の人にとってはただの日常というギャップが面白かったです。観光資源と言われてるもの以外のところにも体験ってまだまだ世界中に沢山あると思っているので、今後そのような機会を色んな人が触れて、その原体験の中で「こんな考え方があるんだ、こうやったら面白いな」など新しい発見が促進されていくことでその人の人生の豊かさに繋がっていく。このように、豊かな人生を送る人を少しでも増やしたいと思い、BUBを創業しました。
ーーーありがとうございます!私も創業秘話についての記事を拝見させていただきましたが、とても共感しました!創業時には「非日常の経験を通じて自分らしい生き方を見つけ、豊かな人生を送る人が増えて欲しい」という想いだったのですね!そこで、一戸さん(バブさん/代表)は「そのように人生が変わるきっかけを提供する会社」を作っていきたいとおっしゃっていましたが、創業当時と比べて何か変わったところはありますか?
創業当時「5年後こうなるかな」と思っていた状態と今の状態は全く違うなと思います。変わったなと思うこととしては、主に2つあります。1つ目は、創業当時と比べてより面白い未来を描ける状態になっていることですね。創業当時の、資金やノウハウ、チームなど色んな方面のリソースがない状態から、ポジティブな意味合いにおいて創業当時思い描いていた状態以上の未来が描けてきています。ここまで来れたのは、チームメンバーやBUBを応援してくださるゲストさん、またその他のサポートの方々を含めて、アイディアや発見をお互いにシェアし合い、そこから得られた知見を常に全員が行動に移してこれたからだと思っています。2つ目は、私自身としても責任感が強くなったということですね。特にメンバーに対する想いは大きいです。というのも、近年、ファーストキャリアでBUBへ入ってくれる方が徐々に増えてきている状況です。そこで、今後変化していくために「自分をどうアップデートしていくのか」というスタンスやスキルをシェアし合っていかなければ、たとえBUBの一人として活躍できたとしても、長期的にその人の成長だったり、自分として良かったなと思える人生になっていくのは難しいと思いますし、むしろその点が重要だと思っています。そのため、その時だけ良い成果を残すのではなくて、変化の中で常にアップデートし続けるという姿勢・環境を私自身も含め、皆で作っていかないとというところの責任感はより強くなっています。
ーーー 一戸さん(バブさん/代表)のメンバーを強く想う気持ちがBUBの急成長をより一層加速させているのですね!そこで、現在急成長中のBUBですが、一戸さん(バブさん/代表)が考える未来について教えてください。まずは、今後どのような社会を実現していきたいと思っているのですか?
BUBのVISION「きっかけが未来をつくる」としてやっていることは今も変わらないですね。というのも、色んな原体験とか色んな人との交流の中でまさに人生が変わっていくという体験、その機会を社会に沢山つくっていくことはベースとして私たちがやっていくことだと思います。BUBでは、MISSIONとして、「世界を体験で埋め尽くす」というものがあります。物理的な部分も含めて、グローバルな規模で社会に体験を溢れさせていくというところに取り組んでいきます。事業領域では、付随した周辺サービスや地域の事業開発など、BUB RESORTの拡大を支えるために必要なものであれば取り組んでいきますが、基本的にBUB RESORTという、まさに原体験を促進していくサービスを例えば「2030年には国外含めて50拠点の規模に拡大させていく」というところを大きな取り組みの一つとして考えています。これが、今、目の前にある実現していきたいところですね。そのため、今後そのような社会を実現していくためにも「チームづくり」が大事だと思っています。
ーーーそうなんですね!一戸さん(バブさん/代表)が今後そのような社会を実現していくためには「チームづくり」が大切なんですね。そこで、今後どのようなチームにしていきたいと思っているか教えてください。
「冒険するチーム」をつくっていきたいですね。というのも、同じチームとして同じ目標に向かって進んでいくという前提において、一人ひとりが仕事の中で沢山の発見ができるそんなチームにしていきたいなと思っています。冒険ってとても面白いなと思っていて。というのも、「キャリアの中では自分は将来こうなるんだ」など、長期の目標を決めてそこから逆算した上で、この1年どう過ごしていくのか、また1日をどのように過ごせばいいのかというように常に考え続けていくことは当然必要だと思います。最初の頃は、今後の方向性が定まっている・いないに限らず、よりその方向性を探していくというか、よりクリアにしていく時期でもあるのかなと思っています。なので、冒険の過程で少し寄り道しながら色んな発見をしていくことができるチームになると良いなと思っています。
ーーーそのようなチームにしていくために具体的に取り組んでいることはあるのですか?
例えば、BUBでは「チャレンジジョブ」という制度を作りました。これは、部署異動をすることなく他のチームの領域にもチャレンジして色んな発見をするような制度です。このように、冒険ができる制度を積極的に活用したり、むしろ作っていければ良いなと思います。その上で、自分のマイVISIONっていうところと会社のVISIONをリンクさせつつ、自分の方向性を定め、チャレンジジョブやその他の機会でで見つけた知識やスキルを社内外で活用していくことで、メンバー各々の人生がより充実していくことに繋がっていくと良いなと思います。
ーーーそのようなチームをつくっていくにあたって、何が重要だと思いますか?
重要だと思っているのは主に2つあります。1つ目は、「させられる冒険」より「自分で行く冒険」を目指していくことだと思います。私たちが大事にしていこうと思っているのは、VISION・MISSIONのために大事にするべきことは何なのかに関して、チーム間で「こういう点は大事だよね」「こうするにはこんなことが必要だよね。そもそも、なぜそれをやるんだっけ」というところの情報をしっかり共有したり、共通認識を図りながら仕事をしていくことで、「やっぱり私たちが目指していこうとしていたゴールってこういうことだよね」と納得しているからこそ、自分事として動けたりする。なので、メンバー皆が常に同じ方向を見ていけるためには最新情報を最速でシェアしながら同じ想い・同じ背景を認識しつつ仕事をするというのが一つのポイントとして挙げられると思っています。チームづくりにおいて重要だと思うことの2つ目は、冒険途中にするチャレンジが促進されていく環境ですね。この先どうなるか分からないことは沢山あるとは思いますが、挑戦した上で失敗したとしても、その失敗からしっかりと学んでいけるために、その挑戦自体が一方的に否定されるような環境ではないことがポイントだと思います。
ーーーそうなんですね!では、現状を踏まえた上で先程教えていただいたチーム像になるために乗り越えるべき課題はありますか?
今後拠点が拡大していくにつれて、チームの規模も大きくなっていくと思います。正直なところ、今後拠点が拡大していく際に、日々メンバーの皆とコミュニケーションを図り共通認識を図っていく頻度は徐々に減ることになると思います。そのため、私たちが大切にしていることなどの意味をメンバーの皆が同時に共通認識を図るための制度やルール、すなわち仕組みづくりというところが課題であり、取り組んでいくべきことだと考えています。
ーーーでは、どのようにしてその課題を乗り越えていこうと考えていますか?
仕組みが大事だと思います。そして、この仕組みというのは完成することはないので、常にアップデートしていき、しっかりと運用させていくことで乗り越えていこうと考えています。一つひとつ「なんでこれなのか」という仕組みを理解しながらチームをつくっていくのは制度がやってくれるわけではないので、ひとり一人がその価値を「じゃあ、自分はこの働きかけをしよう!このレベルで徹底して行っていこう」というように、こだわって運用していくのをメンバー全員で行うことが重要だと思っています。
ーーー展望に関する最後の質問です。今年2拠点目ができたとのことですが、今後拠点をどのように展開していきたいと思っているか教えてください!
まず、弊社では、必達目標とロマン目標を使い分けています。そこで、冒頭のところでも伝えたように、「2030年には50拠点規模でグローバルに拡大させていく」ということをロマン目標として掲げています!その時には、BUBのメンバーで「正月にハワイへ行こう」という世界が「正月ベネズエラのBUB RESORTへ行こう」というような。今まで選択肢に挙がらなかった地域に行ってみたい!と思えるような場所に。つまり、社会の人の行動をポジティブな方向へ転換させられるようなサービスを提供していきたいと思っています。その過程の中で重要なポイントになってくるのが、IPOですね。なぜかというと、BUBのサービスは、色んな地域の人との連携が重要であるため、今まで以上に色んなリソースが必要となり、かつ社会から信頼を得る必要性も出てきます。資金調達の目標もベースにはありますが、あらゆるステークホルダーを巻き込んで事業を拡大させていくというためにも、上場を大きな指標として目指しています。そのため、今後の動きとしては、BUB RESORTを2024年に1拠点、翌年に追加で2拠点オープンさせていきたいです。その後、きっかけをより多くの方に届けられるサービスにしつつも、国内外含めて速いスピード感で拡大させていけたら良いなと思っています。
ーーー最後に、読者の皆さんへ一言お願いします!
私は「素人であり続ける」っていう言葉を大事にしています。社会に価値を出していくためには一つ一つにこだわり仕事をしていくべきだと思っています。ただ自分が食費を稼ぐためだけに仕事をするのではなく、相互に誰かのために社会を良くするために仕事をしていれば、恩恵として自分に返ってくると思います。BUBに入社してくる皆もそのような想いで仕事に取り組んで欲しいし、私もそのように社会に貢献できる仕事をしていきたいなと思っています。プロフェッショナルでないと当然いけないとは思いますが、常に新しいことに挑戦することで得られる発見と可能性は大いにあると思っているので、挑戦をし続けることをBUBのメンバーにも大事にしてもらいたいと思っています。こちらの記事を見ている方で少しでも想いに共感してもらえたのなら嬉しいです。少しでも詳しく聞いてみたいことなどあれば、是非お話ししましょう!
ーーー 一戸さん(バブさん/代表)ありがとうございました!
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