営業職からITエンジニアに転身。「コミュニケーションが活発で、IT業界未経験でもチャレンジしやすい環境」【社員インタビュー】 | 社員インタビュー
IT業界未経験からエンジニアとして、2019年にアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)に入社した島村さん。前職で法人営業の一業務として足を運んでいた工場をきっかけに「技術」や「ものづ...
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「この世界にある、あらゆる“はたらく”を革新する企業に。」
アウトソーシングテクノロジー社(以下、OSTech)は、働く環境をより自由で、多様な価値観を尊重できるものにするため、「WORKS INNOVATION COMPANY」として新しい挑戦を続けています。
急速に変化する日本の雇用環境の中で、自分らしい働き方を実現できる職場を見つけることは、充実したキャリアやライフスタイルを築くうえで欠かせません。多様な価値観を尊重する職場で、個性や強みを活かしながら働きたいと考える方にとって、働き方の選択肢は今後さらに広がっていくでしょう。
その想いをかたちにする象徴的な取り組みが「ダイバーシティ推進プロジェクト」。多様なバックグラウンドやライフスタイルを持つ社員が活躍できる会社を目指し、さまざまな施策を展開しています。
今回はプロジェクトの詳細や、OSTechが目指す未来について、推進チームのメンバーである若林さん、石井さん、園田さんに話を聞きました。
ダイバーシティ推進プロジェクトとは?
ダイバーシティ推進プロジェクトの取り組み
■産休育休ガイドブック
■介護休ガイドブック
■みんなの就労支援施策アンケート
■社内報
■イクボス宣言
■メンタルヘルスケア活動
誰もが働きやすい会社を、社員全員で目指していく
座談会参加メンバー
若林さん / 経営企画室・経営企画グループ・広報課 課長
石井さん / 総務人事部・人事課 係長
園田さん / 技術統括本部・技術管理部・研修管理課 主任
OSTechの「ダイバーシティ推進プロジェクト」は、2018年に発足しました。OSTechが掲げるミッションである「この世界にある、あらゆる“はたらく”を革新する企業に」を体現するため、性別やライフステージを問わず社員一人ひとりが自分らしく働ける環境を目指して日々さまざまな施策に取り組んでいます。
もともとは、女性の管理職を増やすことを目的として発足したプロジェクトでした。しかし、より多くの社員に将来に対する明るい希望を持ってほしいという想いから、プロジェクトの本質と向き合い、「全社員が働きやすい環境を提供する取り組み」へと進化しました。
現在、ダイバーシティ推進プロジェクトでは、以下の施策を中心に取り組んでいます。
それぞれの取り組みについて詳しく見ていきましょう!
妊娠・出産・育児といったライフイベントを迎える社員が安心して働ける環境を整えるためのガイドブックです。2003年に作成されて以降、時代に合わせてアップデートを重ねてきました。女性社員だけでなく、男性社員が育児休業を取得する際の手続きやポイントについても記載されています。
石井さん:産休育休はどの会社にもある制度ですが、実際に制度があってもその活用方法を知らなければ、本当の意味で社員を支えることは難しいですよね。たとえば、妊娠中の社員が「つわりで辛いなか、どう働けばいいかわからない」と上司や営業担当に相談しても、相手が経験していない場合、どのように対応すればいいかわからないこともあります。そうした課題を解消するために、制度をわかりやすくまとめたガイドブックを作成し、社員の声を反映させながらアップデートを続けてきました。
ガイドブックの普及に注力してからは、制度に関する現場からの問い合わせが減り、社員からも「これを見れば安心して休暇を取れる」という声をいただいています。また、ガイドブックを基に管理職向けの研修を行ったことで、現場全体で育児休業をサポートできる風土が整ってきたと感じます。
▼産休育休ガイドブックの一部をご紹介
社員が親や祖父母の介護が必要になったときに利用できる制度や、外部のサポートサービスについて網羅的に掲載しているガイドブックです。地域で利用可能な公的な福祉サービスも詳しく紹介しています。
石井さん:介護は多くの人が将来的に向き合う可能性があります。厚生労働省の資料や、地域包括支援センターで提供されている情報を参考にし、どんな情報が本当に役に立つのか模索しながら作っています。
実は、私自身も夫の親の介護にかかわる際、このガイドブックを参考にしました。地域包括支援センターに相談するときに、どんな制度が利用できるのかが一目で分かり、本当に助かりました。このガイドブックが少しでも多くの社員の不安を軽減する手助けになることを願っています。
▼介護休ガイドブックの一部をご紹介
全社員を対象に、育児や介護、キャリア支援に関する意識調査を行うアンケートです。社員のニーズを把握し、それを基に施策を改善・新設していくために実施しています。
園田さん:毎年1万人以上の社員が参加してくれています。回答数が多いため、分析には時間がかかりますが、その分、施策の改善につながる具体的な声を多く拾えているのが強みです。また、アンケートの実施を通して私たちの取り組みを伝えることができており、年々プロジェクトへの理解が進み、認知が広がっている手応えを感じています。
社内報でときどき、プロジェクトの取り組みを伝えられる企画枠をいただいており、インタビューやコラムを掲載しています。
園田さん:たとえば特に大きな反響があった連載「女子のリアル・男子のリアル」では、社内結婚をしたカップルにインタビューし、入社してからどのようなライフイベントがあるのか、キャリア形成でぶつかった壁や工夫したことを、リアルに綴っています。若手社員に将来の働き方について具体的にイメージしてもらうことで、漠然とした不安を軽減したいという目的がありました。転勤や異動など、中長期的にキャリアを築いていく中で起こり得るイベントについて現実的かつ前向きに捉えられる内容となったと思います。
子どもを持つすべての社員の育休取得を後押しするため、代表から「イクボス宣言」としてメッセージを発信していただきました。トップからのメッセージで社内全体の意識改革を目指しています。
石井さん:育休を取得できる制度があったとしても、やはり男性社員の中には育休取得へのためらいがある方も多いと思うんです。「イクボス宣言」を発信したのは、会社全体の風土を変えるためには、経営層が言葉を伝えることが必要だと感じたからです。まだ発信から半年ほどしか経っていないので、これから少しずつ社内の空気が変わっていったらうれしいですね。
メンタルヘルスに関する取り組みとして、定期的に社内イベントを開催しています。中でも「ストレッチイベント」は、心身をリフレッシュする場として多くの社員に支持されています。他にも、カウンセリングサービスの導入や、自分自身の状態を見つめ直すためのセミナー開催などさまざまな活動を行っています。
石井さん:最近始まったストレッチイベントはとても好評で、これまで100人以上の社員が参加してくれています。「リモートワークで運動不足だったけれど、久々に体を動かして気持ちがリセットされた」という声をよくいただき、パソコンと向き合い続ける企業ならではの悩みを解決する取り組みになっていると感じています。
最後に、今後の展望やプロジェクトを通して実現したいことを3人に伺いました。
石井さん:女性社員がさらに活躍できる環境づくりを目指しています。現在の施策の成果として女性管理職も増加しており、今後はさらに多くの社員が産休や育休を取得した後もキャリアを継続し、挑戦を続けられる環境を整備していきたいです。
年齢やライフステージにかかわらず、誰もが新しいことに挑戦できる環境は、会社の成長にもつながります。社員一人ひとりが自分の可能性を信じて取り組めるような風土を作り、多様性を活かしたOSTechを実現していきます。
園田さん:社員の声を直接聞く仕組みを作ることに力を入れていきたいと考えています。たとえば、経営層と社員が直接コミュニケーションを取れるタウンホールミーティングを開催するなど、多様な意見を取り入れる場をつくれたら素敵ですよね。また、人事評価制度においても、社員の個性や強みがより適切に評価される仕組みを構築していきたいです。
さまざまなバックグラウンドを持つ社員が自分らしく働きながら、イキイキと活躍できる環境を目指し、OSTechが社員全員にとって成長と喜びを感じられる場所となるよう、これからも尽力していきたいと思います。
若林さん:これまでのお話と重複する部分もありますが、社員一人ひとりが自分らしく働ける未来を実現することを目指しています。そのためには、社員が自身の成長やキャリアについて前向きに考えられる機会を増やしていくことが重要だと感じています。社員がキャリアアップに関心を持ちにくいとしたら、その要因の一つは、私たちの支援や情報提供の不足にあるのかもしれません。私たちが積極的にサポートすることで、社員の意識を変えていけると信じています。
今後は誰もが納得し、将来への希望を持てる取り組みをさらに充実させていきたいです。また、プロジェクトの活動をよりオープンに発信し、社員全員が会社づくりに主体的に関与できるカルチャーを育んでいきます。全員が自分の可能性を信じ、未来を切り開いていける会社になったらこれ以上うれしいことはありません。
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