言われたことを淡々とこなすだけでは、絶対に成長できない。
そう断言するのは、施工管理の全体統括を担う片山です。ビルメンテナンスから電気工事、そして今や若手チームを率いる部長へと、常に「より高い成長」を求めてキャリアチェンジを繰り返してきました。
今回は、自身の経験から「専門性は現場で身につけられる」と語り、未経験者を積極的に受け入れる片山のキャリア観と、若手が活躍するチーム作りの秘訣に迫ります。
目次
💡プロフィール
🚀 飽くなき成長欲求の原点。”もっと専門性を高めたい”と飛び込んだ電気工事の世界
🧗 職人から部長へ。明電社で築いた“チーム”という土台
🤝 高定着率の裏側にある、明電社独自の文化
入社前の想像を超えたリアルなギャップ
9割が参加する「強制ではない」仲の良さ
🚀 未来への目標と、成長意欲のある“未経験者”へのメッセージ
求めるのは「成長意欲と臨機応変さ」
未経験者こそ、今がチャンス
編集後記
💡プロフィール
片山 元希(かたやま もとき)施工管理部部長。工業高校卒業後、ビルメンテナンス会社に入社し、総合病院の設備管理を3年半担当。その後、電気工事業界で経験を積み、明電社へ入社。入社当初は職人として現場に立ち、後に施工管理へ。現在は部長として、施工管理チーム全体の統括と若手メンバーの育成・マネジメントに従事。
🚀 飽くなき成長欲求の原点。”もっと専門性を高めたい”と飛び込んだ電気工事の世界
工業高校を卒業後、片山が最初に就職したのはビルメンテナンスの仕事でした。総合病院の設備管理を担っていましたが、3年半が過ぎた頃、ある想いが芽生えます。
「1社目の仕事は、極端な話、老後でもできる仕事だと感じたんです。もちろん重要な仕事ですが、20代の自分はこのままでいいのか、と。もっと手に職をつけて、専門性を高めたいという思いが強くなりました」
この決意が、電気工事業界への転職のきっかけとなりました。工業高校で電子科だったため、電気工事士の資格を持っていたこともあり、「この資格を生かせるのはここだ!」と直感。安定とは真逆の、成長と変化に満ちた道を選びました。
その後、より良い就業環境と成長の機会を求めて明電社へ。入社の決め手は、給与や待遇といった表面的な条件のクリアだけでなく、「高圧領域の電気工事に関われる」という点でした。
「高圧の知識や経験があったわけではないんです。ただ、知らないものを知りたい、という意欲がすごく強かった。知らないことへの挑戦こそが、自分にとっての成長軸でした」
キャリアの節目で常に成長を追い求めてきた片山にとって、未経験の分野への挑戦は、自分を突き動かす最大のモチベーションだったのです。
🧗 職人から部長へ。明電社で築いた“チーム”という土台
明電社に入社する際、片山はすでに施工管理技士の資格を取得していました。しかし、その時の心境は「どんなものか分からないまま、とにかくこの業界でキャリアを積むならマストだと思って取った」というもの。実は、入社後最初の1年間は職人として現場に立ち、その後半年間、施工管理の最前線で経験を積んでいます。
元々、将来的に施工管理技士として活躍したいという思いを伝えていたため、その時が来たとジョブチェンジ。さらに4年前からは、自身の班を持つようになり、現在は部長として、施工管理部門全体の統括を担っています。
組織が拡大する中で、片山が最も重要視しているのは「チームでやっているんだ!」という意識です。
「以前は個人プレイが主流で、1人で仕事を抱え込み、辛くなってしまうことが多かった。でも、チームで動けば、他に任せられることがあるかもしれない。1人ひとりが休みやすい環境を作れるし、組織としても強くなります」
チームマネジメントにおいては、メンバーの成長を最優先しています。できるようになったことや雑用を永遠にやらせるのではなく、新しい仕事を積極的に任せています。これにより、経験が浅い若手でもどんどん成長し、チーム全体の戦力が高まるという好循環を生み出しているのです。
🤝 高定着率の裏側にある、明電社独自の文化
現在、明電社は職人、施工管理ともに若手へのシフトが進んでおり、平均年齢は約35歳。特に若手の定着率が高いのは、業界内でも珍しいと片山は語ります。その背景には、働きやすい環境と独自の文化があります。
入社前の想像を超えたリアルなギャップ
入社前は給料や休みといった条件面しか見ていなかったため、「朝が早い」ことと、休日出勤があることはギャップでした。しかし、その休日出勤にはネガティブな空気がなかったといいます。
「みんなが嫌々出勤している様子はなかった。これはいい意味でのギャップでしたね」
働く環境が整っているからこそ、働く意欲も高まり、結果的に定着率の高さに繋がっているのです。
9割が参加する「強制ではない」仲の良さ
もう1つの大きな特徴は、その仲の良さ。飲み会は強制参加ではありませんが、9割の社員が参加します。若手同士で休日も遊びに行ったり、会社のイベントでスノーボードに行ったりすることも。
「堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、私たちはコミュニケーションと仲の良さをすごく大事にしています。数名のリーダーが、年齢や立場に関係なく何でも話せる人柄でいることが、この雰囲気を作っているんだと思います」
こうした風通しの良い環境が、現場でのコミュニケーションを円滑にし、「1人で抱え込ませない」チーム作りを支える土台となっています。
🚀 未来への目標と、成長意欲のある“未経験者”へのメッセージ
明電社は現在、人員を増やしても統率できる組織強化を目指し、進化を続けています。片山氏の目標は、システムの整備だけでなく、個々のリーダーシップを育てること。そのために、「どんな経験や思考が必要か」を考え抜く育成に力を入れています。
求めるのは「成長意欲と臨機応変さ」
明電社に合うのは、間違いなく「成長意欲のある方」です。
- 臨機応変さが求められる仕事を楽しめる方
- コミュニケーション能力を向上させたい方
逆に、言われたことを淡々とこなす仕事や、製造業における一部のライン作業のような環境を求めている方には合わないかもしれません。
未経験者こそ、今がチャンス
「弊社の従業員は、ほとんどが未経験か新卒での入社です。専門的な知識は学校で学ぶものではなく、現場で身につけるもの。スタート地点はみんな一緒なので、心配はいりません」
業界的に若手が少なく、電気工事会社が不足している今だからこそ、若手には高い希少性があります。さらに、明電社は地域的に見ても若手が高い報酬を得られる環境です。未経験であっても、成長意欲さえあれば、短期間で業界のプロフェッショナルとして活躍し、しっかりと評価される。それが明電社の魅力です。
あなたの「知らない」への興味や、「もっと成長したい」という熱意を、ぜひ明電社で爆発させてください。
編集後記
いかがでしたか?
片山のキャリアストーリーは、「安定より成長」を求める若い世代にとって、まさに希望の光だと感じました。特に、資格取得の動機が「知らないものへの興味」だったという点、そして「個人プレイ」から「チームマネジメント」へ移行し、組織の定着率を上げている手腕には、学ぶべき点が多々ありました。
明電社は、あなたの「成長したい」という本質的な意欲を、チーム全体で応援する会社です。仲間に恵まれた環境でキャリアをスタートさせたい!という方は、カジュアル面談でお話ししませんか?