こんにちは!Deilloの採用担当です。
前回に引き続き、代表・杉山貴一のインタビューをお届けします。
今回は、Deilloという社名に込めた想いや、これからの展望、そして転職を考えている方へのメッセージをたっぷり語ってもらいました!ぜひ最後までご覧ください!
彩のある毎日を届ける──Deilloという名前に込めた想い
―― 社名変更の理由と、その名前に込めた想いを教えてください
社名を「Deillo(デイロ)」に変更したのは、蒲田本店を閉じるという大きな転機を迎えたタイミングでした。Deilloという名前は、「Daily(毎日)」と「Irodori(彩-いろどり-)」組み合わせた造語で、私たちのビジョンである「彩のある毎日を。」を象徴する言葉でもあり、「彩のある毎日をお届けしたい」という想いが込められています。
家具は衣食住の「住」にあたり、日々の暮らしを豊かに彩るもの。
「人生って楽しい」や「今日はなんだか気分がいい」と感じられるような「実りある彩り」を、家具を通じてお客様に届けたいと思ったんです。変えるべきことは大胆に変え、良いものは大切に継続する──その決断を象徴した社名変更でした。暮らしに寄り添う存在として、お客様にも、そして社員にも「彩り」を感じてもらえる会社でありたいと考えています。
――Deilloは、どうやって“彩のある毎日”を届けていますか?
そのために私たちが選んだのは、価格競争が激しい量販家具ではなく、“高級家具”に特化するという道でした。大手チェーンと同じ土俵で戦うのではなく、専門性の高いスタッフが、上質な家具を丁寧な接客でご提案することを大切にしています。
「ご体感しやすい場所」で「価値ある商品」を「価値ある接客」で届ける──。これがDeilloの戦い方であり、最大のこだわりです。
さらに、Deilloの店舗は空中階(ビルの上層階)にあるにもかかわらず、多くのお客様にご来店いただいています。その理由は、徹底したデータ分析と広告運用による“デジタルマーケティング力”にあります。デジタル上でピンポイントに集客導線をつくり、自社の売上データをもとに広告を改善しながら、新規のお客様との接点を増やしています。
ただ私たちは、今来てくださっている1〜2割の「知っている人」だけではなく、「まだDeilloを知らない8〜9割の人たち」へのアプローチが、今後の大きな課題だと捉えています。そのためにも、メーカー任せではなく、小売である私たち自身がマーケティングをリードする姿勢で、これから本格的に取り組んでいきます。家具業界ではまだ珍しいこうした取り組みを、Deilloの“これからの強み”として育てていきたいと思っています。今後も挑戦を続け、独自の価値へとつなげていきたいと考えています。
「できることよりチャレンジ」──社長が貫くマネジメントの価値観
――マネジメントをするうえで、大切にしている価値観を教えてください
私がマネジメントで特に大切にしているのは、当社のバリューにも掲げている「共存共栄」と「相互利益」という考え方です。これは、社員や取引先、お客様など、関わるすべての人が幸せであることを前提に事業をつくっていくという姿勢です。誰か一人だけが得をするのではなく、関わるすべての人が納得できる結果を目指す──そんな共通の価値観を大事にしています。
さらに、「知的好奇心」と「チャレンジする姿勢」も、私にとって大切なキーワードです。
“できること”よりも、“やったことがないこと”に飛び込む勇気を持つこと。社員にもそうあってほしいし、私自身も現状維持が好きではないので、常に学び続け、レベルアップすることを意識しています。
これまで出店を重ねてきたのも、その一環です。正直に言えば、店舗を出すたびにコストはかかります。しかし、毎年のように出店している家具屋は昨今ほとんどありません。だからこそ、挑戦している姿を見て「元気のいい会社だな」と思ってもらえることもあります。とはいえ、決して勢い任せでやっているわけではありません。
“やるからには、業界のためになることをやり切る”──それが私の信念です。
仕事は、本来ワクワクして楽しいもの。だからこそ、私たちは「100年近く業界に身を置く先駆者」としての誇りと責任を持ち、日々の挑戦を楽しみながら、進化し続けていきたいと思っています。
次の100年に向けたDeilloの挑戦 ──家具という枠を超え、業界全体の仕組みづくりに貢献できる存在に
―― 数年後のDeilloが目指す理想の姿とは?
Deilloは、約3年後に創業100年という大きな節目を迎えます。そのタイミングに向けて、今後3年間で売上を現在の2倍近くに成長させることを目標に掲げています。目標実現のためには、今ある課題にしっかり向き合い、新しい取り組みに果敢に挑戦していくことが不可欠です。例えば、家具のリテール物販事業(KAMEYA KAGU事業)では、まだ接点のない新規のお客様にどうリーチしていくかが大きなテーマです。マーケティングにおいても、これまでになかった集客手法や、メーカーとの新しい協業体制の構築に取り組みたいと考えています。
また、現在進行中のプライベートブランド(PB)については、3年後には立ち上がり、走り出している状態にしたいと思っています。企画から集客、販売までをすべて自社で行い、長年の信頼関係を築いてきたメーカーの皆さんとより密に連携し、より良い商品づくりに挑戦していきます。
さらに、Deilloがこれまで培ってきた「売る力」や「届ける力」──つまり、集客の仕組み、AIの活用、自社開発システムなどのノウハウをサービスとして他社にも提供していく構想もあります。私たちの今までの実践的なノウハウが、他の企業の役に立ち、結果的に業界全体のさらなる発展につながる可能性を感じています。最終的には、複数の企業と連携し、業界の垣根を超えた新しいプラットフォームをつくっていきたいです。 Deilloは今を「第二創業期」と位置づけ、大きな転換期に向けて新たな挑戦を続けています。
そもそも、日本の家具は品質も高く、接客レベルも世界トップクラス。それなのに、なぜグローバルでの存在感が弱いのか──その要因の一つが、「マーケティング」と「ブランディング」の不足だと感じています。だからこそ、将来的にはメーカーとともに“世界を目指す”ところまで進みたい。Deilloならではのアプローチで、業界に新しい風を吹かせていきたいと思っています。
――理想の未来をともに描くために、どんな仲間と歩みたいですか?
Deilloでは今、新しい挑戦を続けています。だからこそ、私たちが最も大切にしているのは「新しいことにワクワクできる人」。今までの自分・やり方をいい意味で否定でき、やったことのないことに果敢にチャレンジでき、変化を前向きに捉え、チャンスだと思える人にとって、ここDeilloは絶好のフィールドになるはずです。業界や業種の経験は問いません。ただし、ITやデジタルに対して柔軟な姿勢を持つ方には、より力を発揮していただける環境があります。現在も一部業務にAIを取り入れていますが、将来的には“リアルタイムAI接客”のような、新しい取り組みにも挑戦していきたいと考えています。
また、営業・バックオフィス・マーケティング・システムなど、それぞれの領域でプロフェッショナルとして活躍し、“Deilloのキーになる人材”にも出会いたいと思っています。まだ誰も成し遂げていないチャレンジにも、臆せず手を挙げられる人。そんな方と一緒に、Deilloの未来を創っていきたいと思っています。変化を楽しみながら、一緒に業界の常識を塗り替えていきましょう。
代表・杉山の理想や挑戦を感じていただけたでしょうか。Deilloはこれからも変化を恐れず、新しい未来を目指して進んでいきます。Deilloに興味を持ってくださった方は、ぜひ一度お話ししませんか?お気軽にご応募をお待ちしています!